こんにちは、シンです。
先週の御嶽山登山で前泊車中泊をしていた時に読んでいた本がコチラ、今村翔吾の「塞王の楯」です。2021年に直木賞を受賞しただけあり、とても面白い作品でした。読みたいと思っていたのですが、普段あまり本を読まないので流れて流れて今日に至りました。

戦国末期、石垣造りを生業とする近江国・穴太衆。その中で最も優れた人物が【塞王】。その塞王の手がけた石垣は鉄壁の楯ということです。
一方で同じ近江国では鉄砲鍛冶を生業とする国友衆がおり、国友衆の作る鉄砲は戦国最強の矛。争いをなくすという共通の理想を抱きながらも相反する信念の穴太衆と国友衆 、勝るのはどちらか——
てな内容の本です。
全国でも名高い石垣職人の穴太衆、鉄砲職人の国友衆、そして忍び集団の甲賀衆がいて、京の都に近く交通の要衝でもある近江国ってすごいですね。
そして物語の後半は1600年関ヶ原の戦いの直前、大津城攻めが舞台です。攻め手は西国無双と謳われた立花宗茂 (も名を連ねる西軍)、大津城を守るのは凡愚と評される京極高次。一見【矛盾】が成り立たないように思えますが、おっと、ここから先はぜひ読んでみてください。
立花宗茂 or 京極高次の大河ドラマを熱望
この本を読んで改めて立花宗茂を主人公にした大河ドラマは面白いだろうな、と思いました。超ハイスペックな立花宗茂が劣勢をものともせずに敵を蹴散らす物語は爽快でしょう。
それと同時に京極高次を主人公にしたら、それはそれで面白いだろうな、と。二択をことごとく間違えるようなダメダメな京極高次だけどリーダーとして一番大事なところはブレず、この人のためなら命も惜しくないと慕われる物語。今の時代、共感を生むのはこちらかな。
どちらを主人公にしても転落人生からの見事な復活劇でハッピーエンド、という流れにできるので面白いはずです。この2人で2年連続、対比しながらのストーリーも面白そうじゃないですか。
それでは皆さん、Have a nice day !