#2 伊勢志摩のクルマ旅 ① 〜お伊勢参りに出かけたよ〜

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前回の初めてのキャンピングカー旅から2週間経ち、今度は3月26日〜29日の日程で2回目のキャンピングカー旅に出かけてきました。
我ながらいいペースです笑

今回の行き先は三重県の伊勢志摩。
実は浜松からだと伊豆に行くのとそれほど距離は変わりません。
伊勢湾フェリーを使えば走行距離は伊勢志摩の方が断然少ないです。
でも交通費はフェリー使用の方がかかるので、今回は陸路で行くことにしました。

 

伊勢志摩を選んだのは伊豆と同じく海産物が美味しいことと伊勢神宮をお参りしたかったからです。
伊勢神宮は言わずと知れた日本の神社の中で最も上に立つ神社、正式名称は「神宮」です。
本当は伊勢をつけちゃいけないのです。

東海・関西の人は地理的に比較的行きやすいですが、その他の地域の人からしたらお伊勢参りはどうなんでしょう?
「一生に一度、お伊勢参りをしたい」と言われた江戸時代と、それほど変わらないかもしれません。

 

では今回の旅を振り返ってみます。

 

3月26日(金)

そぞろ神の物につきて心をくるはせ

この日は勤務でしたが16時くらいには粗方の仕事を終わらせ、終業時刻が来るまで時計とにらめっこ。
もう一仕事、二仕事できましたが松尾芭蕉の言う「そぞろ神」に私も心狂わされました、まったく手につきません笑
ダメ社員ですね〜

終業時間になると同時に退勤打刻をし、一切の無駄がないパーフェクトな帰宅をしました。
荷物はすでに当日朝までに積み込み終了、準備は万端です。
18時頃に出発、新東名〜伊勢湾岸道〜東名阪自動車道〜伊勢自動車道を経由して伊勢神宮を目指します。

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【そぞろ神に取り憑かれていたのは私だけではない】

 

刈谷ハイウェイオアシスで思い出の味が過去のものに・・・

1時間ほど走行したところで刈谷ハイウェイオアシスに到着、ここで夕食タイムです。

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【イルミネーションがキレイ、夏の夜の虫のように光に寄ってしまう】

ここを選んだのは「ラーメン横綱」があるから。
このラーメン店は京都発祥で京都・大阪と愛知にチェーン展開しています。
千葉にも出店しているみたいですね。
大学1年の自分にとってラーメンの味は醤油・味噌・塩・豚骨しか知らなかったのですが、ここの「豚骨醤油」のウマさに衝撃を受けて以来、国道1号線を西に向かう旅に立ち寄った店でした。

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【横綱の名に恥じることなく人気は衰えていない】

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【看板メニューの豚骨醤油ラーメン、ネギは乗せ放題】

しかし久しぶりに食べたら、自分の味覚が変わったのか「ん?」と思いました。
美味しいんですけどなんかパンチが足りない・・・
二川にあるお店が家から近いのでよく行きますが、なんか味が違うような・・・

あ、そっか。胡椒かけていない。いや、でもね。

カミさんに聞いてみると、私もそう感じた、と。
私たちの味覚が変わったのかな?
思い出の味は過去のものになってしまいました。
でもそのうち二川の店に行って、今度はちゃんと胡椒かけて食べてみます。

 

このハイウェイオアシスには温泉施設もあります。

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【運転で疲れた体に温泉でリフレッシュ】

今回は急いで出てきたので私と息子はお風呂に入ってきませんでした。
なので2人だけでちょっぴり贅沢にお湯に浸かります。

ここは入場時にリストバンドが渡され、それで館内の買い物(自販機も)ができ、退場時に精算するシステムです。
いちいち小銭出さなくて済むので便利です。

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【4歳児にしていちご牛乳を一気飲み、男だね】

食事も入浴も済ませ、もうこのままここで寝たい!と思いましたが、ここは我慢。
先の日程も考えもう少し先まで進めます。
この日は風が強く、特に伊勢湾岸道は風の影響が出やすい道路です。
時折煽られることもありましたのでしっかりハンドルを握り慎重に走らせました。

 

22時ちょっと前に亀山ハイウェイオアシスに到着、自分で課した「子供の睡眠リズムを狂わせないため22時以降走行しない」ルールを守ることができました。
このハイウェイオアシスは上り線のPA横にあり、下り線の場合は連絡橋で本線をまたぎます。
下り線のPA駐車場でもいいのですがこちらの方がクルマは圧倒的に少なく、と言うより大型トラック2台しかいませんでした。
こちらの方が静かな環境で眠ることができ、上り線の施設には歩いていけるのでオススメです。
今日はここで朝まで眠りにつきます。

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【トラック2台以外誰もいないのでちょっとはみ出ていても無問題】

 

3月27日(土)

亀山サンシャインパークでまず遊ぶ

外は快晴でお出かけ日和。

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【青空に白いボディが映える】

ってもう出かけているのですがキャンピングカーで目覚めると家にいるのと錯覚してしまい、こんな気分になります。

まずは朝ごはん♪

三重と行ったら松阪牛!

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【1杯1000円超の高級牛丼、食べる価値あり!?】

ガイドブックにも載っている名物、楽しみにしていましたが・・・
肉硬い、スジがある、味はいいけど・・・

次からはコチラでいいかな汗

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【こちらなら3杯買えた、慣れた味の安心感もあるし】

このハイウェイオアシス、隣に亀山サンシャインパークという公園が併設されていて、駐車したまま入園できてしまうんです。

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【キレイな大型遊具がドーンとあります】

息子の遊びたい欲求をまず満たしてあげます。
これは前回のクルマ旅での反省点、子供にとっても楽しい旅にするには子供視点での楽しみも取り入れなければいけません。

ちょっとアスレチック要素のある大きな滑り台。
怖がりながらも一度できてしまえばあとはひとりで登っては滑り、を繰り返します。

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こうやって遊びの中で全身を使うことで体が強くなりますし、刺激伝導系がきっと活発になり「運動神経」が養われるのだと私は勝手に思っています。 

伊勢神宮に到着したら先にすること

1時間30分ほど遊んで息子も満足、では伊勢神宮に向けて出発。
ここから伊勢神宮までは約1時間程度です。

道路は混雑もなくスムーズに流れ予定通りに到着。
駐車場は河川敷のB6駐車場に停めました。

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【乗り降りしやすい場所に誘導してくれたオジさん、Thank you !】

お参りする前に腹ごしらえ。
本来はお参りが済んでから「精進落とし」で飲食でしょうが、我慢できませんでした。

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【おはらい町の入り口辺りにあるえび勢さん】

初めて食べた伊勢海老の天ぷら。
身がしまっていてすごい弾力、もはや激カタのグミのよう。
天ぷらはクルマエビぐらいのサイズの方が食べやすいですね、伊勢海老はやっぱりお造りが最高かな?
一度食べて満足です。

神宮までに誘惑が多すぎます笑

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名物・赤福のぜんざい。
ここに来たら食べないわけにはいきません。
今日の記事で扱った食べ物はどれも「う〜ん」な感じでしたけど、やっぱりこれは間違いなく美味しい。
ちなみに赤福の販売地域を調べてみるとおおよそ織田信長の最大勢力時の一歩手前の範囲です、余計分かりにくいわ!ってね。

 

神宮はいつ来ても神聖な場所

お腹も満たされようやくお参り。
普通の神社じゃあまり意識しないですが、伊勢神宮のこの大鳥居は本当にこの世と神域の境に感じます。

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【この先は神様の領域、空気が違う(気がする)】

初詣の時に来たことはありませんが混むんでしょうね。
来てみたいですが参拝するまで何時間も待つのは耐えられませんので諦めます。

まずはお清めから。
新型コロナの影響?手水は柄杓を用いない方法になっていました。

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【顔も汚れてるからね〜、しっかりキレイにしましょう】

私が口をすすいだのを見様見真似でやったのが上の写真。
がっつり洗顔しています笑

境内を歩いていき正宮へ。
このあたりは巨木が多く、この巨木は永年にわたり天照大御神を守っている神々のように見えます。
神話から始まる日本史、そして皇室の原点はここ神宮にあり、その流れが2000年以上も前から続いています。
そんな国は世界中探しても日本しかありません。

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【これより先は撮影禁止】

神宮は式年遷宮というシステムにより、20年ごとに造り替えることで風化することなく受け継がれてきました。
その間、世界は数多くの戦乱、自然災害、飢饉に感染症の大流行もありました。
しかし式年遷宮の思想「変わらないために変える」で数多の国難を乗り越えてきました。
新型コロナウイルスの流行も悠久の歴史から見ればほんの一部に過ぎません。
世の中の無常の流れに争わず「変えること」で「変えたくないもの」を守り通す。
この考え方を自分の人生にも当てはめると生きていくヒントになりそうですね。

おっと、クルマ旅のブログなのに真面目な話に傾き過ぎました。
てことで今日はここまでです。

では皆さん、Have a nice day !