【メンテナンス】SURLY cross-check のブレーキシュー交換と微調整

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こんにちは、シンです。

先日、SURLY cross-check のブレーキシューを交換しました。

ブレーキシューの交換目安は1年〜1年半らしい

きっかけは息子のブレーキシューを交換した時、だいたい1年~1年半で交換することが推奨されていることを知ったからです。

www.mountain-camp-cycling.com

最近変えたよなぁ、と思って過去記事を探してみると2022年1月22日に記事を書いていました。
2年10ヶ月が経過しています。

www.mountain-camp-cycling.com

乗ってない期間の方が長いので、って言い訳したい気持ちもありますが、擦り減り具合だけが交換目安ではなく、素材の経年劣化も考慮しないといけません。
もったいない精神は大切ですが命にかかわることとなれば話は別です。

今回はパッドのみの交換

息子のMTBのVブレーキはワンピース型ですが、SURLY cross-check に取り付けてあるカンチブレーキのシューはカートリッジ型。
パッドだけ交換すればいいので低コストです。

今回準備したのはSHIMANO R55C4 、取り付けてあるブレーキシューセット BR-R8000 の標準のものです。

SHIMANO R55C4 前後セット

ブレーキシュー台座のネジを緩めてパッドを取り外し、新しいものを取り付けるだけ。
リアはいいんですけど、フロントはと言うと・・・

どうやって緩める・・・

フロントフォークの裏にネジがあり、このままではネジを回すことすらできません。
手抜きはダメってことですね。

結局調整も一通り行う

そうなるとトーイン調整とかもやり直さなければならず、手間だけ考えればワンピース型と変わりありません。

これで角度付けしてトーインに調整

ブレーキレバーを握ると左右対称ではない、いわゆる片効き状態になっていました。
そこで片効き調整ネジで左右対称になるように調整し、ケーブルの長さも調整し、最後に遊びの調整。
結局ブレーキの大部分を触り、パッドだけの交換とはいきませんでした。
しかし命に関わるところなので、簡単に済まそうという魂胆が間違っているのでしょう。

やっぱり新品はよく効く

さてパッドを変えてケーブル等の調整も行なって、ブレーキの効きは断然良くなりました。
音鳴きもかなり軽減しました。

カンチブレーキはVブレーキやディスクブレーキのようなガツン感はありません(キャリパーブレーキのいいやつは触ったことないので分かりません)。
なので効きが悪いと言われますが、言い方を変えれば滑らかに止まる、止まり方が優しい、といった感じでしょうか。

雨降りだとそんな悠長なこと言えなくなりますので安全運転に心掛けるほかないです。
まあ路面が濡れている時の制動に関してはブレーキ3割、タイヤ7割かな?と思っています。
どれだけ効きのいいブレーキでもタイヤが滑ってたら止まりませんから。

ちなみに交換した古いパッドはこんな感じです。

2年10ヶ月でも新品のような・・・

これ見るとさすがにもったいないと思わずにはいられません。
まだ使えるよなぁ、と。

でも古いものはサー、キュッ、という感じの効き方だったのに、新品はサ、キュッ。
このサーはおそらく経年劣化によるものでしょうね。
なのでやはり溝だけで判断せず、適切な時期での交換が大切です。

「こんなに山が残ってるのにもったいない。」
ではなく、
「交換時期過ぎてるのにこんなに山を残しちゃった、もったいないことした。」
と思うようにしないといけません。
そしてもったいないと思わないためにはもっと cross-check に乗ることですね。

それでは皆さん、Have a nice day !

次回交換までにどれだけ減らせるかな