【登山】子どもの登山の行動食にはカロリーメイトブロックがいい?

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皆さんこんにちは、シンです。

あっという間に8月も1週間が過ぎようとしています。
暑い暑いと言いながらも夏は短いものなので、悔いを残さないよう夏を楽しみましょう。

登山すると太る?

ところで皆さんは登山太りって知っています?

【登山太り(とざんぶとり)】登山で多くのカロリーを消費をしたからと油断して、消費以上のカロリー摂取をして太るさま。

知らないですよね~
だって私が勝手に作った言葉ですから笑
でも思い当たる節がある人は多いはず。

ダイエット目的で山登ったのに、調子こいてあれこれ食べると全て台無しになりますからご注意を。

登山の消費カロリーは高いはず

運動による消費カロリーの計算式は、

消費カロリー = 運動強度(メッツ値)×持続時間(時間)×体重(kg)×1.05

で表されます。

運動強度は行う内容によって違いますが、歩行なら3.0〜3.5メッツ、登山は6.5~8.3メッツです。(荷物の重さで違う)

私の体重を約80kgとして1時間あたりの消費カロリーは、

  • 歩行:252~294 (kcal)
  • 登山:546~697 (kcal)

となります。

5時間の登山で2,730~3,485kcal 、8時間の登山で4,368~5,576kcal です。
だいたい1時間に1個ずつビッグマックを食べても計算上は大丈夫。
それぐらい登山の消費カロリーは高いのです。
それなのに太って戻ってくるって、いったいどれほど食べていたのでしょうか・・・

子どものエネルギー不足には要注意!

ちなみに息子(28kg)の場合は、

  • 歩行:88〜103 (kcal)
  • 登山:191〜244 (kcal)

です。
息子は重たい荷物を背負わないので小さな数値の方の消費カロリーですが、それでも登山では1時間に約200kcalものエネルギーを消費します。

子どもは燃焼させられる脂肪も少なく、適切に補給しないとハンガーノックを起こす危険が高まります。
この間の乗鞍岳も、もしかしたらこれが起きていたのかもしれません。

ハンガーノックに陥った状態で行動すると、注意力が散漫となりとても危険です。
特に子どもは起きている症状を理解できなかったり、うまく言葉で表せなかったりするので、大人が注意深く観察して早めに異常に気づくことが重要です。

行動食にカロリーメイトブロック

でもそもそもハンガーノックに陥らない予防行動をとることが先決です。
そこで行動食の重要性という話なのですが、前回の乗鞍岳登山で初めてカロリーメイトブロックを持っていきました。

私が食べるように持っていったのですが、予想外に息子が「美味しい」と言ってバクバクと食べられてしまいました。

息子がカロリーメイトブロックを美味しいと食べられるなら、これは登山の行動食にいいんじゃないか?と感じました。

1箱に4本のブロックが入っていて、1本がちょうど100kcal です。
30分歩くごとに1本ずつ摂取していけば、計算上よほどのエネルギー不足に陥ることはないでしょう。
複数の味のものを持っていくことで「次は〜味にしよう!」と楽しみが増やせます。

問題は消化吸収に時間がかかること。
ゼリータイプのものは吸収に優れていますが水分を多く含むので重たいのが難点で、ブロックタイプの5倍の重量です。

リキッドタイプは開けたら飲み干さないといけないので、登山中の行動食には適さないと思います。

なのでブロックタイプをメインに考えて、ゼリータイプを1つ忍ばせておくというのが良さそうです。

次回の登山でぜひ実践だ

今までは好きなものを行動食としてあれこれ食べていたので、実際どの程度のカロリーを摂取していたのか分かりません。
少なかったかもしれませんし、多かったかもしれません。

自分だけなら適当でいいですが、子どもを連れていくとなると行動食の必要カロリーにも配慮が必要です。←と下山して気付いた
そこで1本100kcal というのは計算しやくて便利です。
軽いですし、息子も美味しいと言って食べることができていたので。

次回の登山ではこのことを実践してみようと思います。
でも味に飽きた、とかで食べなくなる心配もあるので、お菓子も忍ばせておきますけどね。

それでは皆さん、Have a nice day !