人類を再び月へ。〜アルテミス計画〜

 当サイトにはプロモーション、広告が含まれます

皆さんこんにちは、シンです。

昨日ケネディ宇宙センターから月に向かって宇宙船「オリオン」が打ち上げられましたね。

1960〜70年代に人類が初めて月面に降り立ったのが「アポロ計画」です。
そして今回再び月面に人類を降り立たせるのが「アルテミス計画」です。

アルテミスはアポロの双子の姉で、月の女神です。
もうこのプロジェクト名だけでもワクワクしてきます。

日本的に言い換えるとアポロ計画=アマテラス計画(製薬会社名になってしまう)、アルテミス計画=かぐや姫計画、といったところでしょうか。
これもこれで悪くないですね。

アルテミス計画は3段階に分けられています。

  1. オリオンを無人状態で打ち上げ、月を周回飛行する
  2. 2024年に有人飛行で月を周回飛行する
  3. 2025年に宇宙飛行士が月に降り立つ

計画通りに進めるためにも、今回の無人飛行がとても重要となってきます。
今は地球を周回していて、これから月に向かっていき、21日には月に最接近する見込みです。

先日あった皆既月食、次日本で見られるのは2025年9月8日です。
その頃には誰か月に降り立っているかもしれませんね。

 

ちなみにあの皆既月食が起きていた瞬間、もし月にいたらどんな光景だと思いますか?

太陽と月の間に地球が入ることで地球では月食と言いますが、その時月では地球による日食が起きているんですね。

そして皆既月食は真っ暗になるのではなく、月が赤銅色になります。
あれって地球の大気圏を通過できた赤色光だけが月に届くので、ああいう色に見えます。

ということは皆既月食が起きている時、月で起きている日食はこういうふうに見えるんです。

【NASA's Scientific Visualization Studioより】

地球の大気圏が赤銅色に染まり、なんとも美しいです。
アルテミス計画での月面到達が2025年9月8日であれば、この景色が見られるってことですね。

でも美しいとばかりも言っていられません。

月には大気がないので地球のように熱を蓄えたり、熱から守ったりができません。
太陽光に照らされている月の表面温度は110℃ですが、部分食が始まると見る見る表面温度は下がっていき、皆既月食中には−50℃くらいになるそうです。

約1時間30分で160℃の温度変化です。
想像できません汗←汗も凍る

宇宙空間は本当に過酷な環境で、地球は奇跡としか言いようがありませんね。
最近寒くなりましたが、月と比べれば全然マシです。

とは言っても寒暖差で体調崩さないようお気をつけを。

それでは皆さん、Have a nice day !