2022年夏休み南紀の旅⑤ 〜熊野速玉大社・熊野那智大社〜 【通算79〜85泊目】

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皆さんこんにちは、シンです。

7泊8日の「2022年夏休み南紀の旅」3日目、前回の熊野本宮大社からの続きです。

2022年8月7日(日)【通算81泊目】

三重県深南部にある道の駅へ

熊野本宮大社の次は本宮市街地にある「熊野速玉大社」へ向かいます。
とその前に三重県の深南部にある道の駅を忘れてはいけません。
ここのスタンプを押し忘れたら悔やんでも悔やみ切れませんから。

「道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里」に寄ってスタンプゲット♪
って道の駅の写真撮り忘れました汗

熊野速玉大社

県道62号を南下し、海沿いの国道42号まで来たら再び和歌山県へ入るために熊野川を渡ります。
その熊野川を渡った先に熊野速玉大社があります。

鳥居と狛犬

【鮮やかな朱色の鳥居】
【狛犬】

鳥居と神門の間のところに御神木の梛(なぎ)の木があります。
この梛の木の種から育てた苗木が沖縄県の学校に植樹されているようです。
梛の木が遠く沖縄と熊野を平和の願いを込めて結ばれています。

【樹齢千年を越す巨木】
手水社

【ここは八咫烏ではなく龍ですね】
神門

【この先に拝殿と本殿があります】

【立派な注連縄です】
拝殿と本殿

【青空に朱色の建物が映えます】

元々はここから少し離れた神倉山というところに熊野権現が降臨され、こちらに社殿を造営して移したんだそうです。
なので神倉山の方が元宮、こちら熊野速玉大社が新宮。
新宮があるから新宮市、なのかな?

神社やお寺に行くとキレイに砂利が敷き詰められていますよね。
そうなるとうちの子らは決まって・・・

【砂利遊び】

なんでも気持ちいいんだとか。

那智勝浦ではマグロの無人販売?

残すは熊野那智大社、その前に昼食の準備。
GoogleMapを見ていると、那智勝浦にやたらとマグロの無人販売所があります。
だいたい1皿¥200です。

前日も食べましたがこの日もマグロを食べます。

【無人販売、ではありませんでした】

クルマを停めたらすかさず女将さんらしき人が出てきました。
無人販売で購入したマグロだよ〜!という報告は露と消えました、まいっか。

【こんな感じで売っています】

めばちマグロが一番美味しいということで、めばち2皿、きはだとびん長を1皿ずつ購入、計¥800です。

でもやっぱりマグロ丼が食べたい

マグロは手に入れましたが、肝心のお米を炊いていませんでした。
マグロだけ食べるのも何なので、熊野那智大社に向かう途中にある「那智ねぼけ堂」という土産物売り場に寄ってマグロ丼を食べました。

【こちらで那智の土産が買えます】

【マグロ丼、¥1,200くらいだったかな】

ここのも美味しかったですけど、前日の鬼ヶ城の熊野漁協のインパクト(コスパ)には勝てませんでしたね。

【うどんをがっつく娘】

お店の前では那智の水が汲めたので、空になったペットボトルに入れて持ち帰りました。

【この水も美味しい良い水でした】

熊野那智大社を参拝

山道を上りたどり着いた熊野那智大社の駐車場。
平坦な場所ではないのでキャンピングカーだと少々狭いです。
全長6m超えてくると停める場所も限られてきそうです。

駐車場は土産屋さんやお食事処の駐車場であるところが多く、そこで買い物をすれば駐車料金無料にしてくれるようです。
さっき食べてきたので潔く駐車料金を払います。

ここは山の中にある神社なので上り下りは覚悟しなければいけません。

【ここが参道入口です】

【もちろん階段です】

朝っぱらから熊野古道ウォーキングしなくて本当によかったと思いました。
歩いていたらこちらに来る体力はなかったでしょう。

【それにしても暑い】

鳥居と狛犬

【こちらも鮮やかな朱色です】
【狛犬】
手水社

【こちらも普通に龍ですね】
神馬

【作り物です】

普通は作り物の神馬でしょうけど、伊勢神宮は本物の馬なのでやっぱりすごいですね。

拝殿

【山の清々しい風が吹き抜けます】

【拝殿の奥にちょっとだけ本殿が見える】
本殿

【屋根しか見えませんでした】

このあたりでは疲労もだいぶ溜まっていて、ゆっくり見ている余裕がありませんでした。

八咫烏が石に姿を変えた烏石なるものもあったようですが気づきませんでした。
これはまた行かないといけないかな?

ちなみに拝殿前にある大樟の木は胎内くぐりといって、木の中を通ることができます。

【この巨木に穴が開いていて】

【ここから入ります】

【こんな感じです】

 

三重塔と那智の滝

【那智を象徴する光景】

那智と言ったらこの光景ですよね、これがずっと見たかったんです。
中学以来の願いが叶いました。

でもこの三重塔は熊野那智大社ではなく、隣にある那智山西岸渡寺のものです。

ここから滝をめがけて降っていきます。

【滝のところは飛龍神社と言います】

【飛龍神社の御神体でもある那智御滝】

見上げる滝の迫力はなかなかのものです。
日本三名瀑に数えられる那智の滝、落差133mは1段の滝としては日本一だそうで、華厳の滝(落差97m)以上だとは知りませんでした。

熊野の「熊」とは?

ところで熊野の「熊」ってどういう意味か知ってました?

熊=「クマ」→隅で、すみっこ、奥まったところ、見えないところ、ですね。
京都、奈良が日本の中心の時代、多雨で山深い紀伊山地は人を寄せつけない険しい場所でした。
そんな京都、奈良から見て奥まったこの地が「クマノ」です。

そして神も語源は隅からきているようで、「クマ」の音が変化して「神=カミ」になったそうです。

隅、熊、神。
共通するのは「見えないこと」です。
え?熊見えるじゃん?
熊が見えないというのは冬眠の際に、「見えなくなる」からだとか。

「熊野」という地名は動物の熊の存在ではなく、神様がここにいると信じられたから付けられた訳です。

それを知ったら熊野地域が急に神聖な場所に思えてきました。
まあ本当に神聖な場所なんですけどね。

ということで、この日は熊野本宮大社、熊野速玉大社、そして熊野那智大社と熊野三山を一気に参拝しました。
一気すぎて見どころ逃しまくりの有り難みに欠ける、もったいない巡り方でした汗

続きはまた明日。

それでは皆さん、Have a nice day !