皆さんこんにちは、シンです。
私、8月14日〜22日の9日間が夏休みでして、当初の予定では栃木県の那須岳、福島県の磐梯山、安達太良山にでも登りながら会津若松、喜多方と福島観光を考えていました。
しかし予想された天気予報ではずっと雨。
実際は本当に「今まで経験したことがない」の形容詞が妥当なほど大雨になってしまいました。
(この大雨で被害に遭われてしまった方々には心よりお見舞い申し上げます。)
そして今、私は予定を変更して北海道にいます。
北海道行きに変更するまでの経緯
ということで予定を変更するために緊急の家族会議を開きました。
我が家の意思決定方法は、
- 私が方針を示す
- 財務省であるカミさんの許可を得る
- 最終決定権者の息子の許可を得る
という流れです。
そもそも初めから「キャンピングカーでの初めての夏は北海道に行こう!」と夫婦で決めていました。
しかし息子の
「遠いと遊べないからイヤ、近いところがいい。」
の言葉によって夢の北海道旅行は消滅して、福島旅行になりました。
でもこの天気により、消えた望みに火が灯りました。
まずはカミさんを説得。
雨降ってて遊べないんじゃつまんないよね〜、北海道は晴れらしいよ。
北海道は晴れらしいよ。
北海道は晴れらしいよ。
・・・
もともと北海道に行きたがっていたカミさんを落とすの簡単でした。
フェリー代をどうやって払うかは有耶無耶にして。
遠いのはイヤと言っていた息子。
やはり北海道、と言っただけで「イヤ!」でした。
しかし相手は4歳児。
私は二択を迫りました。
「近いけど雨降りで全然遊べない近いところ(福島)」
「遠いけど晴れてていっぱい遊べる遠いところ(北海道)」
どっちがいい?
息子の答えは「近いところ。」
No ! そっちじゃない。
質問が難しすぎたか。
ではもっと簡単な二択にしよう。
「『晴れてて遊べるところ』と『大雨で全然遊べないところ』、どっちがいい?」
息子「遊べるところ〜!」
よし、陥落。
行き当たりばったりの北海道旅行スタート
そんなやりとりをして8月12日に行き先を急遽北海道に変えたのであります。
行き方も青森、大洗、仙台、新潟、敦賀(舞鶴)ありましたが、一番コスパが良さそうだったのが新日本海フェリーの新潟航路。
これで北海道に渡れば8月15日(日)の4時30分に小樽に到着できます。
運よくフェリーの空きがあり、部屋を確保。
これでとりあえずは北海道に渡る手段は何とかなりました。
北海道で何するかは行ってから考えればいいと。
そして何よりつい最近タチコマン(id:otoyan191)さんが北海道に行かれていたので、困ったらそのルートを真似ればよい、と。
フェリー乗り場の新潟へ向かう
8月13日(金)
いつも通り仕事を定時で切り上げ、急いで家に帰り荷造りし、19時30分に出発。
しかしこの時点で長野県も深刻な大雨の状況が予想され、妙高あたりで通行止めとか起きるのではないか?と疑いました。
なので多少遠回りにはなりますが、新東名〜圏央道〜関越道経由で新潟に行くほうが確実だと直感。
結果は私の読み通り、妙高で通行止めが発生していました。
浜松からずっと走らせ、谷川岳PAで仮眠。
8月14日(土)
外は弱いながらも雨が降っていました。
ここには写真の通り谷川岳に育まれたミネラルウォーターが贅沢にも溢れ出ています。
(この存在を知ったのもタチコマンさんのブログからです)
この水でお湯を沸き、朝のコーヒーを淹れるのに使いました。
すっごくまろやかな水で美味しい!
もっと汲んでおけばよかった、と後悔するぐらいのいい水でした。
新潟に到着、本州脱出へ
新潟に移動すると雨は小降りになりました。
風もないので問題なくフェリーは出港できそうです。
11時から乗船開始し、P号をフェリー内部へ。
この瞬間がたまりませんね。
今回取れた部屋はステートAツイン、これまたタチコマンさんと同じです。
ホントは娘がハイハイできる和室が良かったんですが空いていませんでした。
これで16時間30分船で寝ながら過ごせば北海道!
時間はかかりますがフェリーの旅は楽ちんです。
なんせクルマを運転しながらでは飲めないコレも飲めます。
まだ新潟ですが気分はもう北海道、これから旅の始まりです。
では皆さん、Have a nice day !