皆さんこんにちは、シンです。
昨日、ツインメッセ静岡で「ふじのくにキャンピングカー&アウトドアショー2022」が開催されていたので、くるま旅クラブのプレミアム会員特権(入場無料)を振るいに行ってきました。
入場には長蛇の列ができていました。
並んで待つのが嫌いな私たちは、行列がなくなるまで向かいのイトーヨーカ堂で昼食を購入していました。
で、行列が掃けたの確認して入場。
全体をぐるりと回ったらお昼休憩でP号に戻ります。
いつもの如く予約炊飯でレトルトカレーです。
さてお腹も満たされたので、心穏やかに見て回れます。
今からは私が見て「いいなぁ〜」と感じたキャンピングカーを紹介していきます。
私はナッツRVのクレソンジャーニーに乗っているので、今回はナッツRV以外のビルダーのキャンピングカーに焦点を当てて見ました。
JAMES BAROUD
まずはキャンピングカーではなくルーフトップテント、JAMES BAROUD(ジェームス・バロウド)です。
キャンピングカーに乗る前はデリカD:5に乗っていたので、これを購入していればこのような感じになっていたでのでしょう。
ルーフトップテントと諸々オプション(オーニングなど)含めて80万円くらいと言ったところでしょうか。
大人2人が悠々横になれる広さがあります。
ルーフトップテントを載せられるクルマを所有している人にとって、最も低予算でクルマ旅仕様にできる装備です。
デリカやジムニーといった走破性の高い車にこれを載せておけば、どんなところでも睡眠スペースを確保できますね。
難点としては布切れ1枚隔てて外界、なので寒い冬では厳しそうですね。
ROUTE 6
続きましてROUTE 6(ルートシックス)のWarmth(ウォームス)です。
ジムニー顔のエブリィ、その名もジムリィ。
車高も上がっていて私好みの1台です。
軽キャンはその機動性の良さが売りです。
この車両はちょい上げされているので林道等でも安心して走れそうです。
私みたいに登山が趣味であれば、登山口で前泊する際に重宝されます。
ジムニー顔への整形は73.8万円、それを別のオプション費用に回すかは思案のしどころです。
マリナ’RV
次に紹介するのが今回自分が一番気になった車両、マリナ’RVのキャビンⅡミニBASEです。
ベース車はダイハツアトレー。
ケッパコなんですが、大人2人が十分寛げるスペースが確保されています。
運転席・助手席を前傾させて、それを背もたれとして座るスタイルです。
これがイベント特別価格で328万円(通常価格360万円)でした。
何より私の心をくすぐったのが・・・
カミさんと2人になったらこういう選択もありかな〜。
キャンピングカーオーゼット
次も軽キャンですが、軽キャンでは珍しい部類のキャブコンタイプになります。
キャンピングカーオーゼットのKanoa(カノア)です。
今まで紹介してきた軽キャンはケッパコの枠内で作っているので、どうしても高さの面で手狭に感じてしまいます。
しかしこの車両はキャブコンタイプの強み、高さが確保されているので居住性は抜群にいいです。
この車両の乗車定員は4名、就寝定員は大人2名・小人2名となっています。
背もたれを中央通路部分に持ってくることでベッドが現れ、大人2人の寝るスペースとなります。
小人2名はバンクベッドで寝られます、小柄な人であればなんとか寝られそうです。
BONANZA / JAYCO
次はガラッと変わりましてキャンピングトレーラー、JAYCO(ジェイコ)のJay Flight SLX 154BH です。
154BH はJay Flight の中で最も小さなサイズだそうですが、それでも十分以上の広さがあります。
入口入って右手側にダイニングがあります。
大人4名が普通に使える広さです。
そして後方には2段ベッド、私はこのカプセルホテルやフェリーを感じさせるベッド配置が好きです。
中央の扉の先はシャワールームで、子供なら湯船になるバスパンがついています。
キッチンも素敵です。
素敵すぎてレンチンでは済まされなさそうです。
この広さ、居住性の良さこそがトレーラーの醍醐味なんでしょうね。
日本の道路や自宅の駐車場といった事情がついて回りますが、それらを自分なりにクリアできるのであれば、トレーラーという選択肢はアリですね。
すごく気に入ったのはアメリカンらしく外にスピーカーがついていること。
おおよそのキャンプ場では音鳴らすのが禁止されているので、果たして日本でこのスピーカーを鳴らせる場所が存在するのか甚だ疑問ですが。
ラジオ体操だったら許されるかな?
A to Z
ここからは自走式の普通車ベースです。
まずはA to Z のアレンHです。
カムロードベースのキャブコンと比べるとひと回りコンパクトです。
なので後部のベッドは長さが1750mm、男性にとっては足(頭)がつかえる寸法です。
マルチルームもありません。
車両が小さい分、何かを削るのは致し方がないことです。
その代わりと言っちゃなんですが、価格は抑えられています。
カムロードが値上げされたことで、ボンゴトラックベースは価格面で優位です。
このアレンHはバンクベッドの広さが売りです。
展開すると巨大な睡眠スペースが出現します。
問題はバンクベッドを展開したら、外に出にくくなることです汗
VANTECH
「もしナッツRVが世に存在しなかったら?」と言うIFの世界があれば、私はきっとこの車両を購入していたでしょう。
VANTECH(バンテック)のCORDE Leaves(コルド・リーブス)です。
私のキャンピングカー購入において最後まで残った1台です。
この車両の私視点でのGoodポイントは2つ。
1つ目がダイネットの広さです。
これは珍しいリアエントランスレイアウトの賜物で、キッチンが後方にあるので寛ぎスペースの横幅が広く確保されています。
そのため写真のようにテーブルをコの字に囲んで座席があります。
キッチン周りには子どもに触られたくないスイッチ類が多くありますが、このレイアウトならばそれらと子どもを離すことができます。
そしてビニール素材のシートはいかがなものか?と思っていましたが、今となってはビニール素材にしておけばよかったかも?と思っています。
と言うのも、子どもがこぼしても簡単に拭き取れますから。
そして2つ目がリアエントランスから続く防水パン。
まあ実際はこの下段で靴を脱いで、でしょうけど。
この良さは雨の日に実感できると思います。
レインウェアを着たまま車内に入った時に、入口で止まらず先に進んだところで床が濡れるのも気にせずに脱げます。
このようにコルドリーブスって小さな子どもがいるファミリーを念頭に置いた作りになっています。
あえてデメリットを挙げるとするならば、リアエントランスによる代償として常設ベッドがないこと、ラゲッジの狭さ、ですね。
DELTALINK / ADRIA
最後は超高級車、DELTALINK(デルタリンク)が販売しているADRIA(アドリア)のSONIC SUPREME 700 SL です。
今までの「いいなぁ〜」はGoodの意味合いでしたが、これに関してはenvy・羨望の「いいなぁ〜」です。
もう息を呑むゴージャス仕様です。
この運転席の上の部分は下ろしてベッドにできます、でも絶対後ろのベッドで寝たいです。
見るだけで楽しいキャンピングカーショー
紹介できていない車両の方が多く、特に今回はバンコンについては写真を撮っていないので紹介できていません。
基本キャブコン派ではありますが、バンコンの中にも「これはいいかも?」と思った車両がありました。
次回キャンピングカーショーに行く時にはバンコンにもスポットを当てて紹介したいと思います。
8台紹介しましたが、実は一番欲しい?というか強烈インパクトだったのはこの車両です。
7月1日から映画が上映されるので、そのPRも兼ねて展示されていました。
「恥ずかしい」と言う邪念をなくせられれば、これが一番欲しいです笑
色々見た後でP号に戻ると、
「ああ、やっぱウチが一番落ち着く。」
と旅行帰りの一言が出てしまいます、って家じゃないんですけどね。
そんなわけで長文になりましたが「ふじのくにキャンピングカー&アウトドアショー」のレポでした。
では皆さん、Have a nice day !