皆さんこんにちは、シンです。
先週から始まりました大河ドラマ「どうする家康」、見ましたか?
幼少期の竹千代時代から始まるのかな〜?と思っていたのですが、なんと元信・元康からの始まりでした。
父親すら登場しませんでしたね。
そして野村萬斎さんが演じる今川義元がまさかの初回で討ち死に。
長年植えつけられたイメージの今川義元であれば然もありなんですが、今回の今川義元そして桶狭間の描き方はそのイメージとは離れていました。
今までの桶狭間のシーンって、
- 上洛を決意した今川軍が余裕シャクシャクで進軍
- 雨の中、今川軍は楽勝と決め込んで桶狭間で飲めや歌えやの大宴会
- 混乱する織田家臣群と距離を置く信長
- 「人間五十年〜」と舞った後、奇襲攻撃を決意
- 突然の襲撃に慌てふためく今川軍
- 未練がましい表情で打ち取られる今川義元
- 「奇跡だぁ〜」とばかりに湧く織田軍としたり顔の信長
大体こんな流れでした。
「悪」とまでは言わないものの、正義は織田信長側にあるような描かれ方でしたよね。
でも今回はこんな感じ。
- 織田信長は戦い好きの悪の覇王、それを看過できない義を貫く王道を追求する今川義元
- 織田軍の攻撃から領地を守るために今川軍は決死の覚悟で救援(決して上洛のためではない)
- 自ら能を舞い、自軍を奮い立たせようと鼓舞する今川義元
- 奇襲かどうかは明らかにせず、襲撃に遭って今川義元討ち死に
- 予想していたかのようにどんなもんだと得意顔の織田信長
「義」は今川義元側にある描き方で、尾張侵攻も上洛の野心ではなく、尾張国内にある今川軍の領地を守るためのものでした。
でも最近の調査研究では今回の内容の方が有力視されている桶狭間の見方です。
領国の面積では今川家の方が広いですが、平地の広さ、肥沃な大地、港湾での商業の発達とそこから得られる資金と、織田家は決して弱小大名ではなかったのです。
よって桶狭間はガチンコ勝負で織田が勝った、が今の所正しい見方となります。
それにしても野村萬斎さんの演技だけは別次元で、特に能を舞う場面は鳥肌ものでした。
このまま「どうする義元」で1年やった方がいいのでは?と思うぐらいでした。
そんな大河ドラマ、先週はスキーの帰りでしたので、P号の中で見ていました。
場所は「道の駅 どんぐりの里いなぶ」、徳川vs武田で激しく争っていた奥三河ですね。
今日は第2話が放送されます。
私の好きな時代、好きな武将、地元の話。
1年間楽しめそうです。
この翌日、実家に向かう途中でちょっと立ち寄ったところがあります。
それがここ、「松平郷」です。
ココこそが後の徳川となる松平氏発祥の地、今でも松平の地名は残っています。
こんな山里から岡崎に侵攻し、西三河一帯を支配下に治めていったんですね。
この日は時間がなかったので「松平東照宮」のお参りだけでした。
これが今年の初詣となりました。
でも歴とした「東照宮」ですからね。
神君・家康公。
他の武将と一線を画すのは家康様は「神様」であること、です。
と思ったら豊臣秀吉、織田信長、明智光秀も神様になっていました。
この横らへんに「産湯の井戸」というのがありまして、家康出生時にもここの水を使用したのだとか。
久能山東照宮、日光東照宮のような煌びやかさはありませんが、ルーツとなる場所でもしっかりと家康公は祀られておりました。
しかし残念な看板が・・・
こういう迷惑系がいるせいで、遊ぶ場所が減っていくんだよ。
松平郷から岡崎方面に降っていくと銘菓・松平まんじゅうのお店があります。
普通の饅頭ではありますが、やや大きめであること、そしてこし餡が美味しく、私好みです。
岡崎〜浜松〜静岡、この一帯はこの1年大河景気にあやかれるといいですね。
それでは皆さん、Have a nice day !