格安手動式ラップポンSH-1でポータブルトイレの面倒から解放された

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皆さんこんにちは、シンです。

今回の記事はキャンピングカーにあると便利なトイレの話、内容も商品もタチコマンさんの記事とダダ被りです笑

なんたる奇遇、ってタチコマンさんがこれ購入したのを知って私が真似したんですけどね汗

で図々しくも使用レポを乗っ取るという。

ポータブルトイレが壊れた

この間、念願の「ディズニーくるま旅」(みちのく一人旅みたい)ができたのですが、そこで一つ問題が起きました。

その時の記事にも書いたのですが、ポータブルトイレ(ドメティック製)から水漏れが生じたのです。
それもポタポタレベルじゃありません、数分で水溜りができるぐらいに。

ほとんど使わないとは言え、いざという時のセーフティネットであるポータブルトイレ。
使えない状態では正真正銘のお荷物です。

で、家に帰ってから調べてみました。
そうしたら原因が分かりました。

【水漏れの場所は・・・】

【ここでした】

 

ここに亀裂が入っていて、加圧するとここから勢いよく漏れ出るんです。
これはもう修復不可能かな?

手立てはあるのかもしれませんが、直すモチベーションがありません。
もうゴミとして出してしまいました。

ポータブルトイレのデメリット

ポータブルトイレを使用したからこそ分かったデメリットをお伝えします。

出発前の準備が面倒

まずはタンクに洗浄用の水を補充することから始まります。
ただ水を入れるだけ、当初は楽しく感じていましたが慣れてくるとこれすら面倒に感じてきます。
そしてリンス剤を入れて洗浄水にします、これが気分的に面倒。

使用時に汚れが付着すると面倒

使用自体はさほど面倒ではありません。
ただ「うん(運)」悪く、ぶつが横に倒れて便器内を汚すと拭き取らなければいけません。
これも面倒。

ドライブ中倒れたら大惨事

よほど倒れないのですが洗浄水が満タンだと重心が高い状態となるので、何も対策しないで搭載していると下りカーブでトイレ自体が転倒することがあります。

そんなことになるとどエラいことになります。

使用後のメンテが面倒

これがポータブルトイレ最大の面倒です。

トイレの汚物タンクをクルマから下ろし、外の汚物口の蓋をはずして流し捨て、タンクの中を濯いで洗います。

とにかくこれが面倒。
戸建てでこれですからマンション住まいではもっと困難を極めることでしょう。

キャンピングカーにはラップ式トイレ、でも高い

そんなデメリットを感じつつも、まだ水漏れを生じていなかった時に訪れた「ふじのくにキャンピングカー&アウトドアショー2023」。

 

 

そこで見たラップ式トイレ「Wrappul(ラップル)TYPE-B」がいいなぁ、と思ったんです。

【TOTO製の便座付きだぞ】

ラップ式トイレがあればポータブルトイレのデメリットを一掃してくれます。

ただラップ式トイレには唯一デメリットがあります、それは「コスト」。

これ総額で20万円弱します、そして1回の使用で約120円ほどかかります。

基本的に旅行中はトイレがあるところに停車して用を足しますので、キャンピングカーのトイレを使うのは間に合わない時と近くにトイレがない時です。

そのために20万円・・・ウ〜ン出せん。

でも不思議なことに、何かモノが欲しい!と感じた時、今持ってるものの調子がおかしくなるんですよね。

ということで今我が家のキャンピングカーにはトイレがありません。
いざという時はオムツ卒業したての子どもがいる時にはよくあることなので、今キャンピングカーにトイレがないという状況は危機的状況です。

でも高い・・・。

なんだ、安いのあるじゃないか

そこで辿り着いたのは「ラップポン SH-1」です。

【すでに手に入れた写真です】

こちらは手動式ですので、電動でフィルムが送り出されて圧着切断される機能はなく、毎回自分でフィルムをセットする手間が生じます。
しかし注目すべきはその価格、3万円程度で購入できます。
20万円もする電動式に躊躇している人には非常に魅力的な価格です。

ただし電動式と比べると1回あたりのコストは約180円と60円高いので、いざ使うとなると常に頭の中ではコストがよぎりそうです

そんな時は本体価格の差額をランニングコストで回収するには何回必要か?と考えましょう。

電動式が手動式との差額を回収するには約2,500回の使用が必要です。
我が家のキャンピングカーでのトイレ使用状況は年間50〜100回、仮に100回だとしてもコスト回収できるのは25年後の話です。

その頃には電動式もとうに買い替えのタイミングではないでしょうか?
それならばフィルムを毎回セットという手間はありますが、安上がりな方がいいと思いました。
その手間もポータブルトイレの面倒と比べればしれてますし。

目的はポータブルトイレの面倒から解放されることなので、それならば一番安いSH-1で十分だと判断し購入しました。

さっそく使用レポ!

設置して走行してみた

買ったらすぐ試したくなる私。

ラップポンSH-1は上にも書きましたが便座を土台に乗せているだけです。
常設に不安はありますが、小さな子どもがいる場合は催した時にすぐできる状況が求められます。

なので私はこのSH-1を常設で使用しようと考えています。
なので弱点を補うために土台と便座をこのテープで貼って固定してみました。

【これで大丈夫だろうか?】

【マルチルームに設置します】

【設置完了】

トイレ用品を入れる棚つけておいて良かった。
下段にちょうどフィルム袋と凝固剤を入れることができます。

さて市内を2時間ほど走行してマルチルームを確認してみると見事微動だにしていません。

【これは常設いけるんじゃね?】

ただテープは剥がれかけていましたので、固定方法は再考の必要があります。

マルチルームにAC電源は超便利

私がこのクレソンジャーニーを購入検討する時、ラップ式トイレという商品はすでに世に出ていました。

その時から

(これは便利そうだけど高いから今すぐに付けるのはやめとこう、でも使える状態にはしておいた方がいいだろう。)

と考え、マルチルーム内にAC電源をオプションで設置していました。

【二口のプラグがあります】

これ1万円程度で設置できるので、これから新車購入するという人は迷わず頼んでください。

後からだと大変ですから。

フィルム袋のセッティング

まずフィルム袋のセッティング。
4隅を溝に合わせ、左右の辺は広がるようにして6角形にします。
慣れれば30秒もかからないでしょう。

ただ最初は迷いました。

途中のこの部品が飛び出していてキレイに6角形にセットができません。

【これ邪魔だよ〜】

この部品、フィルム袋を折りたたむ時に機能する大切なものです。
これはフィルムを折りたたむときに使用するハンドルをしっかり押し込むことで横に格納されるようになっていますので、飛び出していたらハンドルを押し込んでください。

【戻った】

で凝固剤を入れて便座を下ろしたらセット完了。

【1包で約200mLの排泄物を固められます】
時は来た、出すだけだ

準備完了、ちょうどいい感じに催してきました。

ここからは実際の使用シーンになりますので不快に感じそうと思う方は見るのをやめてください、特にお食事中の方。

 

じゃあ出します、大きい方を。

【Don't worry, I'm not wearing pants !】

もちろん見えないように高難度なポージングをしていますが、一応モザイク処理しときます。

レポ書くために気合い入れて出したら、自分でも驚くほど出ました。

フィルム熱圧着作業

まず座った感じですが、普通のトイレです。
高さも大人が使うにはちょうどいい高さです、子どもは少し高いので手伝う必要はありますね。

体重80kg超の私が座ってもグラつく事もなく安定しています。

出したら当然臭います。
ではここからがこのトイレの真骨頂、フィルムを熱圧着していきます。

【レバーを引くことで袋が閉じます】

【レバーを持ち上げると通電して圧着開始】

緑のランプとブザー音で完了をお知らせしてくれるハイテク機能が搭載されています。
10秒ほどかかるのですが、わざわざ自分でカウントする必要はありません。

ただこの作業を行うのにマルチルームの扉を閉めた状態でやると、かなり無理な姿勢を強いられます。
このように扉を開けてやれば楽ですが臭いは車内に広がります、一時だけですが。

それがどうしても許せない人は電動式の方がいいでしょうね。

で圧着完了したフィルム袋はこちら。

【しっかり止められています】

【完璧です】

この状態になれば臭いはまったく感じませんし、ひっくり返しても漏れ出すことはありません。

これで後は燃えるゴミで出せるのでポータブルトイレより断然便利です!

出し過ぎ注意

ただ・・・凝固剤入れたのに固まりません。

気合い入れて出したのですが、気合いが入り過ぎました。

【規定量より500gオーバー!】

この状態で圧着すると凝固剤を追加投入するには一度破る必要があります。
それで再度圧着すればOK。

でも面倒ですから、「出し過ぎたかな?」と思ったら圧着する前に凝固剤を追加投入することをオススメします。

あと袋は一応丈夫そうですが鋭利なものと一緒にゴミ袋に入れると破れて漏れ出すかもしれません。
大惨事を想定して予防対策が必要でしょうね。

ポータブルトイレの面倒から解放されて気楽になった

はじめはセッティングにこそ戸惑ったものの、慣れれば問題なし。
手動式でも格安でラップ式トイレを車内にインストールできるメリットは大いにあると思います。
これからクルマ旅で使う機会は増えそうです。

ただ安いだけあって素材もとてもチープです。

常設して果たして壊れることなくいてくれるかは未知数です。
そのあたりはこれから使っていく中で報告していければな、と思います。

お見苦しい点あったかと思いますがご容赦くださいませ。

それでは皆さん、Have a nice day !