今シーズン2回目のスキー旅 in 佐久① 〜シャトレーゼスキーバレー小海〜【通算94〜95泊目】

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皆さんこんにちは、シンです。

先々週に晴れて息子がスキーデビューを果たし、とても楽しかったようで毎日、
「ねえ、スキーに行きたいね。」
とねだってきます。
まさに「私をスキーに連れてって」です笑 ←映画は見たことない

こういうシーズンものは行ける時に行かないとあっという間に機を逃してしまいます。
今シーズンももう1回行けるかどうかと言った所なので、23日の会議なんてお構いなし?に金曜〜日曜の2泊3日のクルマ旅に出かけてきました。
行き先は長野県のシャトレーゼスキーバレー小海、あの洋菓子店のシャトレーゼが経営するスキー場です。

中部横断自動車道によって八ヶ岳近辺が近くなった

1月21日(金)は午後休みにして出発準備。
ささっとお風呂を済ませて18時に出発進行!

途中コンビニで夕食を買い、18時30分に新東名の浜松SAスマートICから入り、新清水JCTから中部横断自動車道、中央道に渡って20時40分韮崎ICで降りました。
ここまで約2時間、今まででは考えられない早さです。

中部横断自動車道が通ったおかげで高速道路料金はもちろんかかりますが、浜松から八ヶ岳近辺に今までの半分ちょっとの時間で到着できます。
本当はこの先の須玉ICが最寄りのICですが、このあたりのガソリンスタンドは大体20時〜21時で営業終了してしまいます。

ディーゼルエンジンで雪国に行く時の鉄則は、
「雪国仕様の軽油を入れること」
です。
温暖地域の軽油のままでは凍ってしまってシャーベット状になってしまうんだそうです。

なのでいつもなら満タンにして出発するのですが今回は半分程度で出発して、23時まで営業しているガソリンスタンドで給油するために韮崎ICで降りたわけです。

【こちらのガソリンスタンドで給油しました】

-11℃での車中泊

韮崎から清里を経由して長野県に入り、22時にゲレンデ駐車場に到着。
この時間に到着するとトイレや施設近くに停められるので嬉しいです。

【ベスポジGet!満天の星空も寒くて見る余裕なし】

ミニバンやワゴンに乗っていた時も同様にゲレンデ駐車場で車中泊をしていたのですが、とにかく寒くって。
-10℃対応のシュラフの上に毛布をかければ、まあ大丈夫です。
でも朝そこから抜け出すのが一苦労・・・。

なので日付が変わるぐらいの時間に出発して、朝4〜5時にゲレンデ到着で仮眠を取るというパターンが定着しました。
でもこれだと帰りが辛いんですよね、眠くなって。

その点キャンピングカーだとFFヒーターがあるので寒くて寝られない、なんてことは皆無です。
車内では半袖で過ごせます、熟睡できて朝の目覚めもパッチリ。

【寒くないので美味しく飲めます】

この日は前線通過で風が強く、だいぶ揺られましたが朝には風は止んでいました。
そして外気温は-11℃、寒いです。

【外は冷凍庫です】

【外を眺めて満足げな娘】

今シーズン3回目のスキー

シャトレーゼスキーバレー小海、以前は「小海リエックス・スキーバレー」の名称のスキー場だったところです。

レンタル、リフト券売り場に最寄りの場所に駐車することができたので楽ちんです。

割引チケットを使って大人1日券¥4,000、キッズが¥1,000、子供のスキーセットが¥2,000でした。

このスキー場、トップの標高は1,780mとなかなかです。
しかしこの日はトップにつながるリフトが運休だったのでそこまで上がることはできませんでした。

それでも1,700mほど滑り降りるコースで斜度は最大で20°、息子が滑るにはちょっと急かな?というレベルのコースでした。

【本人は「大丈夫だよ」と余裕の発言】

ここには最大斜度32°の上級コースもあり、ファミリーゲレンデとしてはまあまあ変化に富んだコース設計ではないでしょうか。

【気持ちのいいバーンです】

息子には「まっすぐ滑るとスピードが出過ぎるから、ジグザグに滑ろうね。」と説明。
今シーズンからスキーを始めて今回が3回目、前回のスキーで覚えたボーゲンターンで少し急な斜面でも、転ぶことはほとんどなく滑ることができました。

ホント、子供の上達ぶりにはびっくりします。

【今回はストックを持って滑りました】

さすがシャトレーゼ!

4本目を滑ったところでゲレンデ下部にあるレストラン「エーデルワイス」で休憩。
さすがシャトレーゼが経営しているスキー場、ケーキにアイスがあります。
普通のスキー場ならこの倍の金額はするでしょう。

【ケーキにアイスが並んでます】

 

これだけでも十分魅力ありのスキー場です。
食べる予定はなかったのですがつい買ってしまいました笑

【キッズショートは¥105、右は私の】

ゲレンデから眺める山

まだお昼までには時間があったので、もう2本滑りました。
朝方は雲がかかっていた浅間山が見えるようになりました。

【佐久地方を象徴する山】

そしてリフトに乗っている時にちょこっとだけ見える富士山。

【富士山が見えるか見えないか、それが大事】

浅間山、富士山はメジャーな山なのですぐ分かります。
また南方に見えた金峰山も百名山で登ったことがあったのでこちらも分かりました。

でもゲレンデ正面に見える、最も印象的な山の名前が分かりません。
後で調べたら「御座(おぐら)山」だそうです。
なんだか登りごたえのありそうな山で気になりました。

【中央右寄りの山が御座山】

ちなみに最寄りの八ヶ岳連峰はゲレンデからはほとんど見ることができませんでした。

でも帰りに入った施設内にある温泉のある辺りからは八ヶ岳連峰の天狗岳、硫黄岳を見ることができました。

【左が硫黄岳、右が天狗岳】

ちなみにこの2座は2013年に冬季登頂しています。
硫黄岳は夏季も含めて何度か登頂していますが、天狗岳はこの一度きりでしたね。

【左が硫黄岳山頂、右が西天狗岳山頂】

ちょっと脱線、山に登る理由

そうそう、登山しない人からよく「なんで山に登るの?」と聞かれます。

決まりの返し文句は「そこに山があるから」、この言葉を発したのは登山家のジョージ・マロリー。
でもこれって誤訳なんですよね。

この言葉はこんな質問に対する答えです。

「Why did you want to climb Mount Everest ?」
(あなたはなぜエベレストに登りたかったのですか?)

それに対してマロリーは、

「Because it's,there.」
(なぜならそこにそれがあるからだ。)

と答えたわけです。
このそれは質問から考えればもちろんエベレストです。

世界一高い山になぜ登りたいのか?
そこに理由なんて不要ですよね。

しかし、いつの間にか
「なんで山に登るの?」
「それは、そこに山があるからさ。」
「なにそれ〜、カッコいい!」
なんて流れができたりしますが意味不明です。
でも理由とは言えませんよね。

人が山に登る理由、それは「神々の山嶺」という映画にありました。

「山を覚えたら取り憑かれる。そういうもんだ。」

です。
これ聞いて私は何故かすんなりと受け入れることができました。

だからさっきのやりとりは、
「なんで山に登るの?」
「それは、山に取り憑かれているからさ。」
「ふーん、じゃあしょうがないね汗(怖っ!コイツ、やばい)」
となります。

身近で登山にハマっている人がいたら温かく見守ってくださいね笑

 

脱線しちゃったのでスキーの話は続きます。

それでは皆さん、Have a nice day !