こんにちは、シンです。
キャンピングカーネタ5連発もこれで最後の一発です。
収納棚の快適化に着手
先日、クレソンジャーニー〈P号〉の収納棚の快適化を行いました。
と言うのも収納棚のステーがバカになって、ちゃんと開いた状態を保持してくれず、のぞきこんだ拍子に後頭部をクリティカルヒットが絶えませんでした。
そこでステーからガススプリングに交換したのが今回の快適化になります。
高級車はガススプリング
クレソンジャーニーの収納棚には上の写真のような開くとカチッとロックがかかるステーがついています。
小さな扉の場合はこれで問題ないのですが、大きな扉になると耐荷重がギリギリなんでしょう、使っているうちにロック部分の出っ張りがなめて機能しなくなります。
きっと高級車はガススプリングだろうと思い、6月のキャンピングカーショーでボーダーバンクスを見たらやっぱりガススプリングでした。
開閉時の扉の動きに高級感が漂います。
クレソンジャーニーだとバタン、ガチャンと品がありません ←使用人の問題
この時点でこの快適化を実行しようと心に決めていました。
意外だったのがクレア。
十分高級車の部類に入ると思うのですが、クレソンジャーニーと同じステーが使われていました。
ここは差別化を図る上でもクレアにはガススプリングですよ。
そんな折、クレアユーザーのれいパパ (id:reiapapa) さんがガススプリングに交換したと報告されました。
れいパパさんも何度か扉に噛みつかれていたようで不満だったそうです。
HAFELE のガススプリングを注文
調べてみるとキャンピングカーショーでみたボーダーバンクスに使われていたガススプリングはドイツの HAFELE(ハーフェレ)というメーカー。
判別するのが難しかったですが、おそらく上の写真で使われているガススプリングは品番373.82.908 のスプリング力 100N のものではないかと思われます。
それをYahoo!ショッピングで検索するとありました。
スプリング強度が違っても金額は同じで1本¥1,440 になります。
クレソンジャーニーTypeW の収納扉は4枚なので、大サイズ扉用にスプリング力 100N を2本、小・中サイズ扉用に 80N を2本、計4本注文して合計¥5,084(税込・送料込・割引込)でした。
国産だと1本でそれくらいするのもありますし、怪しい?Amazonブランドだと4本で¥1,000前後ですから、間を取った感じです。
何より「ドイツ製を使ってるんだぜ!」と自慢したいのがホンネ笑
数日後、ちゃんと注文した4本が届きました。
下2本が 80N で上2本が 100N です、よくみるとちゃんとスプリング強度が書かれています。
ガススプリング取り付け
説明書には扉の開放75°・90°・110°ごとに起点となる位置からのmm数が表記されているので、それを参考に金具を取り付けます。
しかし説明書はキレイな直方体に取り付ける場合の値なのであくまで参考程度にして、最終的な位置決めは実際に当てがって決めていきます。
まずは扉側の金具。
これは説明書通り扉の支点側の端から 80mm の位置にしました。
この位置でちゃんと扉が閉まるか確認しながら取り付けます。
そうしたら今度は反対側の金具です。
説明書には扉の開放角度に応じて長さ指定がありますが、扉を角度関係なしに目一杯開けたいのであれば説明書の値は無視していいです。
目一杯扉を開けた状態で伸び切ったガススプリングの上側を扉につけた金具に当てます。
そしてガススプリングの下側が固定できる位置、そこが金具を取り付ける場所です。
その際扉を閉めても干渉しないか確認して位置決めします。
さあガススプリングを取り付けます。
これは押し込むだけなので簡単です。
扉をしっかり保持してくれていて落ちてくることはありません。
ではちゃんと閉まるかな?
若干の力はいりますが問題なく閉まりました。
そして扉を開けるとスーッと開いていきます。
よし!
ガススプリング取り付け成功です。
試しに 80N の動きも確認してみました。
扉の開閉は問題なく、力が弱い分開くのはゆっくり、閉める時の力は少ない、といった具合でした。
おそらくベストは 80N じゃないでしょうか。
ただ、自動ドアが開くのも待てずに肩をぶつけるほどせっかちな私ですから、開くスピード最優先で 100N にします。
うまく取り付けられて気分良くなったので、続いて隣の扉にも取り付けました。
開いたときの扉の高さがズレてしまいましたが、扉側の金具の固定位置を調整すれば合わせることができるので大丈夫です。
横から見るとこんな感じ。
嬉しくて何度も開け閉めしちゃいました。
続けて作業をすると失敗しそうだったのでこの日はここまで。
翌日、反対側の扉の交換をしました。
一度経験するとこんなにも違うのか、と言うくらい作業が捗りました。
これで全ての扉がガススプリング仕様になりました。
ガススプリング交換はコスパの高い快適化
いつロックが外れて落ちてくるか分からないステーと違って、ガススプリングなら扉が落ちてこないので安心して両手で荷物の出し入れができます。
強いてデメリットを言うのであれば、従来のステーより場所を取る(ほんの少しだけ)、斜め方向から荷物の出し入れするときに邪魔になる、といったことでしょうか。
しかし利便性に比べれば屁でもないことです。
今回はとてもコスパの良い快適化ができたので大満足です。
それでは皆さん、Have a nice day !