皆さんこんにちは、シンです。
昨日の記事で「今週末は高遠でも」と書きましたが、吉野のスケールを味わった後ではやっぱりテンション上がりません。
高遠は高遠でキレイなんですけどね、旅の疲れもあるので汗
その疲れの原因が今日の“シン”記録のネタです。
念願のキャンピングカー&自転車の旅
今回の旅では自転車を持って出かけました。
後ろに3台載せてあるとそれなりに気を使います。
こんな状態だったからこそ、吉野の駐車場で出やすい場所にこだわった訳です。
旅行先で自転車にみんなで乗る。
これが私の夢でもあり、今回それが叶いました。
でもどこで自転車に乗るかは決めずに出かけ、出先でどこかないかな?と探しました。
そしたら奈良県ってなかなかサイクリング向きなところなんですね。
奈良県というより京都〜奈良〜和歌山に渡る全長180kmの「京奈和自転車道」というものがあります。
この日はその一部分である、「奈良・西の京・斑鳩自転車道」を走ることにしました。
さて自転車を下ろして、って汚っ!
ずっと晴れでしたが、黒い汚れが全体的についています。
これは自分の排ガスの汚れか、道路に舞う汚れか。
娘のお尻ふきを拝借して拭き拭き。
そしたら次は空気入れ。
大人しくヘルメット被って協力的に座る、これは気に入ったということですな。
古都・奈良の歴史をつなぐ自転車道
そうそう、この駐車場は平城京跡公園の北側にある無料駐車場です。
ここから南に向かって目指すは法隆寺。
当時、ここが都で聖武天皇が世を治め、律令制に墾田永年私財法といった制度が生まれたんだなぁ、と。
聖武天皇でも既に45代目、今上天皇で126代目です。
この天皇制こそ日本という国の歴史そのもので、それが途絶えることなく脈々と受け継がれています。
こんな国は世界広しと言えど唯一で、改めて日本ってすごいよなぁ、と思います。
このルートは平城京から唐招提寺、薬師寺、大和郡山城を経て法隆寺へと続きます。
京都、奈良というのは本当に教科書に出てくるスパースターな寺社で溢れています。
今回のメインは法隆寺なので、ここは外観だけで我慢です。
そして南下するとツインタワーが特徴的な薬師寺に到着。
こんなかっこいいお寺が近所にあるだなんて、奈良市民が羨ましいです。
でもここも拝観料は¥1,000ですから市民であっても気楽に中には入れませんね。
途中自転車道にも桜がキレイに咲いていました。
暑さに体力奪われ退散
でも、4月上旬なのに暑い・・・暑すぎる。
慣れない暑さが体力を見る見る奪っていきます。
大和郡山市に入りましたが、法隆寺までの道のりはまだ1/4〜1/3くらい。
往復しなければいけないことを考えると、私以外の体力が持たなさそうです。
特に娘。
無理して自転車嫌いになってもいけないので、ここはクルマに戻ることにしました。
ちなみに上の写真、私のザックはパンパンです。
中に何が入っていたかというと・・・
世界最古の木造建造物・法隆寺へ
クルマには戻りましたが法隆寺を拝観する目的が達成されていません。
ということで車で法隆寺へ。
金剛力士像の躍動感たるや、今にもぶん殴られそうな迫力が感じられます。
拝観料¥1,500と今までの二社より高いです、さすが世界最古の木造建築物です。
中に入って真っ先に目に飛び込んできたのは五重塔。
そして金堂。
実は自転車で向かうのを諦めてクルマに戻る時、息子がポツリと一言。
「ねえ、世界で一番古いお家は見に行かないの?」
息子には「世界一古い、木の建物」を見に行こうと言ってあり、ちょっと楽しみにしていたみたいでした。
それを諦めさせるわけにはいかないと思い来たわけです。
ただ暑くて、疲れて息子もそれどころじゃなさそうでしたが汗
キャンピングカー + 自転車は楽しい!
旅の行き先において、今回初めて皆で自転車に乗りました。
キャンピングカーを細かに移動させるのは面倒ですし、ずっとクルマで移動するのも実はストレスです。
特に子供にとっては。
しかし旅の中でこうやって自転車での移動を混ぜることで、旅の楽しさが数段アップします。
京都・奈良のように近い距離に見所が詰まっているような場所であれば、自転車での移動がいいですね。
キャンピングカーで目的地に着いたら、あとは自転車でポタリング。
それが私の目指すクルマ旅スタイルかな、と思いました。
カヌーもやりたいですけどね。
でもそのためにはまず体力をつけないと汗
それでは皆さん、have a nice day !