【メンテナンス】キャンピングカーの空気圧はこまめに調整しましょう

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こんにちは、シンです。

今年は秋らしい日があったのかよく分からず、街路樹も紅葉したのかどうか分からず落葉しています。
それなのに暦の上では12月、冬になりました。
全然師走感がない・・・

それでも寒い日はそれなりに寒いですし、朝方の冷え込みとかはまあ冬かな?と感じてはいて、薄手のダウンを着て過ごしたりしています。

ヒトは状況に応じて調節ができるのでいいですが、自動車のタイヤはそうとはいきません。
気温によってタイヤの空気圧が変動します。
パンクは空気圧が不足することで起きやすいらしく、そのため冬の方が多いと言われています。

空気圧センサーが搭載されている車両であれば低下を知らせてくれますが、大半の人はそんな親切装備ついていないと思われます。
そして普通乗用車であれば指定空気圧を下回っても余程パンクまでには至らないので、空気圧を気にしない人も案外少なくないのでは?
でも重量があってタイヤにかかる負担が大きいキャンピングカーでその考え、御法度です。

私はおおよそ1ヶ月前、気温が20℃くらいの時にクレソンジャーニー〈P号〉のタイヤを指定空気圧に調整しました。
そして先日、気温が10℃程の時に測定してみたらこのような数値になっていました。

左前輪: 435kPa 右前輪: 440kPa
後輪は両方とも510kPa

前輪の指定空気圧が475kPaなので7.4〜8.4%減少、後輪は550kPaなので7.3%減少していました。

ボイル=シャルルの法則で同体積、温度変化10℃で計算すると、気圧は約3.5%ほど減少します。
そしてタイヤの空気圧は自然に漏れるため1ヶ月で5%減少すると言われています。
1ヶ月で気温が10℃下がるとタイヤの空気圧は単純計算で8.5%減少すると言えます。
今回私の場合も大体それくらい減少していたので、ほぼ計算通りの結果となりました。

暑くなっていく季節であれば温度上昇による気圧上昇と自然漏出による気圧低下がトントンなのでいいですが、寒くなっていく季節ではこの通り無視できない圧低下が起きます。

指定空気圧より高めに設定することでパンクリスクを減らせて、更には燃費向上も見込めます。
しかしパンパンなタイヤは乗り心地の悪化と制動距離の延長といったデメリットがあります。
ベストチョイスは指定空気圧で管理することですが、前述の通りすぐに不足側に陥ります、特に夏から冬にかけては。
こまめな調整が求められますので、できないのなら無理せず多めに設定しましょう。

・・・と言うのはクルマに詳しくなく、定期的にディーラー等で点検を受けている普通乗用車ユーザーの話。
「そんなこまめにできない」という認識でキャンピングカーに乗っては自分の命、同乗者の命、周辺を通行している人の命を危険に晒します。
キャンピングカーユーザーならこまめにタイヤ空気圧、タイヤの状態の確認は怠らないようにしましょう。

それでは皆さん、Have a nice day !