皆さんこんにちは、シンです。
前回DELL Inspiron 15 のメモリを増設して動作のもっさり感が改善したと書きました。
メモリを増設して確かに良くなったんですが、肝心のモニターがよろしくありません。
モニターはデカければいい?
今まで使っていたのはASUS製の32インチ4Kモニター。
何がよろしくないか、っていうとまずデカすぎるんです。
机の奥行きいっぱいまで下げてもまだ大きいのでのけ反って見ていました。
モニターには適切な距離というのがあって、32インチの場合は1m前後です。
机の奥行き70cmいっぱいに設置してもモニター画面はそこから15cmほど手前、1m離れるには机から45cmほど目の位置が離れないといけません。
だからのけ反る必要がありました。
と言うことでモニターサイズはデカければいい、ってことではありません。
設置する場所の使用環境に合わせたサイズが重要です。
24インチモニターで約70cm、27インチで約80cm離して使うのがいいとされています(個人差あり)。
この机で上図と同じ位置にモニターを置くとした場合、27インチが丁度良さそうです。
24インチだとちょっと小さいです。
リフレッシュレートも大事
なぜこんな大きなモニターにしたかというと4Kに憧れたんですよね。
4Kならさぞかし美しいだろう、と。
でも4Kなら32インチ以上でないとその微細な映像を体感できない、と情報を得たので32インチにしました。
確かに4Kはキレイでした、静止画に限っては。
と言うのもこのモニター、リフレッシュレートが30Hzなのでマウスポインタの動きが滑らかでないんです。
リフレッシュレートとは1秒間に画面を映しかえる回数のことを言います。
30Hzであれば1秒間に30回です。
フィルム映画や基本的な動画は24〜30fpsなので問題なく視聴できます。
しかし鮮明な映像として60fpsの動画に関してはモニターの性能をオーバーしているのでその鮮明さの恩恵を受けることができません。
大事な性能なんですが当時の私はそんなことお構いなしでした。
大きさは(最悪)のけ反れば対処できましたが、これは対処法なしです。
4Kだと文字が小さい
そしてこちらは想像していたことでしたが4Kは文字が小さいんです。
例えば同じサイズのフルHDモニターと4Kモニターで同じ文字を映し出すと、4Kモニターは4分の1のサイズとなります。
なので4K32インチの場合フルHD16インチで映し出される文字と同等サイズです。
ノートPCで16インチと言えば大画面の部類ですが、ノートPCだったら目との距離は40〜50cm程度でしょうか。
しかし4K32インチモニターは1m離れて使っていたので、16インチノートPCの通常より倍離れて画面を見ることになります。
そりゃ文字も小さく見えますよね。
で文字が小さすぎると言うことで4K解像度ではなく、フルHDと4Kの中間くらいの解像度に拡大して使っていました。
4Kの微細さが仇となりました。
27インチWQHDがベスト
私の使用環境から考えた場合、ベストなサイズは27インチモニターでWQHDの解像度のモニターと結論付けました。
WQHDというのは2560 x 1440の解像度でフルHDと4Kの中間、モニター面積でいうとフルHDの約1.8倍、4Kの4/9(約0.44倍)となる解像度です。
27インチWQHDであれば文字も苦になるサイズではありません。
ExcelシートであればデフォルトでAH列まで表示される広さです。
そして高リフレッシュレートが要求されるゲーム用途ではないので60Hz〜120Hz程度のリフレッシュレートのモニターで十分です。
DELL S2722DC が値下げでお買い得に
そこでモニターを買い換えよう、と思ってDELLのオンラインストアを見たら「S2722DC」というモニターが¥7,000OFFの¥27,800で販売されていました。
さらには学割クーポンで5%OFFになって¥26,411でした。
昨年末あたりでは3万円を切って安い!と言われていたモニターなので、それ以上に安くなっていました。
きっとモデルチェンジ目前なのでしょう。
それでも私にとっては十分すぎる性能であるので、それがこの価格で買えるのであれば儲けものです。
DELL S2722DCを購入
待つこと5日、届きました。
昇降式、縦横で使えるよう回転もするのでモニターのグラつきはありますが、家で使っている分には何も問題はありません。
ちなみにこれが一番上げた状態です。
32インチ4Kモニターと並べてみました。
並べた時点では「こんなにもサイズ違うのかぁ、やっぱ32インチの方が良かったのかも。」って思っていました。
しかし実際に机に置いて使ってみると27インチは決して小さくありませんし、適切な距離で使えるモニター選びの大切さを改めて実感しました。
めちゃくちゃ快適です。
WQHDの解像度も24インチ以下のモニターで使うと文字が小さく感じるでしょうが、27インチだと(私には)丁度いい文字サイズでした。
27インチの利点としてWordを使うとA4縦がほぼ等倍で表示されることが挙げられます。
印刷されるイメージを感じながら文書作成ができるので、いちいち印刷プレビュー画面で確認する必要が減ります。
このモニターの良いところはノートPCのコードを1本で完結させられることです。
通常ノートPCは電源コード1本、モニターにHDMIなどのコードを接続して最低でも2本のコード接続が必要です。
その点このモニターのUSB-CポートにノートPCを接続することでコードを1本に集約化できます。
コンセントにモニターのプラグを差し込み、モニターのUSB-CポートにノートPCを繋ぐ、これだけでOKです。
私のInspiron 15 は残念ながらUSB-C給電非対応なのでそれができませんが、代わりにMacBook Air M1 がそれを実現しています。
Inspiron 15 をモニターとHDMIでつないで、USB-CにMacBook Air M1。
電源が入っている方の映像を自動的に映し出してくれます。
メモリ増設、モニター最適化で一気に快適になったPC環境。
さあこれで仕事がはかどるぞぁ!と言いたいところですが、私はリモートワーカーではないので関係なし。
これ使って仕事してるってことは家に持ち帰ってる、ってことになるので本来好ましくありません(ただ断然使いやすいのでできれば家の環境で資料作成をしたい・・・)。
次回はこの写真にも写ってるキーボード&マウスです。
それでは皆さん、Have a nice day !