キャンピングカーのP

クレソンジャーニーで旅するブログ

轢かれかけてSHARE the ROAD について考えてみた

皆さんこんにちは、シンです。

昨日は作曲家のすぎやまこういちさんの訃報がありました。
ドラクエ世代の私にとって彼の音楽は自分の成長の軌跡のBGMでもあります(ちょっと誇張しすぎたか)。
なので東京オリンピック開会式の選手入場時に「ロトのテーマ」が流れた時は感動のあまり涙が流れました(これは本当)。

今日の朝のFMでもこのニュースと管弦楽団によるロトのテーマが流れ、改めて素晴らしい楽曲だと思いました。
ただ今日ばかりは管弦楽団ではなく、ファミコンの8ビット版で流してほしかったかな?
偉大なる音楽家・すぎやまこういちさん、慎んでご冥福ををお祈りします。

SHARE the ROAD について考える

さて今日のテーマは「SHARE the ROAD」

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【BICYCLE CLUBより】

日本でも自転車専用通路が整備され始め、特に2020年からは新型コロナ対策として東京23区で自転車での通勤・通学促進のため整備に力を入れているようです。

なぜこのテーマについて書こうと思ったかと言いますと、実は昨日2回ほど轢かれかけまして。
SHARE the ROAD とはBICYCLE CLUB という自転車雑誌が言い続けているキーワード(だと思います)。
道路は自動車だけのためではない、もちろん自転車だけのためでも。
道路を使うすべての人が快適・安全に使えるための合言葉が「SHARE the ROAD」です。
自転車乗りであれば誰もが望む社会です、しかし我が国においてその実現はまだ課題が山積です。

そこで昨日2回も轢かれかけた体験から、SARE the ROAD について考えてみたいと思います。(決してどっちが悪いという内容ではありません)

轢かれかけた理由①:ドライバーの前方不注意

まず私からみた自動車ドライバーの印象です。
1回目は75歳以上と思われる高齢女性。
彼女は脇道からちゃんと停止線で一時停止をし、幹線道路へ左折して出ようとしていました。
しかし右側だけ確認して左側、つまり私のいる側を全く見ずに見切り発車をしていました。
幸い一時停止からの徐行レベルの速度だったので接触することはありませんでした。
私を見つけた時の彼女は非常に驚いて急停車、済まなそうな表情を浮かべていました。
もしかしたらブレーキを踏んだのではなく自動ブレーキが作動したのかもしれません。

2回目は40代くらいの男性。
彼は幹線道路の信号が赤になったのでおそらく脇道(幹線道路に対して左斜め方向)に入ってショートカットしようとしたのでしょう。
スピードをあまり落とさずに脇道に進入しようとしたところ横断中の私に気づき、慌ててブレーキ。
もう衝突やむなし!こうなったら抑えるしかない。
クルマのボンネットに足をかけて停めてやりました。
あ、静岡県民特に西部地方は話を誇張する傾向があるので半分程度に受け止めてください笑
ちなみに静岡県出身で最も誇張しすぎる人はこの方です。

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出典:Sony Music Artists Inc.

どちらもドライバーは前方不注意であり、自転車の私を認識していませんでした。
1回目の時は高齢女性が左側をまったく目視していないのに気づけたので、私も気をつけて減速して事なきを得ました。
2回目に関してはもはや自転車側では回避できません、クルマが止まってくれるのを祈るばかりです。

よく高齢ドライバーの危険性が槍玉に上がりますが、だからと言って若い人が安全運転かというと違います。
どの年代、性別、運転歴でも注意力を欠けば事故を起こします。
衝突被害軽減ブレーキをはじめとした運転支援システムはドライバーだけでなく道路を利用するすべての人の安心に繋がります。

轢かれかけた理由②:夕暮れ時

2回とも帰宅時に起きたことで夕日が沈む直前・直後の夕暮れ時でした。
この時間帯は突出して事故が多い時間帯です。
政府広報オンラインにそれを示すグラフがありました。

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時間帯別の死亡事故件数(平成28年~令和2年合計)

そして月別で見ると10月〜12月が多いようです。

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月別の死亡事故件数【薄暮時間帯】(平成28年~令和2年合計)

このグラフを見ると日没時間との相関があるのは確かで、感覚的に「日没早くなったな」と感じる頃から事故が急に増えています。
また暗くなってくると家路を急ぎたくなるのも人情、そんな気の焦りも影響するのでしょう。

私が轢かれかけたのも10月の17〜18時、まさしくデータが示す通りです。

轢かれかけた理由③:暗い服装

ここからは私側の要因を書きます、一方的にドライバーの非ばかり書くのはフェアじゃないですからね。

この時の私の服装は紫のTシャツに黒い短パン、黒い靴、黒いメッセンジャーバッグ、黒いヘルメット、そして夏に遊びまくったとすぐ分かる焼けた肌。
全身暗色系です。
自転車は淡い水色なので暗くはありませんし、ライトも点灯していました。

それでもドライバーにとって一番目につくのは人の体ですからね、暗色系を纏っているのは事故リスクを高めます。

反射材を効果的に使用すること、点灯用のライトと点滅用ライトの併用など、ドライバーに認識されやすい工夫が大切です。

轢かれかけた理由④:左側通行をしていなかった

これが私の一番いけなかった要因です。
「普通自転車歩道通行可」の標識がある歩道だったので一応右側の歩道を自転車で走行しても問題はありません。

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普通自転車歩道通行可の標識

しかし自転車は左側通行が大原則です。
信号のタイミングが合わなくて仕方なく右側通行って自転車ではやりがちですが、それを自動車でやったら紛れもなく逆走でネットに晒されます。
この標識があったとしても左側通行をしっかり守る、それが今回の反省点です。

とは言ってもいくら自転車が左側通行を遵守したとしても、歩行者は右も左も自由に歩けるわけですから今回の事例のような前方不注意は言語道断、歩行者を轢きます。

SHARE the ROAD の前提は交通ルールを守ること

今回自分が轢かれかけた理由を書いてみました。
実際はもっといろんな要因で事故は起きているでしょうが、要は交通ルール、マナーが守られていないからです。

自転車の場合、自分も含めてですが左側通行が守られていない人の多いこと。
そして夜の無灯火走行、後続車両に存在を知らせるための反射板をつけていないこと。
スマホ操作どころかずっと画面を見て運転している人。
ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンで外の環境音をシャットアウトしている人。
傘さし運転などなど、挙げればキリがないです。
自転車に乗って公道を走るということは、やはり定められたルールを守ることが前提です。

SHARE the ROAD は相互理解が大切

そんな自転車乗りは「危ない」と思われて然るべきですが時に自動車ドライバーから
「交通の邪魔だから車道を走らずに歩道を走れよ」
と思われることもしばしば。

でもこればかりは考え直してもらいたいです。

まず自転車は車道の左端を走るよう決められているので、「普通自転車歩道走行可」の標識がない限りは車道を走らなければいけません。
なので歩道を走れ、は道交法違反をしろと言っているようなものです。

仮に幅1mに満たない側溝もある歩道、あそこを自転車で走るのは非常に危険です。
アスファルトの端は起伏がひどく、タイヤのサイドウォールに接触するほどのところもあり、そうなると自転車は転倒します。
目の前の自転車乗りがいきなり車道側に転倒したら・・・頭を踏み潰してしまうでしょうね。

また「普通自転車歩道走行可」標識があっても、それは許可されただけで矯正されているわけでもありません。
あくまで自転車は車道の左端を走るものなのです。

そしてスポーツ自転車は段差にめっぽう弱いのです。
パワーロスがないようにスポーツ自転車は高剛性に作られています。
いくらカーボンフレームやクロモリフレームは振動吸収に優れていると言っても、ちょっとした段差で手が痺れるほどの衝撃です。
例えて言うならばメジャーリーガーの豪速球をバットの根元で打った時の衝撃です、残念ながらその経験はありませんが。
だから段差の多い歩道側は正直走りたくないのです、そして申し訳なく車道の左端を走るのです(本当は堂々と走っていいのですが)。

「自転車が邪魔」と思う人は是非とも自転車側の体験をオススメします。
立場が変わると見え方も違ってきます、相互理解こそがSHARE the ROAD を広める上で大切なことだと思います。

それこそ国会議員など行政側の人には率先して体験してもらいたいですね。
選挙の時だけ自転車で走って庶民派をアピールするのはもう結構ですから。

 

と珍しく真面目なことを書きました。
昨日の今日だったのですごく慎重に走りました、もちろん左側通行遵守です。

それでは皆さん、Have a nice day !