越前和紙の里パピルス館 〜日本三大和紙のまちで紙漉き体験〜

 当サイトにはプロモーション、広告が含まれます

こんにちは、シンです。
今回紹介するのは越前和紙の里パピルス館です。

9月に山梨へ出かけた際に車中泊で立ち寄った道の駅・にしじま和紙の里かみすきパーク。この時は日程の都合で体験できませんでしたが、紙漉きは以前より体験してみたいと思っていました。

www.mountain-camp-cycling.com

そして福井旅行で調べていたら登場してきた「越前和紙の里」という施設、ここでも紙漉き体験ができることを知りました。

越前和紙は日本三大和紙

私知らなかったんですがこの越前和紙は日本三大和紙のひとつに数えられています。他ふたつは美濃和紙、土佐和紙です。「三大~」って2つ同じでも残り1枠が地域によって違ったりするのはあるあるです。しかしこの日本三大和紙に関してはこれ以外の組み合わせは調べた限り出てきませんでした。この3和紙は別格、ってことですね。美濃和紙、土佐和紙とも俄然興味が湧いてきました。

紀元前二世紀に前漢の時代に発明された紙。もし紙が発明されなければ大変な世の中だったでしょうね。情報は木簡でやりとりでしょうか。駅構内の黒板は大活躍でしょうね。トイレではおしり何で拭きましょう?縄か?
紙がなければ本や巻物もなく、知識を広めることも容易ではなく、人類文化の発展は大幅に遅れたことでしょう。よく言う三大発明のひとつの「活版印刷」も紙があってのことですから、紙の発明はすごいことです。

ちなみに「人類最大の発明」って調べると「複利」とでてきます。これはアインシュタインが「複利は人類最大の発明。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」と言ったからだそうです。私は知っているのに後者です泣

越前和紙の里で紙漉き体験ができる

越前和紙の里ではパピルス館と卯立の工芸館の2か所で紙漉き体験ができます。しかし卯立の工芸館は伝統工芸士指導のもと、本格的な体験ができる分お値段も¥22,000と張ります。その点パピルス館は簡易的な体験ではあるものの¥600からとリーズナブル。本格的な紙漉き体験は子どもには (大人にも) 難しいのでパピルス館での体験にしました。

越前和紙の里パピルス館

そして紙漉き体験をするならば必ず事前予約をしましょう。こういう施設は団体客と居合わせると体験できない可能性が大です。私も事前予約で連絡したところ希望の時間は団体客が来ると言うことでNG、少しずらした時間で予約を取ることができました。これが当日飛び込みだったら体験できなかったでしょう。

ところでパピルスって何?

この館名にある「パピルス」って何?と気になって調べたところ、パピルスとは古代エジプトにおいて「王家のモノ」を意味する言葉だそうです。その頃筆記媒体として使われていた草を王家が独占していたことから「王家の草=パピルス草」と呼ばれ、それが古代ギリシャで紙のことをパピルスと呼ぶようになり、フランス語のpapier、英語のpaperになりました。ひとつ賢くなりました。

そうか、ティッシュペーパーのネピアはフランス語のpapierの頭を日本のNにしてNapier→Napia なのか。これはすごい発見したぜ!と思ったら全然違いました。
ネピア (Nepia) は王子製紙がパルプ工場を構えていたニュージーランドの都市名(ネーピア: Napier) からきています。

じゃあそのNapierという地名はpapierに近いから、きっと紙にちなんで名づけられたんだな、きっと。これも違いました。
ネーピアの地名の由来はインド総督のチャールズ・ネーピアにちなんで名づけられたそうです。そもそもニュージーランドは大英帝国の植民地だったので、わざわざフランス語っぽい命名しないですよね。脱線しまくりましたが以上「パピルス」についてでした。

紙漉き体験の様子

我が家の予約は13時00分を希望していましたが団体客の予約が入っていて、取れたのが13時50分でした。しかしちょっと早く着いてみると団体客の姿は見当たりません。もしや国の力で強制キャンセル喰らった方々だったのかも?
受付の方に予約した者ですが、と伝えたらすぐに通してくれました。そして館内には「今日はご予約で満席となっています」の表示。また事前予約制と書かれてもいたので飛び込みでは体験できないかもしれません。やっぱり予約してからいきましょう。

いろんな大きさの紙を作ることができる

紙漉き体験では小さいサイズの紙から大きいサイズの紙まで作成可能で、うちわを作ることもできます。今回は1枚¥600のスタンダードな色紙にしました。

パピルス館で作る事ができる紙の種類

いざ紙漉きに挑戦

では紙漉きに挑戦です。原料となる楮 (こうぞ) が混ざった水を木枠ですくいます。

そして紙の原料が均等になるように木枠を前後左右に揺らしながら水を落としていきます。これを2回ほど繰り返します。

そうしたら葉っぱなどで飾り付けをし、そして好みの色を付けていきます。

飾り付けが終わったら脱水。強力な吸引機を使って水分を一気に取ります。

あとは乾燥機に入れて10-20分ほど待てば自分が作ったオリジナル和紙の出来上がりです。出来上がるまで館内のショップを見て過ごしました。

バスケじゃなくて?

越前和紙の御朱印帳を購入

パピルス館では多くの和紙製品が売られています。せっかく来たのでお土産でも買いましょう、ってことで私が手にしたのは越前和紙で作られた御朱印帳。私、遅ればせながら御朱印収集にハマりだしまして、どうせなら高級紙の御朱印帳が欲しいと思っていました。私が購入したのは¥1,800のもの。2冊購入しました。1冊は有名な神社用でもう1冊は全国一之宮用、日本代表と都道府県 (旧国) 代表って感じで分けようかな、と考えています。

高級そうな御朱印帳

紙漉き体験は子どもに大好評だった

お店を見ているうちに紙は出来上がりました。出来上がった紙を見て子どもはにっこり。

どれが誰のかな?

紙漉き体験はそれほど難しくなく、もうすぐ5歳の娘も飾り付けはひとりでできました。こうやって「何かを作る」体験っていいですよね。すでに息子は「今度来た時はもっと上手に作る!」って意気込んでました。

紙の神様・岡太神社

岡太・大瀧神社

この越前和紙の里の近くに岡太 (おかもと) 神社があります。約1500年前、岡太川上流のこの地に美しい女性が現れて「この清らかな水で紙漉きをしなさい。」と言い、紙漉き技術を伝授して越前和紙の歴史が始まったそうな。その女性を川上御前と崇めて「紙の神様」として祀っているのがこの岡太神社です。紙にすら神様がいる、八百万信仰の真骨頂です。紙の無駄遣いしたらバチが当たりそうです。

銀杏の葉をかぶって遊ぶ

立派な御神輿

社殿の屋根は「日本一複雑な屋根」とも言われています。確かに複雑です。

社殿の屋根

短い時間でしたが和紙作りのまちを楽しみました。今度はもう少し時間を取って楽しみたいところです。
それでは皆さん、Have a nice day !