【登山】子ども用登山ザック、オスプレー(OSPREY)ジェット18の紹介

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皆さんこんにちは、シンです。

今回はOSPREY(オスプレー)の子ども用ザック、ジェット18 の紹介です。

本格登山には専用ザックを

これまで息子のザックは普段使いでちょうどいいサイズの mont-bell フィールドパック Kid's 12 を使っていました。

上の写真は乗鞍岳登山の時の様子ですが、この時はレインウェア、お菓子、500mLペットボトル1本くらいだったので12Lの容量で大丈夫でした。

しかし本格的な日帰り登山となると、加えてペットボトル1本(トータルで1L)、昼食、行動食が必要となり、12Lでは容量不足。
1泊2日のテント泊(テントは私が背負います)となればシュラフ、マットが加わります。

大きなザックを背負えば、というのは体力ある人の話で子どもはそうもいきません。
普通の小学校低学年の子どもであれば20Lが限界でしょう。

また容量だけでなく、ヒップベルトが備わっていることも大事。
本格的に登山をするのであれば、専用のザックに限ります。

mont-bellは落選

そこで18~20Lサイズの子ども用ザックを調べたところ、2つの商品がヒットしました。
ひとつはmont-bell グラナイトパック Kid's 20 です。

webshop.montbell.jp

全身 mont-bell な我が家ならこれ一択!・・・ではないんですねぇ。
mont-bell は総合的バランスの優れたブランド、悩んだら mont-bell で大丈夫。
しかし平均的なので、特定のギア専門ブランドと比べると劣る点があります。

特にザックはその最たるものだと私は思っています。

以前 mont-bell アルパインバック60 から GREGORY バルトロ65 に変えた際、背負い心地の歴然たる違いに驚きました。
バックパック自体はバルトロのほうが重たいのですが、同じものを入れて背負うとバルトロの方が軽く感じるのです。
腰と肩に点ではなく面で重量を分散させることが重要であると理解しました。

それ以降、ザックに関しては専門ブランドを第一選択としています。

選んだのはOSPREY

ということで息子のザックはもうひとつの候補、OSPREY のジェット18に決めました。
GREGORY はキッズサイズの展開ががなかったので諦めました。

このジェット18、何が良いって価格が安いことです。

mont-bell グラナイトパック Kid's 20 は¥12,100 ですが、ジェット18は¥9,130 です。
価格で mont-bell が上回る稀な例です。
(と思ったらジェット18はレインカバー別売りなので、結果同等でした)

ロストアローのオンラインストア

私がロストアローのオンラインストアで購入した直後から「在庫がありません」になり、3週間近く経過しましたが状況は変わっていません。

これをAmazon で検索すると2024年8月23日現在でこの価格。

Amazon の販売価格

Amazon はまだ良心的かもしれません。
Yahoo!ショッピングだと並行輸入品で2万円オーバーで販売されています。

とりあえず定価で買えてよかったです。

OSPREY ジェット18の機能紹介

ではOSPREY ジェット18の機能について紹介していきます。

エアスケープバックパネル

暑がり汗かきな私にとってザックで最重要視するのが背面の蒸れ防止。
各社工夫を凝らしていますが、これに関しては OSPREY とDEUTER(ドイター)が優れています。
背中とザック背面を物理的に離して空気が通るようにしているので、蒸れ具合が段違いに少ないです。
その分、荷物の重心が体から離れる、パッキングが難しい、といったデメリットが発生しますが蒸れの発生には変えられません、私の場合。

私以上に暑がりな息子であればこの機能は絶対重要、ということで今回購入するのに最重要視したポイントであります。

ただキッズ用モデルに関しては完璧な空間確保には至らず、凸凹パッドで背中との設置面を減らし、メッシュによる通気性確保に止まっていたので、大人用のものよりは蒸れそうです。

ハイドレーションスリーブ

エスケープバックパネルとザック背面の間にハイドレーションパックを入れるスペースがあります。
登山の荷物で一番重たいのが水、それを体に一番近いところで背負えることは理にかなっています。
そして先ほどの背中の蒸れ問題ですが、ここに氷水を入れておくことで冷んやりクールで快適かつ体温で氷が解けて丁度いい、てな具合になると思います。

ストレッチメッシュポケット(フロント&サイド)

フロント、両サイドにストレッチの効くポケットがあるので、すぐ羽織ったり脱いだりするレインウェア、すぐ飲みたいペットボトル飲料などを収納するのに重宝されます。
毎回ザックを開いて、ってやるのはすごく面倒臭いので。

また汚れ物はこちらに入れる、とすればザックの中を汚さずに済む、という活用方法もあります。

デイジーチェーン

基本的にザックの外に道具をブラブラさせるのは安全上推奨されません。
シルエットを極力シンプルにすることが安全です。

それでも帽子くらいはぶら下げてもいいかな?と思います。
そういう時にデイジーチェーンは便利です。

ヒップベルト(メッシュ)

大人のザックであればここに小さな収納ポケットが付いていたりしますが、サイズの小さい子ども用ザックには不要かな?
あっても「何収納するの?ハイチュウ数個?」と困るはず。
それなら軽量で通気性の良いメッシュ素材というのがメーカーの考えだと思います。

収納力

外部のポケットにレインウェア、ペットボトル2本を入れて、ザックの中にはシュラフ、エアマットを入れてみました。
それでも8〜10Lほどのスペースがまだあります。

もう1つシュラフを入れて閉めた状態がコチラ。

日帰り登山なら十分、1泊2日の小屋泊登山に最適なサイズです。
テント泊装備は大人が運ぶのであれば、テント泊もOKですね。

背負い心地

肝心な背負い心地に関しては本人にしか分かりませんが、重たいとか肩が痛いとかは言っていませんでした。
ただ「暑い!」とは言っていましたが、それは背中だけに限ったことではないので、このザックの評価ではないでしょうね。

カラー

ジェット18は2色展開でウェーブブルーと私が購入したコズミックレッド。
コズミックレッドはオンラインストアの写真ではちょっと濃く見えますが、実際太陽光のもとではこんな感じの鮮やかな赤色です。

草が生い茂る夏は緑との対比でより鮮やかな発色に感じられますし、遠くからの視認性も良いので万が一の備えとしてはいい色だと思います。

そうそう、遭難した時に見つけやすい色は夏冬通じて黄色、赤です。(紅葉シーズンはNG?)
でも黄色は虫が寄ってくるので、総合的に赤が一番安全な色ではないでしょうか。

OSPREY ジェット18を背負った息子と楽しい山旅を

息子はこのザックでこれからどれだけの山を登ることになるでしょうか?
それを思うだけでワクワクします。

とりあえず夏休みが終わる前にもう1座、OSPREY ジェット18を背負った息子と山旅を楽しんできます。

それでは皆さん、Have a nice day !

焼岳山頂からの上高地