皆さんこんにちは、シンです。
昨日は道の駅 おばあちゃん市・山岡で車中泊して、今日は恵那市〜中津川市を観光してきました。
まず向かったのは岩村城跡。
ここは日本三大山城の一つで、江戸諸藩の中で最も高いところに築かれていたお城です。
明治の廃城令で城は取り壊されましたが、石垣などの遺構は現存しておりとても見応えがあります。
登城口から本丸跡まで140mの標高差がありますので、覚悟して城攻めしてください。
足腰弱い方は本丸近くにも駐車場があるので、そちらに停めれば楽々この六段壁を見ることができますよ。
そのあとは岩村城下町を散策。
ここは2018年にNHK連続ドラマ小説「半分、青い」の舞台となった場所です。
永野芽郁さん主演のこのドラマ、見ようと思ってはいたのですが全然見ていません。
見とけばよかった・・・。
そんな岩村城下町は古い街並みの中で今も生活を営んでいらっしゃいます。
私的にここの名物は日本酒とカステラですね。
日本酒は岩村醸造の「女城主」です。
岩村城といえばおんな城主・おつやの方の物語が有名です。
って余程の歴史好きかこの辺りに土地勘がある人じゃないと知らないですよね。
この岩村醸造で「あま酒ソフトクリーム」が販売されていたので、迷うことなく購入。
よく分からなかったですが、確かに普段のバニラ味やミルク味ではない、言われてみればあま酒の味がするかな?
冷たいあま酒を飲んだことがないのでイメージ湧きませんでした。
しかしそれは置いといて、このあま酒ソフト美味しかったです。
200円と安いのでお試しにどうぞ。
そしてカステラ。
岩村醸造さんの向かいに(有)松浦軒本店があります。
カステラでなくカステーラですね。
寛政8年(1796年頃)の創業だそうで、そんな時にこんな山里でカステラが作られていたなんてビックリです。
何でも岩村藩医が長崎へ医学を学びに行った際にカステラの作り方を教わって持ち帰ったのが始まりです。
この岩村藩、小藩ながら全国で15番目の藩校を設立するなどなかなか勤勉な藩だったようです。
江戸時代の有名な哲学者(儒学者)である佐藤一斎、そして女子教育の先覚者で実践女子学園の基礎を築いた下田歌子もここ岩村の出身です。
さてそのカステラ、お手本の長崎カステラはしっとり甘く進化を遂げていますが、ここのは200年以上前の製法を守り続けています。
なので当時のカステラの味、を再現しているのは本家長崎よりもきっとこちらでしょう。
なので長崎のカステラのイメージで口に入れると戸惑います。
ボソボソしてる、口の水分持ってかれる、しっとり感がない。
でもそれがいいんです、だって当時の味を楽しみたいのだから。
昼食を済ませた後は今回の旅で一番の目的の場所へ。
それが中津川市にある恵那神社、娘の名前に関連しているので行ってみたかったところです。
1歳になったのを契機として今回参拝してきました。
左側の太い方が夫杉、右側が婦杉です。
良縁結び、子宝祈願、安産祈願といったご利益があるそうです。
私はもう足りてるので杉の木には触れないようにしました。
ちなみにこの恵那神社の神額。
渋沢栄一、と書かれています。
そうなんです、ここ中津川の発展にもあのお方は強く関わっています。
本当にいろんなところで名前が出てきます。
一万円札の人になるには小者すぎるんじゃないか、と思った無学な自分を大いに恥じています。
この神額、つい最近作り直したようですね。
できればオリジナルのものが見たかったです。
そしてお次は苗木城跡。
こちらは恵那山の絶景スポットです。
この中津川から眺める恵那山が一番キレイに感じます。
先程の恵那神社の御神体は恵那山なので、この山全てが神様なわけです。
この地域の文化そのものと言っていい恵那山です。
「恵那山トンネル」を通過するときは神域にいると意識しましょうね。
(今回の城郭、神社についてはもっと書きたいことがありますのでそれぞれ別記事で書く予定です。)
とこんな感じで恵那市、中津川市の歴史に触れる観光をしていました。
今日は中津川市の道の駅「きりら坂下」で休憩しています。
明日もう少し観光してから帰宅します。
では皆さん、Have a nice day !