こんにちは、シンです。
一昨日の21時前に Amazon で注文した SATECHI のエンクロージャー、USB4 NVMe SSD Pro が翌日10時30分に届きました。
一体この物流のスピードはどうやって生み出しているんだろうか。
さて今回は物流ではなくて注文したエンクロージャーの話になります。
Mac の内蔵SSDは高い
私が趣味用メインで使っているPCは MacBook Air (M1) で、内蔵SSDは512GBになります。
最近の写真や動画は1ファイルのサイズが大きいので保存枚数が増えてくるとこれでは足りなってきます。
そこで1つの解決策が内蔵SSDの拡張ですが、圧倒的なレスポンスと処理性能さらには省電力化を可能にしたAppleシリコンのデメリットは拡張性がないことです。
なので大容量のSSDに交換しようと思ってもできません。
購入時に大容量SSDにグレードアップするしかないのですが、最新の MacBook Air を見ても 256GB→512GBが+¥27,000で、256GB→2TBだと+¥108,000 です。
とても手が出ません。
ならば外付SSDという手段
そこで次なる手段が外付けです。
昨年までは外付けの4TB HDDを使っていて容量的は余裕でしたが、遅いのと作動音がうるさいのがネックでした。
そこで登場するのがエンクロージャーです。
普段は内蔵SSDとして使用する NVMe SSD を外付SSDとして使用するための「箱」がエンクロージャーです。
なぜそのようなことをするかと言うと、普通に販売されている外付SSDよりも安価だからです。
実は6月に一度実践しました。
その時用意したのが SATECHI デュアルUSB-Cドッキングステーションと、HP FX700 2TB SSD NVMe2.0 M.2 です。
コイツは・・・遅い
これを MacBook Air の下に置いて使います。
ただ難点がありました。
1つは写真左を見て分かる通り、MacBook Air のThunderbolt4 対応のUSB-Cポートを2つとも使うことです。
その代わりMacBook Air への給電はドッキングステーションのUSB-C PDポートを介して行えます。
私が使っているDELLのモニターS2722DCはノートPCとUSB-Cケーブル1本接続してノートPCの給電も行えるので、それで問題ないはずでした。
しかしなぜか映像音声がつながりません。
仕方ないのでモニターとHDMIケーブルを追加で繋ぎ使えるようになりました(上の写真)が、無駄に配線が増えるとカッコよくありません。
そして一番の難点は速度が出ないことです。
まずMacBook Air (M1) 内蔵のSSDの速度がコチラ。
何不自由なく快適に使えます。
それに対してHP FX700 2TB SSD NVMe2.0 M.2 を SATECHI デュアルUSB-Cドッキングステーションに挿入した場合の速度がコチラ。
このHPのSSDは読み込み速度 7,200MB/s の性能を誇るものなんですが、その10%ほどの力しか出せていません。
これはデュアルUSB-Cドッキングステーションの接続の速度上限が10Gbpsだからだそうです。
この数値を見たときの落胆たるや・・・。
それでもHDDよりは速いんですけど、内蔵SSDのスピードに慣れてしまうとダメですね。
40Gbps対応のエンクロージャーを投入
そこで約半年の時を経て、新たなエンクロージャーの投入です。
それが SATECHI USB4 NVMe SSD Pro です。
コイツは40Gbpsのハイスピードです。
SSDのセットは簡単、筐体横のパーツをスライドさせて上蓋を取り外し、中のスロットルにSSDを差し込むだけです。
あと忘れてはいけないのがサーマルパッドを上蓋裏に貼ることですね。
作業自体は1〜2分でできます。
満足できる結果が得られた
ではどれくらいの速度が出せるでしょうか。
ドキドキしながら測定スタート。
おお、内蔵SSDに負けないくらい、いや勝ってるところもある結果でした。
これなら内蔵と変わらない使い心地のはず。
PCからはみ出しがあることはApple的には美しくないことでしょうが、私はお構いなしです。
問題はドッキングステーションに沢山あったポートが使えなくなることですが、そちらも時期に解決です。
と言うのも・・・
おっと、それはもう少し先のお楽しみ。
それでは皆さん、Have a nice day !