皆さんこんにちは、シンです。
雪道はスタッドレスタイヤ履いておけば大丈夫、と思っていたら大間違いです。
出番は少なくても雪国に行くときはスタッドレスタイヤに履き替えた上でタイヤチェーンを積んでおきましょう。
チェーンを携帯していなかったらNG
前まではチェーン規制が出ていてもスタッドレスタイヤであれば走行できました。
しかしここ数年、毎年のように大雪の影響で数日にわたる立ち往生が起きています。
その多くの理由は滑って動けなくなったクルマ(チェーン不携帯)によるものだそうです。
そのような状況でもチェーンを装着すれば大抵の場合は走り出すことができるのだとか。
と言うことで数年前に法律が厳しくなり、チェーン規制の道路でもし自分が通行止めの原因となった場合にチェーンを携帯していなければ罰則を受ける可能性があります。
雪国に行くときにはスタッドレスタイヤを履いた上でチェーンも携帯して行きましょう。
私自身もスタッドレスタイヤだけではどうにもならない場面に出会したことがあります。
長野・愛知の県境、真夜中にカチコチの氷のような登り坂。
御嶽山麓の標高2,000m近いゲレンデへ向かう登りのクネクネ道。
冬山登山で八ヶ岳の誰も通らないのでは?という辺鄙な林道走行時。
その窮地を救ってくれたのがタイヤチェーンです。
もし持っていなかったら路頭に迷うどころか命の危機に瀕していたかもしれません。
チェーンの効果は絶大ですので、ぜひそんなところに行って試してみるのも良いと思います。
ただし自己責任で。
カムロード用にSCCのDC252を購入
ということで私のキャンピングカー・P号に合うタイヤチェーンを探し、SCCというメーカーのDC252にしました。
私は今までタイヤチェーンは金属で亀甲型のものばかり使用してきました。
非金属は走行音が静かでスピードが出せる反面、収納が嵩張るのと値段が高いというデメリットがあります。
金属チェーンはガタガタとうるさくスピードも出せませんが、何よりコンパクトで安価ながらも効果は絶大です。
そして装着のしやすさも金属チェーンの方が優れています。
またラダー型に比べて亀甲型のチェーンの方が横方向の滑りにも強く、装着も簡単スピーディです。
なので私は金属チェーンの亀甲型を好んで使用していました。
しかしこのSCC DC252は亀甲型ではなくラダー型です。
うまく取り付けられるか心配なので、念の為練習で装着していました。
タイヤチェーンの装着練習開始!
このタイヤチェーン、鎖ではなく金属のスプリングみたいなものでできています。
この構造によりもし一部が破損しても、そこだけ部品を交換すれば済みます。
何よりも25トンまでの重量に耐えられるらしいので、車重のあるキャンピングカーには安心です。
このSCC DC252は今回購入したダンロップのスタッドレスタイヤ・WINTERMAXX LT03M 195/75R15はもちろん、夏タイヤのミシュラン・アジリスキャンピング 215/70R15にも装着可能です。
万が一アジリスキャンピング装着中に雪道を走行せざるを得ない状況となった時、タイヤチェーンがあればとても心強いでしょうね。(一応アジリスキャンピングはM+S対応)
さてチェーンの装着です、まずはタイヤに被せます。
次に少しタイヤを転がして装着しやすい位置にします。
そしたら内側のリングを引っ掛けます。
キャンピングカーの後輪のタイヤハウスは手が入りにくいので装着するのがやや困難です。
人間の体の構造上、上体を起こした姿勢で装着するのは至難の業です。
なのでこんな感じになって装着する他ありません。
これを雪道でやる訳ですからね。
シートを敷いてやらないといけません、そしてレインウェアを着て行わないと。
なんかもっとスマートな装着方法ありましたら、ぜひ教えてください。
内側を止めたら外側です。
外側はフック見たいのに通して、そのフックを折り返して固定します。
これで仮止め完了、20〜30m走行して緩みを締めます。
おお、なかなか上手にできた。
これだけピタッと着けられれば大丈夫でしょう。
でもやっぱり雪道で寝そべるのは極力避けたいものです。
この装着練習は家の近くの公園駐車場でやりました。
練習が終わったら公園で息子と遊びます。
そして公園のすぐ横はみかん畑。
浜名湖の湖北地域はみかん栽培が盛んで、東海地方の人であれば「三日日みかん」と聞けば平伏するであろうブランドみかんの産地です。
あいにくこの公園は三日日地域ではないのでそのブランド名を名乗れないのですが、浜名湖みかんとして売りに出されています。
この時期、浜名湖湖北地域はキレイなオレンジ色が溢れています。
温暖で雪の降らない地域の住人がスタッドレスタイヤやタイヤチェーンといった冬支度の記事を書きました。
それでは皆さん、Have a nice day !