皆さんこんにちは、シンです。
先日息子と乗鞍岳に登ってきましたが、私と息子はヘルメットを着用していました。
私は基本ヘルメット着用です、登山はいつどこに危険が潜んでいるか分かりませんから。
気軽に登れてしまう乗鞍岳なので油断しがちですがそこは3,000m峰、ご覧の通り頂上付近は岩稜地帯です。
転んで頭打ったら大変です。
誰かが石投げてくるかもしれません。
とは言え他に被ってる人がいなかったので浮いた存在だったでしょうが、もはやヘルメット被っていることすら自覚ありませんでした。
毎日自転車通勤で被ってますから、ヘルメット装着が日常となっています。
息子のヘルメット、実は自転車のヘルメットでもいいんじゃないかと思いました。
でも想定される衝撃の受け方が登山と自転車では違うので、安全基準も異なるようです。
自転車は主に転倒した時の側頭部の衝撃緩和を重点的に設計されていて、頭頂部は換気口が多く作られています。
登山は落石による衝撃緩和ということで頭頂部を頑丈にしているんだとか。
言われてみれば自転車用のような換気口が頭頂部付近にはありません。
そうなると自転車と共用というのは問題ありに思え、登山用ヘルメットが必要なのかな?と。
そんな調子なので現在息子は通学用ヘルメット、自転車用ヘルメット、スキー用ヘルメット、そして登山用ヘルメットと4種類所有するに至っています笑
子どもだからこそ良いものを
私が息子の登山用品、特に安全に関する用品を考える際に重視していることがあります。
それは、
「自分のものと同等の性能を有すること」
です。
私はいいもの、子どもはすぐ成長するから安いもの(性能が劣るもの)にしてしまうと、何かあった時の傷害リスクが子どもの方が高まりそうで怖いです。
でも重要な安全機能に関してはそれほど値段関係なしに同水準な場合が多いです。
そこで重要なチェックポイントが「重量」です。
全てではありませんが、値段が高い方が軽量である、といった傾向が見られます。
でもでも、山ではとにかく軽いが正義です。(もちろん強度が保たれていて、ですよ)
力のない子供ならなおのこと軽い方がいいです。
子どもだからと言って安いもので済ませるのではなく、ちゃんと重量も確認して良いものを選びましょう。
選んだのは mont-bell L.W.アルパインヘルメット
さて息子のヘルメットですが、購入したのは mont-bell の L.W.アルパインヘルメット Kid's(¥7,260)です。
私が被っているモノの子どもバージョンです。
L.W. は Light Weight (軽量)の略で、ヘルメット重量は220gです。
これより安いアルパインヘルメット Kid's(¥6,930)もありますが、重量は335gで、L.W. より110~120g重たいです。
そして私が使用している大人用のL.W. の重量は225gです。
そうなると息子に無印を被らせるわけにはいきません。
そして値段差はたったの¥330ということに今調べて書いていて気付きました。
でもほとんど値段の差なしに重たい無印がある意味って何でしょう?
子どもにとって頭に100g の重量増は大きな負荷ですから。
ついでに安全装備としてグローブも
ついでにグローブも購入しました。
mont-bell クールグローブ Kid's(¥2,310)です。
子どもはグローブとか暑がってすぐ取りたがりますが、大人と違ってちょっとした段差でも手を使わないと登れない場面がありますから、極力装着しているほうが安全です。
山の岩って想像以上に硬くて、ちょっと当たっただけなのにめちゃくちゃ痛いんです。
なのでちょっと触っただけなのにダメージ喰らうってこともあります。
グローブがそれを緩和してくれるので絶対着けていたほうがいいですね。
使い慣れた普段のモノより専用品を
偉そうに書いていますが、つい最近まで「子どもは普段使い慣れたモノの方がいい」という考えでした。
考えが変化したのは息子の登山靴を購入して、初めて息子がその登山靴で入笠山を登った時です。
大人は登山靴の方が安定して歩きやすいですが、子どもの場合は登山靴の重量が負担となって普段の運動靴の方が歩きやすいんじゃないか、と思っていました。
でも実際履いて歩いてみるとこちらの方が歩きやすかったようです。
滑りにくいですし、濡れても大丈夫。
この時に「子どもでもちゃんと専用品を使うのが大事」と思いました。
私の趣味の世界に招き入れるんですから、それなりの準備してあげるのが礼儀ってもんでしょ?と。
これでまた mont -bell にはたくさん貢いでしまいました笑
息子は見事に全身 mont-bell です。
8月前半は海で遊んで、半ば過ぎから次の登山の計画をしようと思います。
今シーズン中にテント泊登山ができれば大万歳です。
それでは皆さん、Have a nice day !