電光石火のSUP進水式敢行

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皆さんこんにちは、シンです。

早速ではありますが6月8日にSUPの進水式を敢行して参りました。
購入を決めてから3日というスピード、猪突猛進型の私と日本の物流システムが織りなす業です。

ということで今日の“シン”記録は「初めてのSUP?」についてです。

プロローグ

本当はその日仕事だったんですが、前日の7日の午後から頭痛、吐き気がひどくて。
「つわりか?」と思いましたが思い当たる節がない、子宮もない。
翌日になっても症状が続いて、朝上司に休む連絡するのも億劫です。
ならば予め年休をいただいて静養日にしておこう、と。
仕事は定時にあがり、頭痛に耐えながらクルマを運転して家に帰りました。

【明日も快晴かな?】

家に帰っても頭痛がひどく、満足に夕食も食べられませんでした。
私が食べられないというのは重症です、コレは本当にやばいかも?

つらかったので21時前にロキソニンを服用しました。
テレビではアマプラで井上尚弥とドネアの試合。
モンスターの圧倒的な強さの前にレジェンドは為す術なし、2Rで勝負は決しました。
そしてモンスターはロキソニンの効果出現にも勝るスピードでした、恐るべし。

そして8日。
すこぶる調子が良い。
頭痛も吐き気も吹き飛び、外も快晴。
どうやら想像妊娠だったようです。

せっかくの休み、どうしよう?
そうだ、SUPしよう!

向かうは「海の湖」か「川の湖」か

急遽決まったSUPの処女航海、しかし私マリンレジャーってほとんどしたことがないので知識がありません。
ちょっと調べてみると、なにやらSUPとサーフィンの間には軋轢がある?ような情報が出てきます。
波のルールを知らずに邪魔して揉めるのは避けたいところです。
まあいきなり白波が立っているところなんて怖くて行けませんけど。

となると向かう先は湖です。

私の住んでいる浜松市には浜名湖という大きな湖があります。
しかし浜名湖は海とつながった汽水湖で「海の湖」です。
なので当然ながら潮位の変動や潮流があり注意が必要となります。
特に海と唯一つながっている今切は幅200mと狭く、そこで毎日4,000万tの水が出入りしているので、潮の流れが半端ないようです。

さらに浜名湖にはアカエイという猛毒を持ったエイが泳いでいます。
こいつの毒が体内に入ったら一大事です、おぉ怖ゎ〜・・・。

浜名湖は風光明媚で良いところですが、ちゃんとした知識と装備で臨まなければ大変危険な場所です。
今の私にそんな知識も準備も持ち合わせていないのでデビューの地(池?)から除外します。

幸い我が家から20分ほどのところにダム湖があるので、今回はそちらの「川の湖」で遊ぶことにしました。

【近いうちに行くから、待ってろ浜名湖!】

さあ進水式だ

パジェロミニのトランクにFreeinのSUPがピッタリ収まります。

【立てれば2枚運搬可能】

進水式の舞台は「いなさ湖」です。
都田川に造られた都田ダムによってできたダム湖がいなさ湖です。
ちなみに浜名湖も都田川の一部なんです、なのでいなさ湖と浜名湖は兄弟湖でもあります。

【さっそく準備を始める】

さあボードを膨らませよう、って電動ポンプ忘れた汗
仕方ない手動で膨らますか。
シュポシュポと10分で推奨圧14-18psiの範囲内、15psiまで入れました。

【15psi、っと】

【大体同じくらいの長さ】

一応看板にルールが書かれています、とにかく迷惑行為はしないことです。
私の他に数人いましたが皆さん釣りをされていました。
モーターボートであればエンジンではないのでOKということなんですかね。

【禁止はされていません】

駐車場から湖岸までは50mほどの下り坂、ボードを持って歩いて移動です。
フィンは外に向けないで自分の方へ。
昨日Youtubeで学びました。

いよいよ進水の儀です。
御神酒には「清洲信長 鬼ころし」をチョイス。

【コンビニで一番安いお酒を選んだ】

船首あたりにチョロチョロ〜とかけ、これからの安全を祈願しました。
飲んだらバチが当たるようなので飲むのは我慢しました。

【ついに水上にボードが浮かんだ】

SUP難しいよ〜

いよいよ人生初めてSUPをやります!
水面に浮かべて、後ろのフィンが底につかないことを確認して、いきなり立たずに座って乗る ←Youtubeで覚えた

ここまでは難なくできました。
でも立つのが難しい、というか怖い。
立てるんです、立てるんですけど不安定で落ちそうで怖い。
何が怖いって防水ケースに入れていないiPhoneを水没させるのが怖い笑

というのは冗談(半ば本気)で、漕ぎ出そうとするとバランス崩れてフラフラします。
とにかくブレないようバランスを取るので、体幹の筋肉を半端なく使います。
ライフジャケットつけているので落ちても大丈夫なんですが、水がそれほどキレイじゃなく見えるので、それもまた不安を煽ります。

何かあっても助けてもらえなさそうな環境であることも不安の一因。
よし、SUPは誰かと一緒に来てやることにしよう、もしくはもう少し人がいるところで。

とりあえず座って岸に戻ります、もはやSUP(Stand Up Paddle)の「SU」はできていないので、「P」だけです。
ブログタイトルにうまく収まりました笑

次の一手、インフレータブルカヤック

このFreeinのSUPの良いところは、標準でイスがついていることです。
イスをつけるとインフレータブルカヤックに早変わり。

【座ってだったら大丈夫】

写真では背もたれが前屈してますがちゃんと背もたれがあります。
パドルもSUPの時は片方のみ、カヤックにするときは両端がパドルになるように取り付けます。

再び出航!
左右に多少は振れますが安定しています、これなら大丈夫。

【水面に浮かんで気持ちいい!】

ではこのまま都田川の上流に向かってパドリングします。
しっかり漕げば歩くより早いスピードで進みます、早歩きぐらいのスピードでしょうか。

【橋の下をくぐるというのも新鮮】

ボートで釣りをしている人を横目に一心不乱に漕ぎ続けます。
ダム湖の始まりが見えてきました。

【あの先から川音が聞こえる】

【川に到着(今までも川だが)】

普段見ている都田川はダムの下流で、そんなにキレイには見えません。
しかしここは清流と呼んでいいくらいキレイです。
都田川がこんなにキレイだなんて知りませんでした。

【透き通った水】

水がキレイだと生き物もいます。
写真撮れませんでしたがオニヤンマがドンブラコと流れていました。
あれは何してたんだろう?

【亀さんが日向ぼっこ】

【なんて魚?ちらほら泳いでいました】

【戻ってきました】

1時間45分くらい漕いでいました。
カヤックの難点は何がなんでも漕いで元の場所に戻ること、ですかね。
自分の体力が全てです。

結局立ち漕ぎの練習はほとんどしませんでした、SUPをしたと言うよりカヤックをした、が正しいでしょうね。
ま、どちらでも楽しければいいかな?
水に落ちても気持ちいいくらい暑くなった頃に立ち漕ぎの練習をします。

【ああ楽しかった】

エピローグ

進水式を無事終え、家に戻ったのが12時。
こんなに充実した午前中、なかなか過ごせません。
SUPはウッドデッキで干して、次回に向けてしっかり乾燥させます。

【お手入れはちゃんとね】

このFreein のSUP、3万円程度で購入しました。
あまりに安いので大丈夫か?と疑っていましたが、何も問題なく使うことができました。

まだ1回しか使っていないですし、高級ボードに乗ったこともないので、実は値段相応なのかもしれません。
でも私にとっては十分過ぎるくらいのものでした。

しばらくは休みの度に乗ってて、キャンピングカーの旅に出なくなるかも?
それはないか笑

カヤックとして座って乗ってる限り、よほど転覆もしなさそうです。
それならばアカエイのいる浜名湖でも大丈夫かな?
次は浜名湖で挑戦です、もう少し知識を蓄えて。

それでは皆さん、have a nice day !