我が家の冬の暖房は薪ストーブ、今注目のカーボンニュートラルです。
「燃やして二酸化炭素出しているのに?」
と思いましたが、燃料となる薪つまり樹木は光合成で二酸化炭素から炭素を取り込み酸素を放出しています。
なので燃やして二酸化炭素を出したとしても、それはもともと地球上に存在した二酸化炭素なのでプラスマイナスゼロと言うことなんだそうです。
今年はちょっと寒い冬予報に加えて生まれたばかりの娘もいるので、薪ストーブが活躍する日も増えそうです。
しかし肝心な薪が不足しているので追加購入が必要です。
ここ最近薪ストーブユーザーが増加して薪販売も増えていますが、すぐに準備できるものでもないのでこの時期になると売り切れ続出です。
まだ在庫があるところを見つけましたが長野県の飯島町、自宅から下道で3時間の道のりです。
長野県に行くには標高1,000m程の峠を越える必要があり、この季節積雪や凍結が考えられます。
でも軽トラに新品のスタッドレスタイヤを履かせたばかりなので、その性能をぜひ体感したいと思い、少々遠いですけど注文して受け取りに行くことにしました。
朝6時20分に出発、まだ日は出ていませんが雲ひとつなくいい天気です。
ひとりで気ままに行こうと思ったのですが、助手席には手のかかる「助手」が・・・。
前日から私の行動を察知して、パパどこ行くの?と探りを入れてました。
薪を買いに行くことを告げると、
「僕も行く!絶対起きる!起きる!起きる!起きる!」
と気合を入れて寝ていました。
そして本当にちゃんと起きるという・・・、連れて行かないわけにはいきません。
道路は融雪剤が撒かれていたので愛知県・長野県の境の峠でも凍結していませんでした。
しかし脇道を見ると雪が積もっていたので、帰りにちょっと雪道を試してみようと思いながら先を急ぎました。
道は混雑もなく予定通りの時間に到着できそうです。
現地近くのガソリンスタンドに寄って給油ついでにタイヤの空気圧を増やし、重量物を載せる準備をしました。
そしてこの地域に来た時に必ず寄りたいところに寄ってきました。
よくある田舎のスーパーですが、私の目的はこの中にあるコーヒーショップ、カフェセラードさんです。
ここのコーヒーが美味しく、私の好みです。
「日本で最も美しい村」の珈琲
3,000m級のアルプスの谷間という特徴はあるものの、基本的には何の変哲もないありふれた山里の地域です。
しかしこのコーヒーを淹れると香りに乗ってその景色が浮かび、そしてこのキャッチフレーズが私のハートを鷲掴みにします。
来年はキャンピングカーで来て、この村の絶景ポイントでコーヒーを淹れようと思います。
約束した通りの時間に到着、里山薪工房さんです。
ここからは中央アルプスの空木岳〜南駒ヶ岳〜越百山の連なりがよく見えます。
いい景色です。
広葉樹の乾燥薪は売り切れ今手に入るのはヒノキだけでした。
これを焚き付けから火力が安定するまで使い、そのあとは先日手に入れたナラの薪を使うようにしようと思います。
薪を無事手に入れたので来た道をを戻ります。
さすがに重量物を積載しているので走り出しが重たいですし、2速発進ではなく1速発進なので走り出しはモタつきます。
フットブレーキの効きも落ちますのでエンジンブレーキを使いつつ、より慎重に運転をします。
そして長野県から愛知県に入ります。
このあたりは「愛知県の屋根」、愛知県最高峰の茶臼山があります。
そこに行けば雪道を走れるかも、と期待して茶臼山高原目指して登っていきます。
急坂を登ること10〜15分ほど、そこは別世界でした。
雪道は硬くて所々ツルツルとしています。
アイスバーン一歩手前と言ったところでしょうか。
不用意に歩いていたら滑って転びそうな道ですが、私の軽トラは難なく走り、止まります。
ヨコハマのice GUARD iG91、しっかりと効きます。
しかし今回はただ走るだけで満足してしまいましたが、せっかくだから坂道発進も試してくれば良かった、と後悔しています。
マニュアル車に乗るのも初めてなので、マニュアル車での雪道坂道発進を練習しておかないと、いざと言うとき怖いです。
近いうちに練習しておこうと思います。
ちなみにここにはスキー場があり、今年は雪に恵まれオープンしていました。
生憎、普通の服装で来たのでそり遊びはできませんでしたが、息子は斜面を登って走り降りるだけで満足そうに遊んでいました。
キャンピングカーでゲレンデに来て遊べたら、さぞかし楽しいだろうな〜と思い浮かべながら、でも絶対それを叶えてやるぞと決意して帰宅。
帰宅後は積んできた薪を棚に載せるという重作業が待ち構えています。
何とか載せ終わり作業終了。
これで一冬は越せそうです。
では皆さん、Have a nice day !