秋の果物求めて甲信ぶらり旅2025 Vol.3 〜りんごをゲット、そしてボブスレー、待ちわびていた温泉〜

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こんにちは、シンです。
9月12日〜14日の2泊3日で山梨・長野へお出かけした前回記事の続きになります。

www.mountain-camp-cycling.com

南アルプスむら長谷の人気パン屋

9月14日(日)の朝、外は曇り。
気温は22〜23℃でエアコンなしで心地よく眠ることができました。

朝食は簡単にトースト、そして3食連続でのシャインマスカット。

道の駅「南アルプスむら長谷」は焼きたてパンが有名、とりわけミニクロワッサンが大人気です。

上のパンは買うことができましたが、ミニクロワッサンはほとんど予約分で売り切れるほどの人気。食べたい人は前日に電話予約です。

この先に仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳の登山口があるので、今度登る時に事前予約しようと思います。

信州松川でりんごを購入

道の駅南アルプスむら長谷から東へ向かい、松川IC近くにある「JAみなみ信州直売所もなりん」に到着。ここでりんごを買いました。
ちなみに「も: 桃」「な: 梨」「りん: りんご」だそうです。

ここも行列ができていました。
着いたのが少し遅かったので狙い目の訳あり安めのりんごはだいぶ売れてしまった様子。

いちばん欲しかったのはぐんま名月ですが、どうやらまだ収穫時期じゃなかったみたい。売り切れたわけじゃなかったので良かった、来月半ばすぎにまたくれば買えるかもしれません。

で購入したのはシナノドルチェと小粒なシナノピッコロ。シナノピッコロは初めて買いました。小さいのはどうかな?と思いましたがひとりで食べるのにちょうど良いサイズで悪くありませんでした。実は少し硬めで酸味があり、私好みの味でした。

信濃路下條で今回もメンチカツ

今回のお出かけの目的であるぶどうとりんごを無事手に入れることができたので帰路につきます。
国道153号、151号と南下し、道の駅「信濃路下條」へ。ここのミニクロワッサンとメンチカツを買うのがデフォになりました。

あれ?屋根が増築されてる。そして焼肉の文字が踊っています。その左下には肉うどんの宣伝も。

肉うどん食べたいなぁ、次来る楽しみが増えました。もつ煮込みもトライしてみようかな。
店内の什器にメンチカツは並んでいませんでしたが、あと4分で揚がります、と。やった、揚げたてが食べられる。ここのメンチカツは弾力があり肉汁がジュワ〜、肉を食べてる感が強くて美味しいです。

あいパークやすおかでボブスレー

食べるものも食べ、大人は満足です。しかし今回は移動メインになってしまったので子どもは退屈。せめてもの罪滅ぼしで「あいパークやすおか」という公園へ連れて行きました。ここではボブスレーを楽しむことができます。

ドリームボブスレーという名称です。地元のおじいちゃんたちが楽しそうに働いています。

1回¥200で小3以下は大人と同乗ですが、その場合は¥400とはならず¥200と良心的です。6回綴り¥1,000で購入。こんな感じのボブスレーです。

最初は恐る恐るでしたが1回乗れば操作も慣れ、2回目からはできるだけスピードを求めた滑りとなります。
コースは約500mほどで落差は30m、結構下る印象でしたがそんなもんなんですね。

登りはケーブルで引き上げてくれるので楽ちんです。下り終えて戻ってきたのが下の写真。

子どもはものすごく楽しかったようで、また来たい!と。長野県にはここ以外にもボブスレーが楽しめる施設がありますので、他のボブスレーも挑戦してみたいです。

遠山郷温泉かぐらの湯復活!

帰る前にもう1箇所寄り道を。
国道418号沿いにある道の駅「遠山郷」、おそらく南信州でもっともアクセスの悪い道の駅です。ただ、ここには遠山郷温泉かぐらの湯という温泉があるんですよ。

数年前から設備の故障で休業していましたが、ようやく来月4日に再開というニュースを聞いたので偵察してきました。
そろそろオープンですね〜とスタッフに話しかけたら、「実はプレオープンしていてもう入れるんですよ。」と驚きの情報が。
急いで昼寝中の息子と娘を起こして温泉へ!

この石像、懐かしいなぁ。
プレオープン期間中は半額 (¥800→¥400) で入ることができます。建物も改築してとてもキレイ。大阪関西万博の大屋根リングみたい。

pH9.0の控えめなアルカリ泉、森林浴気分が味わえる露天風呂、とても気持ち良かったです。

日本のトンネル技術が勝利した明石の貫通石

施設内には三遠南信道・青崩峠トンネル (仮称) の貫通石が飾られていました。

静岡県と長野県をつなぐ国道152号は中央構造線に沿って走っていて、ところどころ不通区間があります。特にこの青崩峠は崩れやすくて脆く、長らくトンネルを掘ることができなかったので「日本のトンネル技術が敗退」と呼ばれていました。
しかし日本人は諦めず、40年の年月をかけようやく勝利を手にすることができました。

そんな超難工事の貫通石、難関突破、初志貫徹の合格祈願としてもってこいじゃないでしょうか。

食事処「善き叶」で鹿肉を食べる

ここ遠山郷はジンギスカンやジビエが有名で、温泉のレストランでも食べることができます。
まだプレオープン期間だから食事はないよねと思ったら、ありました。
しかもプレオープン期間特別で全メニュー¥500と超お得でした。

カミさんはジビエ苦手なので山賊焼き定食。私はジビエに最近興味が湧いてきたので鹿肉すき煮丼に挑戦。子どもは醤油ラーメン。

鹿肉は脂肪分が少ないのでややパサついていますがここのは臭みがなく、言われなければ何の肉か分からないレベルで普通に美味しかったです。
奈良公園や宮島の鹿さんをイメージすると何だかかわいそうにも感じますが、貴重な高山植物を食い荒らしている鹿は憎き存在。また鹿が増えることは食物連鎖の頂点に立つクマが増えることにもつながります。大切な自然を守るためにはある程度頭数を抑える必要があります。そして命を無駄にせずにこうやってありがたくいただくことは、自然を好循環させることにつながります。

道の駅「遠山郷」は車中泊に最適かな

山深い道の駅ですが駐車場はかなり広く、車中泊のクルマが邪魔になるようなことはまずないでしょう。ここを目的地として温泉に浸かって、ビールとジビエを堪能して車中泊。静かなのでよく眠れそうです。
アンケートにはRVパーク併設希望と書いてきました。

ほぼノープランでも楽しかった旅

旬の果物を手に入れることができ、良質な温泉2箇所に入り、国宝の土偶を見てはボブスレーで遊び。そうそうニジマスもつかみ取りして美味しくいただきました。
こんな感じで南アルプスをぐるり1周503km、計画をあまり立てなくても充実したお出かけとなりました。これもキャンピングカーの為せる技でしょうね。

これから違う品種のりんごも出回りますし、そして秋の味覚の栗も今回は手を出していません。次回は中央アルプスぐるり旅かな〜?
それでは皆さん、Have a nice day !

車中泊回数備忘録
2025年 27泊 (うちアトレー2泊)
通算 197泊 (うちアトレー5泊)