皆さんこんにちは、シンです。
先週は実家へ、先々週は所用で豊川へアトちゃんで高速走行する機会がありました。
あまり高速道路を走ることはないので、これは貴重な機会だということで記録を取っておきました。
さてアトレー〈S700V〉の高速道路燃費はいかほどだったのでしょうか?
私のアトレー〈S700V〉の平均燃費(おさらい)
まず直近での私のアトちゃんの平均燃費は15.6km/Lで、これはカタログに表記されているWLTCモードの14.7km/Lを超え、アトレー〈S700V〉で一番燃費が良いWLTC-Mモード(郊外モード)の15.7km/Lに匹敵する数値です。
使用シーンがまさに郊外(というか田舎道)なのでこのモードの数値が私にとって一番参考になる数値だと思っています。
ちなみにWLTC-Hモード(高速道路モード)だと14.7km/Lなので、アトレー〈S700V〉は高速巡航向きの車ではないということが分かります。
まあ数値見なくても形から一目瞭然ですが。
今回のテスト走行のパターン
今回記録を取ったのは、①我が家〜実家までの一般道(国道メイン)での燃費、②実家〜音羽蒲郡IC〜浜松西IC、③浜松西IC〜豊川IC、の3つです。
①は普段とあまり変わりがない郊外走行ですが、普段より長い距離を連続走行するとどの程度の燃費になるか、のテストです。
②は①の帰り道、高速道路を使うとどうか、と言ったところ。
ACCを90km/hに設定し、追越車線に入るときだけアクセルを踏んで100km/hまで速度アップを2回ほどしました。
③は②と違いACCを大型トラックに合わせて80km/Lに設定、ほとんどトラックの後をついて走行してみました。
それぞれの結果は・・・
では燃費結果の報告です。
郊外一般道2時間走行時の燃費
まず①我が家〜実家までの一般道(国道メイン)ですが、燃費は18.2km/Lでした。
やはり30分程度の通勤走行よりこれくらいの連続走行をした方が燃費は伸びますね。
でもこれ以上の長時間連続走行しても燃費的には大差ないと思われますので、2時間ごとの休憩っていうのも燃費的にもいい線なのかもしれません。
そしてアイドリングストップの効果もなかなか、缶コーヒー1缶分地球環境に優しくできました。
高速道路90km/h走行時の燃費
そして②実家〜音羽蒲郡IC〜浜松西ICはというと、燃費は19.4km/Lと一般道より優秀でした。
ただ実家から音羽蒲郡ICまで一般道を走行しているので、その分の距離を差し引いて、高速道路自体の走行距離は約40kmです。
16.2kmは①の燃費だったと仮定のもと計算すると・・・
40.0(km)÷x(km/L) + 16.2(km)÷18.2(km/L) = 56.2(km)÷19.4(km/L)
x = 40.0÷(2.90-0.89)
x = 19.9(km/L)
と計算上は19.9km/Lということになりました。
どちらにせよカタログ表記のWLTC-Hモード(高速道路モード)の14.7km/Lより大幅に良い結果です。
なぜこんなにかけ離れているかと言うと、WLTC-Hモードの計測は平均速度が56.7km/h、最高速度が97.4km/hで途中何度かストップ&ゴーがあります。
今回の私の計測はほぼノンストップで速度も極力一定で走行しましたからそれはカタログ数値より良くて当然です。
節約燃料が22mLという少なさから、いかにストップが少なかったかが分かるでしょう。
高速道路80km/h走行時の燃費
最後に③浜松西IC〜豊川ICですが、燃費は20.5km/Lと最高値を叩き出しました。
こちら節約燃料0mL、本当にノンストップです。
ACC90km/h設定の②より80km/h設定の③の方が平均速度も速いことから、本当に止まっていません。
純粋に高速走行のみのデータとなります。
まとめ:80km/hあたりが地球に優しい走り方
②と③の結果からアトレー〈S700V〉を低燃費走行させるのであれば80km/hあたりでトラックについて走るのが良さそうです。
またエンジン性能からもそう言えると思います。
CVT搭載のアトレー〈S700V〉は80km/hでのエンジン回転数は2,680rpm、そして搭載エンジンが最高トルク9.3kgf・mを発揮するのが2,800rpmです。
このあたりの速度がエンジン的にも気分がいいんでしょうね。
走行して感じたのですが145/80R12のタイヤに対し、ほぼ直方体で投影面積が最大限に広げられているクルマを90km/h以上の速度で走らせると不安定になってきます。
安心して走らせられるのは90km/h以下かな、と。
ただ、高速道路で軽自動車が低燃費のために80km/h走行をしていると邪魔者扱いを受ける可能性があります。
なので私のようにちょうど良い速度で走っているトラックの後ろでACCを80km/h(または85km/h)に設定して、のんびりカルガモの親子のようについて行くのがいいでしょう。
80km/hで走行車線を走っているトラックを「遅い!」と怒るドライバーはほとんどいないはず、だからそれにくっついてる軽自動車に対して怒る人もきっといません。
と言ったところでアトレー〈S700V〉の高速走行時の燃費報告でした。
それでは皆さん、Have a nice day !