2回目のクルマ旅で道の駅・伊勢志摩において、同じ車中泊を楽しむ同志として心が痛む光景を目にしました。
まず、あれほど言われているのに平気で車外にイスを出し、調理して食事を楽しむ家族がいました。
乗っていたのはバンコン、確かにキャブコンと比べれば車内は窮屈で外で食べたくなってしまうのでしょう。
一応は一番端の駐車場で自車を1〜2m前に出して自分の駐車スペース内で広げていた、つまり他の人の駐車の邪魔にならない「配慮」がされていました。
やはり気にはしていたんでしょうね。
そしてこの道の駅では「車中泊禁止」「宿泊目的での利用禁止」「キャンプ行為禁止」といった禁止の表示はされてなく、写真のような掲示がされているのみでした。
これであれば私の見た一家の行為は許されることになるのでしょうかね。
ちなみにその様子を見た軽キャンおばちゃんが翌朝同様のことをしていました。
このおばちゃんは自分の隣の駐車スペースで行っていたので看板の1の禁止事項に抵触するのでアウトでしょうね。
でも何より心が傷んだのはこの光景です。
おそらくこの道の駅では常態化しているのでしょう。
大きな透明のゴミ袋がわざわざゴミ箱の前にテープで貼って置いてありました。
それだけゴミを捨てていく人が多いってことですね。
そして朝にはテープが剥がれるほどゴミが入れられ、こぼれ出てしまって写真の状態になっていました。
驚いたのはこの状態なのに平気でさらにポリ袋に詰めたゴミを置いていく人がいたことです。
空き缶のゴミ箱の中には想像通り、道の駅の自販機では売っていないアルコールの缶が大量に捨てられていました。
そりゃ毎朝出勤してこんな状態になっているのであれば「車中泊禁止」の掲示をしたくもなりますよ。
私はゴミは捨てず持ち帰るようにしていますが、職員の方にそんなことは伝わる由もなく車中泊をしていた同じ連中だと思われたでしょう。
「みんなやってるから私だってやってもいいよね?」的な発想が結局自分たちの首を絞める結果につながるのですが、それを言ったら車中泊をしている時点で私も同じなのです。
それが歯痒くて・・・。
その罪滅ぼしの気持ちもありこの時は帰りにもう一度寄って、レストランで食事をしました。
なんてことを考えると、RVパークの存在ってありがたいものなんじゃないかって思えました。
キャンプ場より安く利用でき、設備の整っているところもあります。
ちゃんと料金を支払っているので堂々としていられますしね笑
とは言ってもやはり予約なしで気軽に車中泊ができてしまう道の駅の魅力は絶大で・・・。
頭悩ますことですね。
とりあえず道の駅で車中泊する際はJRVAが呼びかけている以下の10箇条は必ず守るようにします。
- 長期滞在を行わない
- キャンプ行為を行わない(椅子やテーブルましてやオーニングを広げて外で調理しない)
- 許可なく公共の電源を使用しない
- ゴミの不当投棄をしない(基本持ち帰る)
- トイレ処理は控える
- グレータンクの排水は行わない(許可なく給水もしない)
- 発電機の使用には注意を払う
- オフ会の待ち合わせは慎重に
- 車椅子マークのところに駐車しない
- 無駄なアイドリングはしない
それに加えて営業時間内に到着できたならば何か買う、ですね。
書かれていることは私にとって何ら無理のある内容ではないので、守ることは容易いです。
しかしまだ3泊程度しかしたことがなく、これが1週間とかなってくると水問題、トイレ問題、ゴミ問題が生じてくるので、3日に1回はそれらに対応できる有料施設の利用をしながら旅を続けようと思っています。
ということで皆さん、Have a nice day !