【スーパーカブ】ついにカブ主に返り咲き、スーパーカブ50を契約しました

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こんにちは、シンです。

突然ですが私、カブ主になります(カブ主=HONDA スーパーカブのオーナーを指す言葉)。
二輪免許は持っていないので原付一種のカブ主ですが。

実は元カブ主でした

何を隠そう、実は私は元カブ主でした。
正しくは小カブ主と言うのかな?リトルカブオーナーでした。

リトルカブでソロキャンプ = 2007年、浜松市天竜区佐久間町で

このリトルカブ、購入早々に一停無視で飛び出したクルマに衝突しフロントフォークが曲がり、レッグシールドも割れてしまいました。
走ることはできますがハンドルを切ると少し干渉する状態で、そのまま乗り続けることに不安がありました。
修理するにも結構お金掛かりそうでしたから。

そうこうしているうちに、まあ色々と状況が変わったこともあり手放しました。

もうすぐスーパーカブ50が新車購入できなくなる

原付一種(排気量50cc以下)は2022年に施行された厳しい排ガス規制のクリアが難しいようで、2025年11月まで3年間の猶予期間が設けられていますが解決できないみたいです。
本腰を入れれば解決できるのかもしれませんが、そのためには多くのコストを必要としますが、世界の主流は50ccより排気量の大きいバイクです。
そして日本国内でも50cc以下のバイクの売り上げは減少し続けています。
多くのコストをかけて存続させても採算がとれないのでしょう。
そんな経緯で2025年に原付一種に分類される50ccバイクの製造が終了となります。

となると、普段の足にもビジネスの足にも幅広く活躍している HONDA スーパーカブ50がもうすぐ新車購入できなくなります。

原付一種は新基準へ

スーパーカブ50含む50ccバイクが製造できないと、原付免許で運転できるバイクがなくなってしまい困る人が大勢出てきます。
そこで警察庁は最高出力4kW(5.4ps)以下の125cc以下のバイクを新基準原付として、原付免許で運転できるよう追加しました。

ただし、交通規則は今まで通りで最高速度は30km/h、道路の左端を走行、二人乗り禁止、二段階右折義務は継続されます。
まあ苦肉の策ですね。

本来125ccのエンジンであれば50ccエンジンの2〜3倍の出力を出せるポテンシャルがあります。
それを抑えてしかも30km/h制限、さらには重量増で燃費は悪化するも車両価格は増加です。
そんながんじがらめの新基準原付なら、小型二輪免許取った方が良さそうです。

そもそも排ガス規制がクリアできない50ccバイクと、燃費悪化の新基準原付、環境により影響を与えるのは果たしてどちらなんでしょうか?

浜松市民として黙って見過ごせなかった

HONDA、YAMAHA、SUZUKI。
世界三大バイクメーカーが創業した町、浜松。
もし私が外国人(最近よく間違われていますが)でバイク好きだったら、「Hamamatsuってところに行ってみたい!」と思うんじゃないかな。
それくらいすごいことであり、浜松市民はもっと誇りに思うべきです。

日本のバイク製造の発展に HONDA スーパーカブの存在は無視できるものではありません。
むしろスーパーカブが日本バイクの歴史を作ったと言っても過言ではないでしょう。
これからもスーパーカブは製造されますが、やはり50ccという排気量にこそカブの本質が宿っていると思います。
それが製造できなくなるということは1つの時代の終焉を意味します。
寂しいですが、だからこそ手に入れておきたい。

もちろん葛藤はしました。
買おう、やっぱやめよう、を一体何往復したか。
でも買わない選択をするたびに、故・本田宗一郎さんの顔が浮かんできました。

——浜松市民としてそれでいいのか?——

浜松を愛する者として黙って見過ごすことはできませんでした。

オークションやフリマサイトでの購入は敷居が高い

はじめはオークションかフリマサイトでの購入を考えていました。
しかし駆け込み需要も相まって、全体的に値が上がっています。
安いものは本当に動くのか?と思える状態。
それを直しながら良くしていくのが楽しみかもしれませんが、私にその腕はありません。

そしてクルマ以上にバイクは持ち込み修理のハードルが高いと感じています。
自分でメンテナンスする自信がないのならオークションやフリマサイトでの入手は避け、ショップ購入が無難です。

浜松にスーパーカブ50の新車在庫があった!

そうなると通える距離にあるショップで販売されている中古車が次なる候補に。
インターネットの中古バイク検索サイトでスーパーカブ50、静岡県、と条件を絞っていくうちに「新車(在庫あり)」という条件を発見。

それにチェックを入れると静岡県内のスーパーカブ50の新車在庫者は4台のみ(12月8日時点)。
そのうち2台が浜松市内でした。
そして1台は17年前にリトルカブを購入したお店、川島モータース本店でした。
中古はこれからも買えますが、新車(在庫車)は今を逃すと入手できません。

そしてついに決断。
「時は来た、それだけだ。」←言いたいだけ

契約完了、年内に納車されカブ主に

12月9日は休みだったので、クレソンジャーニー〈P号〉のスタッドレスタイヤ履き替えを済ませた後、さっそくスーパーカブ50の新車在庫が置いてある川島モータース本店へ向かいました。

お店に行って「商談中」とか貼られてないだろうか、と不安に思いながら実物とご対面。

ピカピカのスーパーカブ50 = 浜松市中央区城北、川島モータース本店で

良かった、何も貼られていませんでした。
もうここまで来たら迷いは振り払い、自分の信じる道を突き進むのみ。
サクサクっと購入手続きを済ませて契約となりました。
一応、最終モデルとなるファイナルエディションも注文可能ではありましたが、ちょっとした装備で特別感を醸し出すだけでプラス6万円なので却下しました。

年末で整備ラインが立て込んでおり、納車整備に時間がかかるとのことでした。
早いほうがいいですよね?大安とか気にされますか?
と言われましたが、急いではいないですし、大安とか一切気にしないので大丈夫です、と。
それなら1週間後はどうでしょう?と提案されましたが、年末に仕事休む訳にはいかないのでさらに1週間後の日にしてもらいました。
日程に余裕ができたので店長さんも安堵な表情を浮かべていましたね。

さて、年内にカブ主になるのでヘルメットの準備とかしないといけません。
これからちょっと調べ物と注文で忙しくなります、年末なのに。

それでは皆さん、Have a nice day !