【サイクリング】親子で楽しむサイクルトレイン 〜豊橋鉄道渥美線編〜

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こんにちは、シンです。

11月18日の月曜日に息子とふたりで愛知県豊橋市・田原市をサイクリングし、豊橋鉄道渥美線のサイクルトレインに乗車してきました。
今回は豊鉄サイクルトレイン、そして親子サイクリングについて書いていきます。

豊橋鉄道サイクルトレインとは

JR豊橋駅に隣接した豊鉄新豊橋駅

豊橋鉄道について

豊橋鉄道(豊鉄)は1924年の設立で、名古屋鉄道(名鉄)の連結子会社として運営されています。
主な路線は、豊橋市と田原市を結ぶ渥美線(新豊橋~三河田原、18.0km)と、市内を走る路面電車の市内線(駅前~赤岩口・運動公園前、5.4km)です。

サイクルトレインの運行ルートとスケジュール

豊鉄のサイクルトレインは渥美線の全線で実施され、すべての駅で乗降が可能です。

運行スケジュールは土日・休日は始発から終電までの全列車、平日は時刻表発車時刻10:00から14:59発の全列車となります。

除外日は豊橋祇園祭打ち上げ花火の日(7月中旬土曜)と、豊橋まつりの日(10月第3土曜、日曜)、その他行催事で混雑が予想される日となっています。

サイクルトレインの利用方法

切符の購入方法と料金

自転車を持ち込む際は運賃以外に持ち込み料金¥100/台が必要です。
有人駅であれば改札で支払い、無人駅の場合は乗務員さんに支払います。

自転車の持ち込み手順

自転車は折り畳んだり輪行袋に入れる必要なく、そのまま列車に持ち込めます。
自転車持ち込みスペースは三河田原行きでは先頭車両、新豊橋行きでは最後尾車両となります。

自転車持ち込み車両の説明1(豊鉄HPより拝借)

自転車持ち込み車両の説明2(豊鉄HPより拝借)

指定の車両に自転車をそのまま持ち込める = 豊鉄渥美線新豊橋駅にて

利用時の注意点とマナー

当たり前ですがホームで自転車に乗ってはいけません、手で押して歩いてください。
列車が動いている際は自転車が転倒しないよう、必ず自転車を支えてください。

自転車持ち込みスペースはサイクルトレイン利用者専用スペースではなく、普通の乗客も利用します。
自転車を座席前まで持ってくると座席3〜4人分を占有することになりますので、混んできたら席を譲って他の乗客の迷惑にならないよう心がけましょう。
空いてる時は座っていても大丈夫です。

子ども用でもこれだけ場所を取るので、座るのは空いてる時だけにしよう = 豊鉄渥美線にて

親子での利用の魅力

親子でのサイクルトレイン利用のメリット

自転車 x 電車は輪行袋を使用することで可能ですが、小学生が輪行袋に詰めた自転車を持ち運ぶのはとても大変です。
かと言って親が2台分持ち運ぶのも、よほどのマッチョでない限り無理でしょう。
その点サイクルトレインであればそのまま乗り込むことができます。

また、親子サイクリングを計画する際にルート距離が非常に重要となってきます。
大人であれば気合いだ根性だ!で何とかするものですが、子どもはそうもいきません。
でもサイクルトレインが運行している路線沿いであれば、疲れたら電車移動ができるので無理なくサイクリングを楽しむことができます。

帰りは電車移動で楽チン = 豊鉄渥美線にて

子どもと一緒に楽しむサイクリングの魅力

子どもにとって見知らぬ街を自転車で走るのは一種の冒険です。
見慣れない景色が好奇心を刺激し、道中で見つけた小さな発見など子どもにとって新しい体験がたくさんあります。
そして自分の足でペダルを漕いで目的地までたどり着いた時の喜びは、子どもの自信に繋がります。

子どもにとっては大きな冒険の気分 = 豊橋市、三河港大橋にて

大人にとっては子どもの成長を感じられる機会となります。
スピードがあがった、長い距離を漕げるようになった、坂道が登れるようになった——
たくさん子どものできるようになったことを見つけることができます。
子どもの成長は日々仕事で疲れている親にとって活力となります。
「こんな小さな体で一生懸命漕いでるんだから、パパ(ママ)も頑張ってね。」
そんな励ましが聞こえてきそうです。

安全に楽しむためのポイント

サイクリングは公道を走るので、フラフラせずまっすぐ走れる、すぐに止まれる、最低限これができるようになってからです。

交通ルールに関しては事前に教えるのも大切ですが、聞いただけではなかなか覚えられません。
実際に公道を走って見聞きしたことを確認しながら肌で覚えていくのが近道だと思います。
自動車の仮免での路上講習のような感じですね。

私の経験では信号無視とか車道のど真ん中を走る、といった分かりやすい交通違反は子どもでもしません(子ども「は」しません、が正しい表記?)。
危険に感じるのは見通しの悪い交差点や丁字路で確認せずに通過すること、一時停止の見落とし、歩行者優先意識が低いこと、です。
危険予知能力がまだ備わっていないので、そこは大人が細心の注意を払ってサポートしなければいけません。

あと当然ですがヘルメットの着用は必須です。

まとめ

親子で一緒にサイクリングをすること自体がとても楽しいですが、サイクルトレインを利用するとより一層楽しむことができます。
見慣れない風景を走り、その土地のことを知り、美味しいものを食べる。
サイクリングで健康増進・体力向上を図りながら、親子にとっての思い出作りにもなります。

サイクルトレインを実施している鉄道は日本全国で増えてきています。

www.mlit.go.jp

身近なところで実施しているようでしたら、一度試してみてはいかがでしょうか。
ウチの息子は知らない街でやりたい!と言っていますので、機会を見つけて挑戦しようと思っています。

それでは皆さん、Have a nice day !

次はどこに行こう? = 豊鉄三河田原駅にて