【おでかけ】ディズニーワンダフルバケーションで時間を有効活用していっぱい楽しむ!

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11月29日に家族でディズニーシーへ行ってきました。
今回の目的は「アナと雪の女王(のエルサ)」が大好きな娘を楽しませること。
夏の旅行は私持ちだったので、今回はカミさんの財布に遠慮なくおんぶに抱っこです。
そんなカミさんが娘のために選んだのがディズニーワンダフルバケーションというパッケージです。
プランニング等はすべてカミさんにお任せだったので今回私の頭は楽チンでした。

この時一生懸命プランを練る練る練るねしていた = 島田市川根町・川根温泉ふれあいの泉で

ディズニーワンダフルバケーションについて

ディズニーリゾートの「ワンダフルバケーション(以下ワンバケ)」は、ディズニーホテル宿泊者限定のパッケージプランです。
目ん玉飛び出すほど高いのですが、その代わり特別な体験ができるパッケージプランです(裏を返せばそれだけ課金しないと楽しめない場所になってしまったということでもあります)。
金額的には5〜6倍とか大雑把に言えます。
でもワンバケだからこそ楽しめる特別な体験についてはプライスレスなので、普通のパークチケットとどちらがお得か?といった比較はできません。

ワンバケの特典

ではワンバケだとどんな特典があるのかを説明します。

事前予約できるアトラクション利用券

ディズニーは早い者勝ちだったファストパスを廃止し、代わりに優先してアトラクションを楽しめるディズニー・プレミアアクセス(以下DPA)という有料のシステムを導入しました。

でもそのDPAの購入はパーク内に入ってからじゃないと注文できないので、人気アトラクションは早々に売り切れます。
特に今年はディズニーシーに誕生した新エリア〈ファンタジースプリングス〉がとにかく人気で、このエリアのDPAは開園数分で売り切れます。
そのためDPAを入手するには今まで同様、暗いうちから入場の列に並ばないといけません。
結局早い者勝ちに変わりはなく、無料が有料になっただけです。

結局入場前の混雑は前にも増して酷くなってるような・・・

それがワンバケだと開園日時に関係なく、事前に予約できるアトラクション利用券が3枚付与されます。
インターネとで事前に予約し、指定した時間に行けばアトラクションをスムーズに楽しむことができます。
なので開園時間に乗り遅れても何の問題もありません。

アトラクション利用券(これはソアリンで使用したもの)
ディズニーシーならファンタジースプリングス入場保証つき

入場すら自由にできない新エリア・ファンタジースプリングス

ファンタジースプリングスへはエリア内のDPAか、アトラクションに並べる権利のスタンバイパス(無料)を手に入れなければ入場すらできません。
2時間近く並ぶ権利も競って取り合わなければいけないんです。
そんな入場制限があること自体知りませんでした、私。

ワンバケだとディズニーシーの入場を選んだ場合、このファンタジースプリングスへの入場保証である1デーパスポート:ファンタジースプリングス・マジックがつきます。

パークチケット(1デーパスポート:ファンタジースプリングス・マジック)

このチケットだとDPA同様にプライオリティアクセスエントランス(優先通路ね)を通ってアトラクションを楽しめます。

このリボンがファンタジースプリングス入場許可の印

DPAだと一度楽しんだら権利消失ですが、ワンバケだと1日中その権利が継続されます。
つまりファンタジースプリングスのアトラクション楽しみ放題。
これがワンバケじゃないと楽しめない特別な体験です。
娘にアナ雪の世界を楽しませたい、楽しんでる顔が見たい、というカミさんの強い気持ちがお財布の口をこじ開けました。

ちなみにファンタジースプリングスホテルに宿泊して1デーパスポート:ファンタジースプリングス・マジックを購入する方法もあります。
しかしこの場合、前述のアトラクション利用券は付与されません(そしてファンタジースプリングスホテル自体予約困難でしかも高いです)。

事前予約できるショー鑑賞券

ディズニーに行ったらやっぱりショーをいい場所で鑑賞したいですが、そのためには早い時間から場所取りをしなければいけません。
アトラクションで楽しむ時間を犠牲にして場所取りする、そんなの子どもにとって面白くも何ともありません(ショー好きな子どもならいいかもしれませんが)。

でもワンバケならアトラクション利用券と同様に、観たいショー1つを事前予約ができ、前列の良い席で鑑賞することができます。

これでショーが始まるまでの時間を有効に使うことができます。

ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜のショー鑑賞券

たらふく飲めるぞ、フリードリンク券

ディズニーの飲食はちょっと高いので、このフリードリンク券が手に入るのはとても嬉しいです。

フリードリンク券(使用済み)

しかも飲めるのはソフトドリンクだけでなく、期間限定のスペシャルドリンク、スープもOKです。

¥700のスペシャルドリンク(苺ミルク)も対象

温かいスープも対象

さすがにアルコール類はフリーとはいきませんが、レストランでの食事に限りプラス¥400(だったかな?)で付属のソフトドリンクに代わって提供してくれます。

限定オリジナルグッズのプレゼント

ワンバケを申し込むと類似サービスのバケーションパッケージ限定のオリジナルグッズがもらえます。
ディズニーファンならばこの非売品グッズも入手したい気持ちになるでしょう。

限定ブランケット

限定ミッキーマウス

限定ショルダーバッグ

またバケーションパッケージ限定のオリジナルスーベニアポップコーンケース(レギュラーボックス1箱付き)が1部屋につき1つもらえます。

レギュラーボックス2箱入れられる限定デザインケース

注文から利用までの流れ

これだけの特典があるワンバケ。
高くても特別な体験をしたい、という方は心を決めて予約注文へ進みましょう。

まずは対象のディズニーホテルの予約をします。
そして予約後にオンライン予約サイトの「予約・購入履歴」からワンダフルバケーションを追加、プラン内容とスケジュールを確認し、必要な情報を入力します。

そして支払い方法を選択し、必要事項を入力して確定します。
予約が完了し、予約日1週間前くらいになるとパークチケットや特典の引換券の入ったパッケージキットが自宅に郵送で届きます。
当日忘れないようにしましょう。

パッケージキットが届くとテンション急上昇

ちなみに似たようなパッケージでバケーションパッケージ(以下バケパ)というものも存在します。
どちらかと言うとバケパがあって、派生したのがワンバケ、でしょうか。
この2つ、基本的には同じようなものですがバケパは2DAYSでディズニーを満喫するのが前提のプラン、一方のワンバケは1DAYSから選べる、と言うのが大きな違いでしょうか。
あとはショー鑑賞席がバケパの方が更に良いとかの違いがあるようです。

ワンバケを利用した感想

宿泊部分の体験を除いて、パークでの過ごし方についての感想です。

一言で言えば金がモノ言う、それに尽きますね。
高いお金払った人が良い体験をできる、ある意味で公平なシステムです。
まあ私は払っていませんけど。

入場で我先にと争う必要なく、空いてるうちにポップコーンを買ったりチュロスを買ったりする余裕がありました。
DPAが入手できなかった人はとにかく先を急いで(でも走ったらダメ)、目的のアトラクションに並ばないといけません。
この時点で大きなアドバンテージがあります。

そしてファンタジースプリングスに入場して、プライオリティアクセスエントランスを通って優先してアトラクションを楽しめました。
10時頃にファンタジースプリングスに到着しましたが、1時間半ほどで4つすべてのアトラクションを楽しめました。

ファンタジースプリングス以外のエリアの人気アトラクションも3枚の利用券を使用してほとんど待ち時間なく遊ぶことができました。
ニモ&フレンズ・シーライダーだけは40周年記念プライオリティパスで入場しました。
時間内で人気アトラクションを延べ11箇所まわれたのは初めての経験でした。

それでいて19時15分開演のビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜には開演5分前に到着して前の方の観覧席に案内してもらえました。
場所取りとは無縁です。

フリードリンクも私はスペシャルドリンク3杯、スープ2杯、ソフトドリンク2杯飲みました。
金額にして¥3,710です。

このようにパーク内では非常に満足度高く過ごすことができ、ワンバケというシステムの恩恵を授かることができました。
一番の目的だった娘をアナ雪で楽しませることが達成できたので、(カミさんが)高いお金を出した甲斐はあったことでしょう。

新システムのディズニーに思うこと

夢は金で買う時代に

ファンタジースプリングスには午前と夕方過ぎの2回入場し、娘はアナとエルサのフローズンジャーニーに4回乗りました。
息子はピーターパンのネバーランドアドベンチャーに2回。
ラプンツェルのランタンフェスティバルには皆2回乗りました。

このエリアのアトラクションは運よくどれかひとつのDPAが取れるか、または運よくスタンバイパスで並ぶ権利が得られるかというレアアイテム級のアトラクションです。
ワンバケ利用者であれば高いお金を出した分、正当な権利として楽しむことができるのです。

ただ。
支払ったお金に対して受けるサービスに差をつけることは公平ではありますが、本当にそれでいいのかなぁ?と。

軍資金に余裕のない学生とかは長時間並ばないといけませんし、そもそも並ぶ権利すら得られないかもしれません。
地方の小中学校ではディズニーが修学旅行先でもあり、子供達はとても楽しみにしています。
でもこの状況で楽しめるのかな?と疑問に思います。

小金持ちが目の前をスイスイ通り過ぎるのに自分たちは長時間並ばされる。
——そうか、夢の国って昔は「夢の中にいるみたいな場所」でしたが、今は「将来こうありたい姿を夢見る場所」に変わったのか。
こうありたい姿と言うのは「夢をお金で買える姿」、なんとも世知辛い・・・。

情報を制すること、スマホ操作が必須の時代に

そしてこの記事を読んでくださってる方もナンジャラホイ?書いてる自分もナンジャラホイ?と、とにかく複雑すぎるシステムになってしまいました。
レストランもモバイルオーダーじゃないと注文できないのです。

ディズニーのプロであれば効率的に遊べるシステムですが、不慣れな人では満足に食べることすらできないシステムです。

パーク内では常に情報収集に余念がなく、歩きスマホは当たり前。
夢の国なのに日常生活以上にスマホ依存を強いられます。

実のところ、我が家は私が荷物を取りに行き、カミさんがスマホで食事オーダーをしている間に娘が迷子になりました。
もちろんこれはシステムのせいではなくて親の責任であり、大いに反省しています。
でもそんなリスクは高まっていると思いますので、これから行かれる方は十分ご注意ください。

まとめ

ディズニーの現行システムに不満な点はありますが、ワンバケでのパーク利用に関してはその価格に見合った特別な体験ができるものでした。
関東以外に住んでいて1回の移動コストもバカにならない人であれば、いっそのことこの1回にお金をかけて目いっぱい楽しむ、という方法もいいと思います。
特に今はファンタジースプリングスへの入場制限がかかっている状況なので、この新エリアを存分に楽しみたいのであればメリットは大きいです。

あとはとにかく事前の情報収集、プランニングが成否を分けますので抜かりなく。

それでは皆さん、Have a nice day !