【健康】ダイエットすると血圧も下がるって本当?ー本当のようですー

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皆さんこんにちは、シンです。

体重が90kgオーバーして「こりゃヤバいぞ!」と思って始めたダイエット。
今日の浜松は猛暑日で夕方もモワッとした暑さが残っていましたが、自転車通勤継続中です。
朝は気持ちいいんですけどね。

さて、4カ月経過してようやく80kgを下回るようになってきました。
ここでちょっと面白いデータがまとまりましたので公開します。

 

肥満になると血圧が上がる

「ヤバい!」の具体的内容の1つが血圧。
体重増加でうすうす血圧の上昇を感じていました。
まだ高血圧診断基準以下だから大丈夫と思っていたのが、時々基準値越えたりするようにもなりました。
そして兄も高血圧の兆候があるということで薬を飲んでいるとかいないとか。

肥満になると血圧は上昇すると言われていて、その理由は、

  • 過食によるナトリウムの過量摂取によって血管内の水分が増える
  • 過食によって過剰に分泌されたインスリン等によって末梢血管の収縮が起きる

といった感じです。
交通量が増えたのに車線の幅が減らされて交通渋滞が起きている、でも後ろからヤバいクルマ来てるからみんな早く進め~って押し合いへし合いしている感じかな?

今すぐに糖尿病、心筋梗塞や脳梗塞になる訳ではないですが、放置していればそのリスクは非肥満者に比べて数倍となります。
予防できるなら予防したほうが間違いなくいいですよね。

血圧上がったら薬で下げればいい、は最終手段です。
薬に頼らず血圧を正常に維持するのが好ましい状態です。
そもそも肥満(ここでいう肥満とは内臓脂肪型の肥満)による高血圧は投薬療法の効果は弱いとも言われています。
やはり肥満は減量、これが最良の選択肢です。

 

実は毎日の体重測定に加えて毎日朝晩の血圧測定もしていました。
血圧計はオムロンのHEM-6231T2、手首で測るタイプのものです。

store.healthcare.omron.co.jp

上腕で測るものと比べて精度はどうなんだ?という疑問がありますが、まあ傾向が見られればいいかなと思ったので持ち運びも楽な手首型にしました。

そしてこれを選んだ決め手は「オムロンコネクト」対応であるから。
対応機種だとアプリを入れたスマホとBluetoothでつながって測定結果を飛ばしてくれるので、自分でいちいち入力する手間がありません。

更に言うと毎朝体温も測定しています。
意外と健康マニア?です。

それでは血圧はどう変化したでしょうか。

絵に描いたように血圧が下がった

結果です。

まずは収縮期血圧(上の血圧)と体重をプロットしたグラフになります。
体重が減るにつれて血圧が下がっている傾向が見られます。
おおよそ82kgを切ったあたりからより減少方向に傾いたように見えます。

こちらは拡張期血圧(下の血圧)と体重をプロットしたグラフです。
収縮期血圧のグラフよりもまとまりがあるように見えますね。
相関係数は0.643なのでなかなか高い相関関係にあるといえるでしょう。(収縮期血圧の方の相関係数は0.495)
こちらも82kgを切ったあたりからより減少方向に傾いたように見えます。

ではこれを2kg間隔の集団に分けて、四分位数で示してみましょう。

収縮期血圧はこうなりました。

赤いラインは家庭血圧における収縮期血圧の高血圧基準値135mmHgです。
血圧は緊張等で上昇するもので、「病院にいくと血圧が上がる」なんてよく言いますよね。
昔は白衣高血圧とか言われていましたが今では診察室血圧と呼びます。
家庭血圧とは病院ではない、落ち着いた環境で測定した血圧のことを言います。

先ほどのプロットのグラフでは右肩下がりでしたが、このグラフを見ると一概に右肩下がりではないのが分かります。
83kg以上ではだいたい一定、83kgを切って収縮期血圧が下がってきました。
81.0-82.9kgで75%値が135mmHgを下回り、79.0-81.9kgではもう少しで最大値も135mmHgを下回るといった感じです。

 

続いて拡張期血圧のほうを見てみましょう。

赤いラインは家庭血圧における拡張期血圧の高血圧基準値85mmHgです。

こちらも傾向としては同じですが、違う点は81.0-82.9kgでも中央値が85mmHgを越えています。
79.0-81.9kgになってようやく75%値も85mmHgを下回るようになりました。

私は83kg以上がデスゾーン?

これらグラフから感じたことを書きます。
感じたことなので科学的根拠はございません、妄想の話です。

83kg以上では高め安定?だったものが83kgを切って下がり始めてよかったよかった、と最初は思いました。
しかしちょっと違うのかな?と。

私の体は83kgまでの体重増加に対しては血圧上昇させるなどして恒常性を維持しようと対応してくれますが、83kgを超えると「もう知らないよ」と数値を上げる対応はできない、つまりデスゾーンだと。
もしかしたらさらにもう一段階の上昇ターンがあるのかもしれません、見たくないですが。

なので今下がっているのはまだ無理した状態の途上である可能性が高い、ということですね。
とは言ってもこのままずっと血圧が下がり続けることはなく、ある程度の体重のところで横ばいになるはずです。(ならないと死んでしまいます)
そこがレッドゾーンの入り口ではないか、と。

仮にxkgが75kgであれば「75kgからはレッドゾーンですから気をつけてくださいね~」と考えればいいのかな?
とは言っても体重以外の要因でも血圧は変動するのでこれはあくまで今の目安。
年取れば筋力も落ちますし。

まだ早い?いや早くない、元気な老後のための健康管理

今から老後のためなんて、と思っちゃいけません。
人間は必ず今より若くなることはありません、そして明日は必ず今より老けています。老後の資金は2000万円必要だ、と言われていましたが物価高でもっと必要になるでしょう。
年金の額も上がればいいけど。
老後のお金の心配はするけど、じゃあ健康レベルの高い高齢者と低い高齢者では医療費の支出は違うはずですよね??

どんなに健康を意識しても病気になるときはなりますから何とも言えませんが、予防できるものは予防するに越したことはありません。
それで将来の無駄な出費を抑えられるとしたらいいじゃないですか。
私は死ぬギリギリまで遊んでいられるジジイになるのが人生の最終目標ですので。

それでは皆さん、Have a nice day !