皆さんこんにちは、シンです。
このブログのメインは「キャンピングカーでのおでかけ」なのですがおかしいなぁ、最近RCカーのことばかり書いてます。
でも県内でミニ四駆のこといっぱい書いてるキャンピングカー乗りブロガーさんもいますからね。
どちらも地元企業のタミヤを応援しているということで静岡県民として模範生であります笑
さて先日TT-02BRシャーシキットとボディの完成をお伝えしましたが、リヤウイングのことについては触れませんでした。
今回はこのリヤウイングのことを書きます。
リヤウイングについて
リヤウイングの効果
まず先日も書きましたがTT-02BRシャーシキットには3枚のリヤウイングが付属します。
1つはネオスコーチャーの標準リヤウイング、残り2枚はオプションパーツの「TRF201 リヤウイングセット」で、直線タイプとラウンドタイプとあります。
リヤウイングでデザインのためではなく、ちゃんと機能的な理由があって装着します。
装着することで空気を整流する役割もありますが、それはどちらかと言うとスポイラー。
スポイラーの整流効果で空気抵抗が減ります。
少し前からトヨタ車のリヤランプ側面にある3連フィンみたいなものも整流効果を期待して設計されています。
リヤウイングを装着する一番の目的は空気抵抗を下向きの力に変え、後輪駆動車であれば駆動輪を地面に押し付けることで走行安定性を高める効果があります。
F-1なんかはフロントの浮き上がりを抑えるためにフロントウイングもついていますね。
ウイング形状、素材の違い
オプションのものの方がより大きなダウンフォースが生まれるように設計されているようです。
形の違いは前回記事の写真をみてもらえればな、と思います。
素材はと言うと標準のポリカーボネートよりもオプションの方が厚い素材で作られていて、凹凸形状により強度も高められています。
素材が厚いということは重量も増していて、単純にリヤタイヤ寄りの荷重バランスに寄与しています。
ウイングマウントの違い
ウイングマウントも標準とで形状が異なります。
オプションはビス4本で固定するのに対し、標準は2本です。
オプションは左右分かれていますが標準は一体型です。
標準のは一体型なので片方に力を加えると容易にリヤウイングが傾きます。
オプションの方は変形しないよう粘ります。
角度調整について
そして標準のはこれ以上調整できませんがオプションの方はマウントに取り付ける部品で角度調整ができます。
これによってどれくらい角度が変わるか確かめてみました。
角度を測る術を持ち合わせていないので見た目で判断ですが。
背景のキムワイプを参考にリヤウイングの立ち具合を見てみてください。
かなり立ち上がるのが分かりましたでしょうか。
これが実車のF1マシンとかだったらかなり影響が出るのでしょうが、バギーカーでどの程度の差が出るのでしょうかね。
ついでにラウンドタイプのリヤウイングを立たせた状態がこちら。
私はてっきり立たせた方がより大きなダウンフォースを生み出すのだと思っていましたが、実は寝かせたセッティングの方がダウンフォースは大きいようですね。
その角度は14°が基準になるんだそうです。
向かってくる気流に対して14°まではダウンフォースが大きく発生するのですが、14°を越すと一気にダウンフォースは失われます。
ツーリングマシンとかだと気流はコックピットあたりから降ってリヤウイングに到達するので、その下る角度を基準に14°です。
なのでほぼ水平ぐらいでいい、ってことになります。
しかしバギーカーのようにボディより高い位置にリヤウイングが付いている場合は単純に水平に対して14°と考えればいいようです。
ウイングの角度一つとっても奥が深いですね。
とりあえずカッコいいと思ったものをつける
とうんちく書いてきましたが、私にその違いを感じ取れる訳がありません。
うん、間違いない。
分かるようになったときは相当腕を上げたときでしょうね。
とりあえずは見た目重視でカッコいいな、と思ったスタイルで行こうと思います。
それでは皆さん、Have a nice day !