皆さんこんにちは、シンです。
ノロノロ台風10号のせいで息子の夏休み最後の思い出に計画していた登山は中止。
でも、「次どこ登る?」とワクワクしている息子とのコミニュケーションを取る時間にはなるかなぁ、と。
それと余った時間で少し前から構想を練っていたことに取り掛かることができました。
その構想が、SURLY cross-check ドロップハンドル化計画です。
SURLY って?cross-check って?
SURLY について
まずはSURLYってブランドは一体何よ?ってことを書こうと思ったら過去の自分が書いてました。
簡単に言えばレースに勝つための商品づくりではなく、単純に乗って楽しいと思える自転車をつくるブランドです。
ひとつのフレームでいろんな乗り方ができ、長く乗ってもらうために、素材は耐久性の高いクロモリにこだわりを持っています。
cross-check について
cross-check と言う自転車(フレーム)はとても面白い自転車なんです。
リアエンド幅が132.5mmとロードバイクより広くMTBより狭い絶妙な幅がどちらのパーツも使用可能で、ロードバイクとしてもリジットMTBとしても組むことができるとても汎用性の高いフレームです。
しかしディスクブレーキに11〜12変速とリアエンド幅のワイド化&ディスク台座需要の高まり等 cross-check の設計が時代と合わなくなった為?、2022年に生産終了となってしまいました。
私の cross-check はこんな感じ
2017年に購入した cross-check は、自転車屋が店舗ディスプレイ用に組んであったものを買わせてもらいました。
パーツはShimano 105 を中心として、クランク、チェーンリングは Sugino 、ハンドル・ステム、シートポストは Ritkey 、シフト・ブレーキレバーは Dia-Compe 、ブレーキは Tektro のカンチブレーキの組み合わせ。
cross-check にはカンチブレーキが一番似合うと思っています。
ギヤはフロントシングル(36T)のロード用10Sスプロケ(28-11T)を合わせることで、坂道OKスピードそこそこの街乗りに最適なセッティングです。
追加で変更したのは Brooks のサドルとグリップ、Chris King のヘッドセット、それと Maxxis の700C x 42 のタイヤくらいかな。
これが私の cross-check 、フラットバーグラベルロード調に仕上がっています。
フラットハンドル → ドロップハンドル化について
ドロップハンドルの方が疲れない?
ドロップバーに変えたかった一番の理由とは何か?
それは腕の負担を減らしたいと思ったから、つまりドロップハンドルの方が疲れないのではないか、と思ったからです。
人の腕というのは寝てる時は掌が上向き、立っている時は内向き(体側を向く)がリラックスできる向きです。
なのでフラットバーを握るには前腕を捻じらないといけません。
これがある程度乗ってると疲れるんですよね。
対してドロップバーを握るときの前腕はほぼニュートラルな状態なので無駄な力が前腕に加わりません。
パーツの流用は基本できない
さてフラットバーからドロップバーに変えると言っても、単純に取り替えるだけとはいきません。
ハンドルに付いてるブレーキレバー、シフトレバーはフラットバーとドロップバーでは形状が違い基本流用ができません。
取り付ける位置が変わるので当然ワイヤー等の長さも変わるので張り替えが必要になります。
バーだけでなく、その周辺のパーツ交換も必要となってくるので想像以上に大がかりです。
変更することで生じる問題
それらは変えれば済む話なのでいいのです。
問題はドロップバーで多用するブラケットポジション(ブレーキレバーの付け根に掌を置く)や下ハンを握る場合、フラットバーよりも握り位置が遠くなるということです。
一見同じように見えるロードバイクとクロスバイクですが、ハンドル形状に合わせてトップチューブの長さがそれぞれ違います。
クロスバイクの方がだいたい30〜40mm長く作られています。
なのでクロスバイクを購入してからドロップハンドル化しよう!ってカスタムする人もいますが、そのままだと無視できないくらいハンドルが遠くなってるはずです。
この対処法としてステムを短くする方法がありますが、ステムを短くすると操作がクイックになる反面、安定性が損なわれます。
ドロップハンドル化は簡単なようで奥深く、泥沼にハマってしまうカスタムなんです。
ドロップハンドル化計画始動!
cross-check はドロップハンドル化OK
じゃあやめたほうがいいんじゃない?と思うかもしれませんが、cross-check はもともとシクロクロスモデルとして設計されたフレームなので、ドロップハンドル前提でのフレームサイズとなっています。
私の cross-check のフレームサイズ54だとトップチューブ長は560mm 、同等サイズのロードバイクがだいたい540〜550mmなのでその差は10〜20mm。
これくらいの差であればステムの変更なしでもいけるはずです。
財源の確保もOK
まだ問題はあります。
財源です。
最近いろいろ買っていますからね〜汗
でも子どもの成長は待ってくれないのでカメラ後回しもなぁ~、登山行く気になった機を逃すわけにもなぁ~、←子どもの成長に責任転嫁
もう少し先延ばしするかと思った矢先、書留郵便が。
送り主はOM SYSTEM 。
ああ、そうか。
カメラとカメラレンズを買った時のキャッシュバックキャンペーンの¥30,000分VISAギフトカードが届きました。
ギフトカードだと貯蓄に回せないので使うしかありません。
てことで財源確保もできたので計画実行
次回は必要パーツの準備についてです。
それでは皆さん、Have a nice day !