南伊豆・西伊豆の旅2日目。
今日は伊豆の最南端・石廊崎から西伊豆北端の戸田(へだ)までの道のりです。
石廊崎は静岡県民であれば毎日天気予報で耳にする地名、しかし実際にそこを訪れた人は案外少ないと思います。
かく言う私もそのひとりです。
外は快晴ですが通過した低気圧の発達により等圧線の幅は狭く、風が強い。
特に伊豆の先端は海に突き出た地形のためより強風が吹きます。
9時過ぎに石廊崎オーシャンパークの駐車場に到着。
石廊崎オーシャンパークは最近できた施設で、ここの駐車場に停めれば石廊崎灯台はすぐそこという好立地です。
駐車場代500円なら安いです。
石廊崎からは広大な太平洋を眺めることができます。
風は強いですがおかげで波も高く、それがより印象的な景色となります。
伊豆諸島の島々も浮かんでいます。
石廊崎には石室神社がありますが、この立地がなかなかのもの。
こういうところにどうやって建てられるんでしょうね、不思議です。
そして忘れてはいけないのが灯台。
石廊崎には初めて行きましたが、絶景好きな方には外せない観光スポットです。
この景色を見てからは「なんで県内なのに今まで来なかったんだろう?」に変わりました。
伊豆の先端って同じ静岡県内でも浜松からすれば遠い彼の地、東京とさほど距離は変わりません。
そしてこの南国ムード、とても同じ県内とは思えませんね。
海の感じとかは「沖縄?」と思えてしまいます。
でも緯度的には浜松市南区と同じなんですよね、不思議。
石廊崎オーシャンパークから5分ほど走らせたところにあるのが奥石廊崎。
こちらの景色はよくガイド本とかに載っている風景です。
写真には写っていませんがこの崖下にヒリゾ浜という渡し船でしか行けないビーチがあります。
そこは本当に透明度の高いエメラルドグリーンの海を楽しむことができるそうです。
夏に行ってみたいですが災害が起きたら逃げ場がないですね汗
西伊豆海岸を走っていると山の中に入ることもありますが、基本的にはこういった景色がずっと続きます。
個人的には南から北上するルートをお勧めします。
なぜならば。
富士山が見えるからです♪
諏訪湖方面から見る富士山も好きですが、やっぱり駿河湾越しに見る富士山が一番美しいと思います。
富士山にだんだんと近づくルートですので富士山が雪化粧している季節、天気がいい日は最高です。
12時前に松崎町に到着、お昼はサルーテというイタリアンのお店にしました。
パスタも美味しそうでしたが満席で待ち時間が長そう。
なので持ち帰りのピザを注文しました。
今までならば混んでいても席が空くまで待っていましたが、キャンピングカーなら専用の席があるじゃん!
ならお持ち帰りにすればいいじゃん!
てことに途中で気づいて変更しました。
そんなことができるのもキャンピングカーの良さですね。
出来上がるまでの間、隣の田んぼがお花畑になっていたので鑑賞しました。
この松崎町は花に力を入れているんでしょうか、あちこちキレイに花が植えられていました。
ピザが焼き上がって受け取り、食べるのは少し進んだところにある道の駅・花の三聖苑伊豆松崎で。
ピザは小サイズで約22cm、800〜1,000円くらいの値段でした。
オーソドックスなマルゲリータとミックスというピザを購入。
昼食を済ませたら今度は街中にあるコインランドリー、洗乾大和で一度洗濯をします。
家に帰ってから大量の洗濯をするのは辟易します。
散策中に洗濯が済ませれば時間を無駄にしません。
このランドリーは洗濯乾燥が一度にできる機械なので助かります。
洗濯終了まで1時間かかるので、松崎の町をちょっとだけ見て回ります。
明治時代の建物、この地域はナマコ壁と言われる壁の模様が特徴だそうです。
ここ松崎は桜葉の生産が全国シェア70%を占めるようで、皆さんが手に取った桜もちの桜葉は松崎産である可能性が高いでしょう。
そんな産地であるここ松崎ではさくら餅ならぬさくら「葉」餅という和菓子が存在します。
何が違うかと言いますと、桜葉が贅沢にも2枚です。
中の餅部分は一般的なさくら餅のような米のつぶつぶ感があるものではなく、言ってしまえば柏餅のような餅です。
ここにもお店の前に足湯があったので浸かりながら食べます。
ここの湯温は高いです。
肝心なさくら葉餅のお味は・・・個人的な感想ですが、葉っぱが強すぎ。
餅と葉っぱのバランスが悪いと思います。
あくまで個人的な感想です、やっぱり普通のさくら餅が私はいいです。
洗濯も終わったので松崎を後にします。
と言ってもすぐに西伊豆町に到着、ここでは地元のスーパー「あおき」で買い物をします。
途中観光名所の堂ヶ島がありますが今回はスルー。
なぜなら波が高くて遊覧船が欠航となっていたので。
この遊覧船に乗るのが今回の目的の1つだったのでちょっと残念な気分でした、でも仕方ないですね。
またの機会にしましょう。
次の観光スポットは黄金崎。
この崖は夕日に照らされると黄金色に染まることからこの名がついています。
まだ夕日とまではいきませんでしたが、黄金っぽくなっていました。
誰が名付けたか「馬ロック」、確かに馬の顔に見えます。
恋人岬はスルーです。
ここまで来ると同じような景色でちょっと飽きてしまいました。
旅人岬もスルー。
土肥(とい)は翌日寄ることにして車中泊ポイントの戸田まで急ぎます。
と言うことで今回はここまでです。
では皆さん、Have a nice day !