【自転車メンテ】SURLY cross-check のチェーンを交換する(後編)

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皆さんこんにちは、シンです。

SURLY cross-check のチェーン交換、前回はチェーンを取り付けるまでのことを書きました。
今回はその後編になります。

チェーンの交換に挑戦!~後半~

新しいチェーンの長さを調整する

では新しいチェーンのお披露目、シマノ ULTEGRA チェーン10S CN-6701 です。
リンク数は114、116、118とありますが、なぜか一番多い118が安かったのでそちらを選択。

元々ついていたチェーンは CN-5701 でしたがもう販売されていません。
なのでシマノの旧10Sでのチェーン選択は CN-6701 かCN-4601 の二択になります。

両者の違いは表面処理と重量(と言っても10g)で、走行性能に差はありません。
CN-6701 はアウターリンクが亜鉛合金メッキで表面処理されているので、美しいシルバー光沢で耐食性が高められています。

でも走行性能が同じなら安いCN-4601 でも良くない?と思いましたが、値段の差は¥100程度です。
それなら耐食性に優れてキレイなCN-6701 のほうがいいよな~と。

袋から取り出した新しいチェーンはけっこうネバネバしていて不快です。
でもこのネバネバは取らずに200kmくらい走行して、その後に洗浄・注油するのが長持ちさせるポイントだそうです。

古いチェーンと並べてみると伸びが分かります。
下の(古い)チェーンのほうが若干長いでしょ?

プロの自転車屋が組んだチェーンの長さ通りに新しいチェーンの長さも調整します。
元々104リンクだったので14リンク分おさらばしました。

ミッシングリンクでつなぐ

そして新しいチェーンを通していよいよ接続です。

ここで普通のコネクティングピンでつなぐのではなく、今後のメンテナンス性を考えて今回はKMC ミッシングリンク CL559R を装着しました。

チェーンを付けたまま洗浄するよりも、外して洗浄したほうが断然キレイになります。
でもそのたびにチェーンを切っていたのでは経済的ではありません。

そこでこのミッシングリンクを嚙ますことで、次回からココの脱着で容易にチェーンを外し取り付けることができます。
ただ何回でもという訳にはいかず、メーカーは再利用は3~5回までと言っています。

ミッシングリンクを取り付けるときの注意点は、新しいチェーンの両端ともインナーリンクにしておくことです。

丁度いい長さを見つけて新しいチェーンの余分を取り除き、ミッシングリンクを仮装着します。

もちろんこのまま乗り出したらダメです、まだミッシングリンクがちゃんとはまっていません。

これをはめるための専用工具もありますが、ここは力技で。

リアブレーキをかけた状態でペダルをグイッと踏みます。
それでしっかりとはまって完了です。

ちょこっと試走

作業が完了したので外に出して撮影。

想像以上にキレイになって顔がニヤけてしまいます。

軽やかな漕ぎ具合になっているのは乗らなくても分かりますが、でも家の周りをちょこっと乗ってみます。

普段のメンテナンス&注油でもペダリングがスムーズになるのを感じますが、今回は別次元でした。

  • 自転車自体が軽くなった気がするほど軽い
  • シフトがきっちり決まる
  • 歯飛びしない
  • 力がしっかり伝わる(気がする)
  • 坂が上りやすい(気がする)

今までどれほど自分イジメしていたんだろう、ってくらいフィーリングが変わりました。

やっぱりメンテは大切!

今回が初めての自転車のチェーン交換ではありましたが、慣れればそれほど難しいものではないかな?という印象でした。
そしてビフォーアフターで改めてメンテの効果も実感できました ←あそこまで汚くしないと感じない?

チェーン交換のために専用工具も買い揃えたので使わないのはもったいないですから、息子の自転車も含めて定期的にチェーンメンテをしていこうと思います。
と思ったら息子の TREK Precaliber 20 は7Sだった、チェーン工具 TL-CN29 じゃなくてTL-CN28 買っとけばよかった・・・ ←後の祭り

それでは皆さん、Have a nice day !