皆さんこんにちは、シンです。
前回まででTT-02BRシャーシキットを組み立て、シャーシを完成させました。
今回はそのシャーシキットについてきたボディ、ネオスコーチャーの塗装について報告します。
色が選べるのもRCカーキットの魅力
RCカーのキットは基本的にポリカーボネートという透明素材でできたボディが付属されているので色を塗る必要があります。
(昔々、初期ミニ四駆ブームの頃は「軽量化」の名のもとに透明のまま走らせてる人がいたなぁ)
箱に忠実に塗る人、自分の好きな色を塗る人、目立ちたい人。
実車と違って気に入らなかったら交換できるので、奇抜なカラーリングを楽しむこともできます。
何色にしようか?
標準カラー
まず標準のネオスコーチャーのカラーリングとデカールを貼り付けた完成形はこんな感じです。
ホワイトとブルーを基調としたカラーリングです。
悪くはないんですけどおもちゃ感が半端ないです。
ブルーメタリック
で、ネオスコーチャーには特別企画モデルが2つほどあり、特別カラーが施されています。
1つはブルーメタリック仕様です。
一気に印象が変わりましたね。
メタリックの輝きが質感を高め、ワンランク上の車両に見えます。
ピンクメタリック
そしてもう1つもメタリック仕様ですが、ド派手なピンクです。
これいい!
実車でこのカラーに乗る勇気はありませんが、RCカーなら、RCカーだからこそ、これぐらい派手な方が良くないですか?
偏光カラー
現車(RCカーのね)のプラズマエッジⅡはかなり派手な「偏光」仕様なんです。
上の写真ではモスグリーンにしか見えませんが、見る角度によってグリーン or パープルと変わる、マジョーラカラーなんです。
ピンク/ゴールドの偏光カラーに決定
なのでピンクベースのマジョーラカラー、ないかな〜?と思ったらちょうどありました。
「PS-47偏光ピンク/ゴールド」です。
ピンクかと思ったら派手の象徴・ゴールドにも見える、これ以上派手が似合うカラーはありません。
よし、この色で塗ることに決めました。
塗装の様子
ポリカーボネートのボディは、
- 余分な部分をカッティング
- 中性洗剤で油分や汚れを洗い落とす
- マスキング
- スプレー塗布(3回以上の重ね塗り)
と言った流れで塗装をしていきます。
カット&マスキング
カットはハサミとカッターナイフを使用します。
直線部分はハサミでザクザクと、細かい部分や曲線はラインに沿ってカッターナイフの刃を進めます。
切る必要はありません、線をつける程度でOKです。
そして折り曲げることで付けた線に沿ってポキっと気持ちよく割れてくれます。
ボディカットして中性洗剤で洗った状態が下の写真で、これからマスキングです。
上の写真を見て「おや?」と思いますよね。
なぜかウイングが3枚もある、と。
TT-02BRシャーシキットにはネオスコーチャーの標準ウイングの他に「TRF201 リヤウイングセット」が付属していて、そのリヤウイングセットは形状の異なる2枚のウイングで構成されているので3枚ものウイングがある訳です。
(ウィングのこともこの記事で書くと長くなるので分けて書きます。)
さて話をマスキングに戻します。
ウィンドウの型紙マスキングテープが付属されているのでとっても便利。
マスキングも完了です。
塗装
塗装はボディの裏側ですからお間違えなく。
では塗装開始、ボディと標準ウイングには「PS-47偏光ピンク/ゴールド」を吹きかけていきます。
一度目は軽く吹きかける程度で。
最初にがっつり塗ると垂れ跡が目立ってかっこ悪くなります。
ほとんど色がついていない、そんなもんで全然OKです。
乾いたら二度目、今度はやや強めに色を乗せていきます。
標準的なカラーであれば2回目でだいぶ色が乗ってくるのですが、メタリック系とかはどれだけ塗っても透け感が残りますので気にしないでください。
この日は晴天でしたので大体30分ほど間隔をあけて乾いたのを確認して塗っていきました。
インターバルには「進撃の巨人」の最終章を見て涙していました。
そして三度目。
これでまだ薄いかな、と思ったら納得いくまで繰り返しますが私は納得できたのでこれで良し。
それでも光を当てれば透過します。
裏打ちをして正しく色を出す
これじゃあカッコ悪いですよね。
そこで裏打ちという技が必要になります。
目的のカラーを塗った後に白/シルバー/黒のいずれか適したものを重ね塗りすることで、光が反射して本来の鮮やかな色合いになります。
おそらく裏打ちが不要なカラーは黒だけじゃないかな?
でこの偏光カラーに適した裏打ちはPS-5ブラックということなので塗っていきます。
その前にマスキングを剥がしましょう。
ウインドウ部分もブラックに塗る算段です。
目的のカラー3回、裏打ち2回の計5回塗り重ねました。
では裏打ちの効果をお見せしますね。
こうも変わるのか、と驚きです。
子供の頃からRCカー、ミニ四駆のポリカーボネートボディのカラーリングをしてきましたが裏打ちという技は当時知りませんでした。
インターネット様々です。
気持ちいい皮剥き作業
でもボディに白い汚れのようなものが付いてて汚いですよね。
でもでもご安心あれ。
ポリカーボネートのボディは文字通り「ひと皮」剥けてキレイになります。
この作業、めちゃくちゃ気持ちいいです。
ここまで作るの頑張ったご褒美感がありありです。
でもこの皮剥き作業も昔は知らなかったです。(当時も皮はあったのだろうか?)
だから持ち手としてガムテープベタベタに貼っても大丈夫!
表面に塗料が垂れても大丈夫!
皮を剥けば万事解決です。
ここで偏光カラーの先輩、プラズマエッジⅡのボディと並べてみます。
プラズマエッジⅡはグリーン/パープルです。
リヤウイングは艶消しブラックに
ボディのカラーリングと同時にリヤウイングも塗っています。
こちらはサクッと報告。
標準ウイングはボディと同色、オプションのウイング2枚は裏打ちに使用したブラックで塗ります。
オプションのウイングを3回ブラックで塗装した状態がこちらです。
このままでもいいんですけどよくスポーツカーが装着しているGTウイングって艶消しブラックなイメージないですか?
せっかくオプションのウイングですからGTウイング調に艶消しブラックにしたいと思います。
そんな時はPS55-フラットクリヤーを使ってください。
こんな感じに印象が激変します。
ヤバいくらいマットな質感で無骨な印象に仕上がりました。
さて3枚のリヤウイング、どれを採用しようかな?
それぞれ付けて見て確認。
まずは標準ウイング。


控えめなリヤウイングでこれはこれで悪くない、でも面白みにかけるかな。
では次、オプションのリヤウイング・ストレートタイプです。


幅的には標準と大きく変わりませんが、存在感はかなり増しました。
色もこれでよかったと思います。
では最後にオプションのリヤウイング・ラウンドタイプです。


サイズも色も申し分なし、これがカッコいいです。
これに決定!←性能等は度外視、見た目優先
シャーシとボディが完成
これを以て「ビッグウイング付TT-02BRネオスコーチャー(ピンク/ゴールド仕様) 」が完成です。
今回は塗装について真剣に取り組んでみましたが、これはこれで面白いです。
簡単な単色塗りでしたが、次はマスキングして2色塗に挑戦したいですね ←塗装沼
ちなみにちょっと走らせてみたんですが・・・すげえ!!です。
今までとは別物ですよ、ホント。
でもまっすぐ走らないので各種セッティングを詰めていかないといけません。
まあ初期投資は済んだのでここからはお金がかからない「沼遊び」です。
それでは皆さん、Have a nice day !