こんにちは、シンです。
私は今チ。ー地球の運動について―というアニメにハマっています。
チ。ー地球の運動について―
チ。ー地球の運動について―は、天動説が信じられていた中世ヨーロッパを舞台として、異端者の思想と危険視されていた地動説を題材にしたフィクションです。
漫画では2022年4月に完結していて、2024年10月からアニメ放映が始まりました。
私は漫画を読んでいないのでアニメでこの作品を知りました。
このアニメ、誰が主人公だかよく分かりません。
というのも初回登場した天才少年・ラファウを中心にストーリーが進むので、この少年が主人公で地動説の正しさを証明していくのだろうなと思っていました。
しかし第3話で自殺してしまい、第4話はそれから数十年経過した時点でのスタートです。
この展開は天動説を覆した地動説は一人の天才によるものではなく、同じ志を持った人々がバトンをつなぎ長い年月の末に正当性を勝ち取った、ということを表しているのでしょうかね。
今後の展開が楽しみです。
地動説ってガリレオだっけ?
現代の、あまり天文に関心のない人にとって地動説を発見したのはガリレオ・ガリレイだと思っていませんか?
教義的に不都合な地動説を認めるわけにはいかないカトリック教会が彼を宗教裁判にかけて有罪判決を出し、今後一切地動説を口にしてはならないと宣誓させました。
しかしガリレオは
——それでも地球は動いている——
と言った。
ここまでがセットではないでしょうか。
でも実際はガリレオより前にコペルニクスが地動説については発表しており、もっと言うと紀元前から太陽を中心に回っていることを主張した人もいるみたいですね。
カトリック教会側も地動説は不都合ではあるものの、思っているほどひどい弾圧はしていなかった、というのが真実っぽいです。
ではなぜガリレオは裁判にかけられたのか?
ガリレオはどうも性格に少々難があったそうです。
自分と意見が対立した場合は徹底的に相手を言い負かせて自分の正当性を主張する、そんな人だったようです。
標的となった人はたまったもんじゃありませんよね。
でもそんな人って周りに結構いません?
自分は賢いと自負するとか、認めたら負けとか、もしくはマウントを取りたがるとか。
だから他者を見下す態度言動を取る——、ガリレオもそんな人だったのかもしれません。
なので地動説を主張したからだけではなく、ガリレオの人間性が災い(むしろ要因としてはコチラの方がはるかに大きい)して裁判に発展したのだと思われます。
でも主張は正しいんですよね。
正しいのに負けて理不尽な要求を飲まされたんじゃ、
——それでも地球は動いている——
って言いたくもなるよなぁ。
世の中うまく渡るにはコミュニケーションスキルが大切ってことですね。
そういえばスマホの待ち受け画面コレだった
さて、私のこのブログで一番アクセスを稼いでいる記事はコレ↓です。
でもこの待ち受け画面に表示されているものこそが地動説なんですよね。
私がこのスマホ片手に1600年のヨーロッパに転生したら速攻でひっ捕らえられて裁判、だったかもしれません。
ちなみに今の状況はこんな感じです。
天王星と海王星はほとんど変わりません。
土星は少し回りましたね、でも1周するのに約30年かかります。
2025年1月21日に惑星直列が見られる
上の画像を見ると、惑星が画面の右上側に集まってきました。
実は近々惑星直列(惑星パレード)が見られるそうなんです。
直列と言うとこの待ち受け画面の太陽からすべての惑星が一直線に並ぶと連想してしまいますが、そうではありません。
惑星直列というのは地球から見て惑星が太陽に向かって直線状に並ぶことを言います。
それを見られるのが2025年1月21日、水星以外が天空上に現れる大惑星直列です。
何だか胸躍りますね。
ちなみに太陽からほぼ一直線上にすべての惑星が並ぶのは約64万年後だそうです。(待受画面のように二次元での話です。)
と、ハマってるアニメと拙ブログ宣伝してからの惑星直列の紹介でした。
それでは皆さん、Have a nice day !