今日は悲しい1日でした。
新垣結衣さんと星野源の結婚・・・
「逃げ恥」で共演したが為に、我らがガッキーを・・・
ちくしょう!泣
星野源!
心の底から呪(祝)ってやるぅ〜〜〜😭
と今日の午後に悲報を聞き、仕事のやる気ゼロ(もともと10%弱)になりました。
そんな人は絶対私だけでないはずですよね??
はい、気を取り直していきましょう。
昨日は乗鞍岳にベビーキャリアで登山した記事を書きました。
今日は私が登った山の中で最もスリリングだった「剱岳」です。
登山者にとっては認知度100%の山です。
登山をしない人でも映画「剱岳〜点の記〜」を観た人であれば、ものすごく険しい山と記憶しているのではないでしょうか。
一般登山道において剱岳は最高難度の山とされています。
毎年のように滑落事故により命が失われていることからも危険な山ということは間違いないでしょう。
そんな剱岳に登った時の写真を公開します。
まず日付は2019年9月6日となっています、今から約2年前ですね。
この立山駅近くに駐車場があり、そこに車を停めてケーブルカーとバスで室堂まで登ります。
なので下から歩いて登るわけではないので、体力的には楽な登山ですね。
途中にあるミクリガ池です。
ミクリガ・・・みくりさん・・・嗚呼、ガッキー泣
この池の水はガッキーロスで泣いた男どもの涙、1リットルの涙どころじゃありませんわ。
(知らない人のため。「逃げ恥」で新垣結衣さんが演じた役名がみくりさんです。)
この剱岳を眼前にした心境はRPGのラスボス城が画面に現れた時のようです。
ある程度レベルを上げて、「さあ挑戦するぞ!でも負けないかなぁ・・・」って感じです。
写っている劔沢野営場にテントを張り、不要な荷物は置いて身軽になって翌日アタックが正攻法です。
これまでは食材を詰めて山で調理なんてしていましたが荷物が重たくなります。
この登山からできるだけ軽くということでアルコールストーブでインスタントラーメンに食事は変えました。
翌9月7日の未明に起き、いよいよ剱岳アタックです。
もうラスボス城の中核に達し、今から中ボスを倒してラスボスに向かうといったところです。
緊張の連続で休まる暇もなくなってきます。
でも逆に集中力が切れない(切ることができない)のがいいのかもしれません。
そして山頂直下に核心部分であるカニのたてばい、これを登ればラスボス攻略です。
雑誌などではめちゃくちゃ怖い場所のように書かれていますが、ちゃんと杭が打って足場は確保されていますし鎖も張り巡らされています。
ちゃんと足場を確保して鎖に頼りすぎず、でも安全のためにちゃんと掴んで確実に歩を進めれば大丈夫です。
注意すべきは気を緩めないことです。
カニのたてばいを過ぎればもう山頂です。
ラスボス退治と違い、登ったら自分の足で下らなければ攻略となりません。
実は登山って登りよりも下りの方が滑落事故が多いんです。
剱岳は山頂直下にカニのたてばいがありましたが、実は下りルートにはカニのよこばいという難所があります。
こちらの方が断然怖いです。
先頭の方の行く先で一旦下に下りなければいけないんですが、足場が目視できないんです。
伸ばしに伸ばした足先に足場が触れるまで不安でしょうがありません。
背の低い人ではもっと怖いのではないでしょうかね。
そこそこ険しい山の核心部分レベルの難所が1時間ほど続きます。
それが剱岳登山の特徴ですね。
で野営場に戻り勝利のビール、これが美味いんです。
登山では早め早めの行動が大事。
私は遅くとも14時以降には歩かず、テント周辺で過ごすようにしています。
普段なら何か活動しているのにぐうたらする、昼間からビール飲んで。
お金ではなく「時間」を贅沢に使う。
これがアウトドアの魅力だと私は思っています。
日が落ちる前に夕食を済ませ、暗くなり切る前に眠りに就きます。
そして2〜3時頃起床が山時間です。
アップした写真の解像度じゃわかりづらいですね汗
剱岳登山の帰りは別山乗越から別山を登り、真砂岳、富士ノ折立を通り、立山最高峰の大汝山、そして主峰の雄山と繋いで室堂に下ります。
剱岳を登った後だとこちらは何の緊張もない消化試合のような感覚です。
山を下りマイカーのところまで戻り登山終了です。
私は下山後に平地から登った山を見るのが好きです。
「あんなところ登ったのか〜」
って思って眺めるんです。
一般登山道において最高難度の剱岳に登ったので、
「来シーズンは槍ホだー!」
って期待を胸に19年シーズンを終えました。
しかし20年シーズンは来ませんでした・・・
今年こそどこか登れるといいんですけどね。
山の写真を見ていたらガッキーロスが和らぎました。
これからは吉岡里帆さん1本に絞ります。
星野源、どんぎつね吉岡さんに手を出すなよ。
では皆さん、Have a nice day !