浜名湖をちょこっとだけ横断

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皆さんこんにちは、シンです。

今日の“シン”記録は浜名湖でSUP(立たないけど)に乗った話です。

息子を連れて浜名湖へ

6月12日、朝起きたら雲ひとつない快晴。
天気予報を見ても午前中は風速1〜2m、SUP日和です。(いつの間にか自分の中で快晴は「SUP」日和になった)

息子に「ボード乗る?」と言うと嬉しそうに「うん!」と。
いつもは寝起きグダグダの息子がテキパキ、食事の時はカミさんの横が定位置なのに珍しく私の横に座る。
現金なヤツです笑

準備をしたらいざ浜名湖、って10分で到着です。
出艇場所は前日に下見した都田川下流です。
釣り人がそこそこいて、SUPをやっている人もいます。

【初浜名湖です、ドキドキ】

今回は電動ポンプ使用で楽々インフレートです。
まず息子を乗せ、そしてその後ろに私が座ります。
130kgまで安全に乗ることができる設計のこのボード、大人と子どもが乗ったぐらいではビクともしません。

今回のミッションは「息子を楽しませること」
一度で嫌な思いをさせたら後が続きません、いかに「楽しかった!」と思わせる事ができるかが重要なポイントです。

パドリング開始。
自分の脚の間に息子がいるので少しパドリングがしにくいです。
しかし子どもが自分の懐にいながら遊ぶというのは、親にとっては充足感が得られるものですね。
息子も嬉しそうです。

着替えや飲み物は「防水の袋」に入れて、前方のバンジーコードに挟みます。
・・・ドライバッグ買わなきゃ。
準備が遊びのスピードに追いつきません笑

【ゴミを運んでいる訳ではありません】

陸から離れるとちょっと不安

掌のような形をした浜名湖、右手の掌を自分に向けて見た時に人差し指に当たる部分を引佐細江(細江湖)と言い、そこが今いるところです。
東名高速道路の浜名湖SA近くの橋で隔てられた北東側の場所です。

【左に舘山寺、右に浜名湖SA】

このあたりに来ると水面は波打ち、浜名湖が海とつながっていることを実感できます。
横向きで波を受けるとボードが傾きちょっと怖いです。

よくよく考えたらこんな陸から離れた場所で遊んだ事がありません。
足もつかない湖のど真ん中で落ちたら死んでしまわないだろうか?
なんせ私はカナヅチです。
不安に感じますが回数重ねて慣らしていくしかないですね。
それでも湖上から眺める景色は素晴らしいです。

【湖北方面の山が美しい】

もう少し先まで行こうかと思いましたが、息子を乗せた状態では無理な姿勢でのパドリングだったので疲れました。
息子も「疲れた〜」ってお前何もしてないだろ。

近くで着陸できるポイントを探します。

【こんな感じで二人乗り】

【あの辺りで着陸しよう】

【無事陸に上がれました】

畳んで背負えるのが魅力

トータル1時間ぐらい漕いでいました。
あくまでインフレータブルSUPなので、カヤックとしての機能はおまけ程度です。
ちゃんとしたカヤックであればもっと安定していて、推進力も違うんでしょうね。
でもこのインフレータブルSUPの良いところは「背負えること」です。
空気を抜いて折り畳み、収納袋に入れます。
収納袋はザックのように背負えるようになっています。
重量は約10kg、背負ってみるとそれほど重くありません。

【息子撮影、なぜかポートレートモード】

戻りは電車を使って楽チン♪

これを背負ってクルマまで?

いやいや、向かった先は西気賀駅です。

【天竜浜名湖鉄道 西気賀駅】

実は今回、クルマまで電車で戻る算段で計画を練っておりました。

と言うのもブロ友のTegoood(id:tegoood)さんに、

「終点に自転車だけ置いて、車で始点に行ってそこからSUPで出艇。終点着いたらSUP置いて自転車で車に帰る。その後車でSUP回収。」

と、遊び方を教えてもらいました。
それで浜名湖のどこに自転車を置いておこうかと考えました。
でもよく考えてみると天竜浜名湖鉄道は湖北沿岸を走っているので、自転車じゃなくて電車に乗って帰ることが可能じゃないか、と。

これの良さは、

  • 体力その時の状況に合わせて、予定した駅より近くor遠くの駅に変更できる
  • 帰りの自転車を漕ぐ体力は気にしなくていい
  • サイクルキャリアを準備しなくていい(コストが安く済む)

です。
今回は東名高速道路の橋を越えて浜名湖佐久米駅まで行こうと思っていました。
しかし実際やってみるととても体力が持ちませんでした。
寸座駅までもが遠く感じられ、結局は一番近い西気賀駅となりました。

自転車を置いていたらそこまで行かなければいけませんからね、自身の体力を過信せずに計画を練る事が大切です。
でも人力で完結するというのも非常に魅力的なので、いつか挑戦してみようと思います。

【今回の経路】

SUPを片付けが終了した頃、東へ向かう「ゆるキャン△」列車が走り去りました。
ローカル線はだいたい1時間に1本が相場、天浜線も例に漏れません。

仕方ないので西気賀駅で45分ほど待ちぼうけ。
私たち以外誰もいません。

【駅舎で寝っ転がって待ちます】

【来たのはエヴァ列車】

【気賀駅で降ります】

乗ったのは1区間で¥200、息子は未就学児で無料です。
とても安く済んだ遊びでした。

せっかく気賀駅に来たので大判焼きでも食べましょう。

【ゆるキャン△登場で人気上昇の藤田屋】

【1個¥140、素朴な美味しさです】

息子を楽しませるミッションは成功!

気賀駅から駐車場までは200〜300mなのでほとんど歩かずに済みます。
この電車に乗って戻ってくる作戦は最高ですね。

水遊びが好きで電車が好きな息子から

「休みの日にまたやろうね!」

と最大級の評価をもらいました笑 カラダガモタナイ
ミッションは大成功でよかったです。

【スタート地点に戻ってきました】

昼食はマックですいかフィズとカルピスシェーク。
すいかフィズはスイカバーを溶かして炭酸で割ったような味です。
カルピスシェークはまあ普通に美味しいです。

【季節限定なのでとりあえず注文】

浜名湖で遊ぶのは楽しい!

遊んだら片付けです。
浜名湖は塩水なのでしっかり落とさないといけません。
中性洗剤で洗って乾かして次に備えます。

【これだけがちょっと面倒です】

こんな身近なところで楽しめるのに、今まで私は何をやってきたんだ・・・
時間を無駄にしてきたようで悔やまれますが、人生これからの息子が5歳で楽しさを知る事ができたのは良かったかな、と。

天浜線を使うことで出艇場所に戻らなくて済み、航路の自由度は上がります。
こんな事ができる湖は調べてみたところ他に琵琶湖と宍道湖くらいかな?
また天気が良くて予定のない休日にやろうと思います。

それでは皆さん、Have a nice day !