こんにちは、シンです。
先日息子のMTB・TREK Precaliber 20 のブレーキシューとブレーキケーブルの交換を行いました。
今回は残った懸念事項であるタイヤの交換をしました。
気付いたらブロックがなくなっていた
息子のMTB・Trek Precaliber 20 を購入したのは2023年3月、1年7ヶ月前のことです。
当時も2年くらいで乗れなくなるかも?と予想した通り、息子の成長は順調です。
Trek Precaliber 20 に標準で装着されているタイヤは Bontrager XR1 20 x 2.25(¥2,500) です。
比較的安価ではあるものの品質は良く、さすが Bontrager と思わせるタイヤです。
しかし商品レビュー等では「減りがはやい」と書かれることが目立ち、そんなレビューを読んで、やっぱりな、と私は感じました。
と言うのも息子のタイヤをみてみると、路面に触れる中央部分のブロックが根こそぎ削れていましたから。
最近は遠出もしていますが、それまでは基本家の周りを乗り回している程度でした。
それでこの減りですから私も早くない?と感じていたんです。
しかし、よく見ると根こそぎブロックが取れてない場所も見られます。
これは子どもは全か無かの法則に従ってブレーキレバーを握るので(ウチだけか?)、タイヤロックがかかった結果偏摩耗が起きたのだと推察されます。
だとしても確率的にはどの位置も等しいはずなのに、これほど差が出るというのは運の悪いブロックもいたもんです。
自転車乗り換えまで粘るという選択もありましたが、このままでは乗りづらそうですし制動力の問題で大事故につながっては大変です。
JR東海の経験の浅い新幹線整備士が部品交換すべきか悩む際、このように指導するそうです。
――枕を高くして寝られないなら交換しろ。
はした金をケチって人命にかかわる事故の原因を作るなよ、ってことですね。
これは新幹線整備に携わらない自分も肝に銘じようと思います。
ということでタイヤも交換することにしました。
オンロード走行を考え、非ブロックパターンのタイヤに
99%はアスファルト舗装路を走行する息子にとってブロックタイヤと言うのはデメリットしかありません。
唯一のメリットは見た目がゴツくてカッコいい、それくらいです。
非ブロックパターンで20インチの幅広タイヤというとかなり数が限られてきます。
そんな中、性能、デザイン、ブランドと3拍子揃ったタイヤを発見。
それが今回購入した SCHWALBE Big Ben 20 x 2.15(ETRTO: 55-406)です。
息子は「ビッグベンって大便かよ!」と言っていましたが、おそらくロンドンの時計台のことだと思うのですが・・・。
Big Ben の兄貴分・Big Apple と比べると、Big Ben はトレッド面に施された細かな溝(と言うか微細な菱形突起)によりグリップ力が向上しているそうです。
Apple 準信者としてはBig Apple にしたいところでしたが、それはDE01に取っておこうかな、と思います。
標準装備の Bontrager XR1 20 x 2.25 の重量 645g に対してSchwalbe Big Ben 20 x 2.15 は575g です。
両輪で 140g の軽量化になります。
それで転がり抵抗の減少も合わさることでより軽くなったと体感できるのではないでしょうか。
また Big Ben はサイドウォール全周にわたってリフレクションがついているので、視認性が良くて安全面の配慮がされているのも子ども用になお良しです。
サクッとタイヤ交換、印象は激変
ではタイヤ交換します。
と言いつつ作業完了!
ただ外して着けるだけですから。
注意すべきはローテーション方向を間違えないことです。
指定空気圧は 30-55PSI/2.0-4.0BAR、乗り心地重視と安全マージン分(息子は管理できないからね)を考え、35PSI に調整しました。
後ろ姿のみですが、タイヤ交換前と後の様子です。
幅が2.25から2.15 に変わったことで約 3mm 細くなったわけですが、それ以上にすっきりした感があります。
自転車においてタイヤ交換はかなり印象が変わりますね。
やはりブロックパターンの方がMTBらしさはあります、でも Big Ben のトレッドをみると REGNO や ADVAN のようなスポーツカーが履くタイヤに通じるカッコよさを感じます。
街乗りMTBならばこれが正解じゃないか、とすら感じます。
さて肝心の乗り心地に関しては今後レポ予定です。
レポと言っても息子の感想なので、私以上に短いレポになると思いますが。
それでは皆さん、Have a nice day !