【登山】息子と登る地元の山 〜三岳山(実は3回目)〜

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皆さんこんにちは、シンです。

この土日は近所の低山登山を楽しんで過ごしました。

 

寄り道程度の井伊谷城跡

昨日は散歩がてら井伊谷城跡、通称・城山を散策。

 

この撮影ポイントから山頂までは約20分です。
山頂に行くと一応展望台がありまして、

 

眼下に井伊谷の町と田園風景、二段構えの丘陵地帯を抜けた先には浜松市街地があり、遠くにアクトタワーが見えます。

 

ここに井伊谷城がありました。

 

平時は麓にある館で過ごしていて、有事の際にここに上って備えていました。
しかしこの井伊谷城の曲輪は一重のみで、城郭としては非常に簡素な作りなので防御力は期待できないものだったと思います。

なので背後にそびえる三岳城が戦闘時の実質的な詰め城だったと思われます。

 

家に帰ると庭の雑木が新緑に染まっていてとても気持ちが良かったです。

 

三岳山にはお供を連れて

そして今日。
昨日見た三岳山に登ってきました。
今日は天気が下り坂なので午前勝負、寝起きから40分で登山開始です。

 

私のダイエットのお供をさせられた息子です。

 

無理矢理じゃないですよ。
「山登るけど行く?」
と昨日聞いたら嬉しそうに「行く!」と返事をしましたから。

出発は引佐運動公園・すぽるてん。
ここのコカ・コーラの自販機は便利ですね、QRコードを読めばスマホで商品選択をしてPayPayで支払い、そして自販機から商品が出てきます。
これなら小銭を持ち歩かなくて済みます。

 

初めのうちはみかん畑の中の道を歩きます。
スタート早々、傾斜がキツく、息子は弱音を吐いていました。

 

でも笑顔です。
順調に歯も抜けています。

 

子どもの視点って面白い、でも注意点も

しばらく歩くとアスファルトがなくなり砂利道、林道となります。
すると息子が
「ハチがある!」
と。

うん?ハチが「いる」の間違いじゃない?と思ったら、本当にハチがありました。

 

私は常にルートを意識しながら歩いているので、正面と目線から上あたりに視線があ流ので、このようなものはまず目に入りません。
でも息子はこういうのを見つけるんですよね。
子どもの視点って面白い!と思った瞬間でした。

 

しかし子どもと一緒に山に入るには細心の注意が必要です。
今回感じたんですが、どう考えても「こうやって通ればいい」という分かりやすいルートであっても、息子は違うルートを選びます。
不思議で仕方がなかったのですが、息子の視点の高さで見て納得。
私には見えるルートも息子の高さでは見えませんでした。

子どもの遭難事件があったりすると「どうしてこんな(分かりやすい)ところで?」と思いますが、子どもにとっては分かりにくいってことがあると思います。
子どもにも分かるように、なんて言いません。
必ず引率する大人が責任を持つこと、それに尽きます。
絶対油断しちゃいけません。

 

急登を過ぎて兎荷山

みかん畑を過ぎると杉林に突入です。
杉の木のいい香りが漂っています。
花粉がひどい時ここは地獄かもしれませんが、私の経験上ここでひどい症状が出たことはありません。
市街地にいる時の方が花粉症がきついので、花粉プラスアルファで症状を惹き起こしているのではないかな?と思いますね、私の場合は。
ちなみにここでリスに出会いました。

 

杉林を過ぎると少し開けた場所に出ます。
そこの景観が良かったので写真撮影。
息子もタブレットをわざわざ持ってきて写真を撮っていました。

 

私が普段からことあるごとにスマホで写真を撮っているので、息子もやたらと写真を撮りたがります。
そう思うと画質の悪いこのタブレット(FireHD8)じゃ可哀想だなと思うのですが、息子はこれでご機嫌なのでとりあえずはこのままでいいかな?と。
この時の息子が撮影した写真がコチラ。

 

デジカメ黎明期の200万画質クオリティ。
これはこれで味がある?

 

この先が今回のルートで一番の難所となる急登区間です。
急峻なだけでなく滑りやすいので要注意です。

 

息子の脚の上がり方を見れば如何に休暇が分かるでしょう。
でも10年ほど前には私ここをMTBで下ったんだよなぁ。

この坂を登ると兎荷(とつか)山に到着です。
三岳山は名前の通り3つのピークがあり、その一つが兎荷山です。

 

いよいよ三岳山頂上へ

先ほどの急登が堪えたのかバテてます。
でもあと少しだと奮い立たせて先へ進みます。

 

ここでまたしても息子が「何かいる」と。
調べたら何とかオサムシって名前の昆虫でした。

 

最後の登り、ここを登れば山頂です。
三岳山山頂一帯は城郭遺構が感じられ、この登りも幾重にも重なった曲輪跡です。

 

そして山頂に到着。

 

疲れた表情をしていますが無事登頂できて一安心。
「これが三岳山の頂上か。初めてきたよ」
と感慨深げの息子でした。

 

実は過去2回登っています

実は息子、三岳山に登ったのはこれが3回目です。

最初は1歳10ヶ月、2018年12月です。
この時は私が背負って登りました。

 

そして2回目は2歳10ヶ月、2019年12月です。
この時は近道から半分抱っこで登りました。

 

幼かったので覚えていなくても無理はないですね。
この幼かった息子が自分の足で麓から登れるようになったのだから成長を感じます。

山頂で息子は記念撮影。

 

帰りはママの迎えで別行動

ここからは三岳神社方面に下ります。
山頂でカミさんに連絡し迎えに来てもらうようにしました。
そしてママと妹の姿を見つけて駆け出す息子。

 

私はクルマを回収しに歩いて戻ります。
途中で山麓〜井伊谷〜浜名湖がよく見えるポイントがあります。
お気に入りの景色です。

 

戻ってきました。
高齢者がテニスを楽しんでいます。
私はテニス未経験ですが、下手なりにもポンポンやったら楽しいだろうなぁ、と思っています。
そのうちテニスラケットを買うかもしれません。

 

次はどこにしようかな?何をしようかな?

家に戻って息子に感想を聞いたら「楽しかった」「また行きたいね」と嬉しい答えが返ってきました。
同じ山でもいいですし、違う山でもいいですし。
次どこにするか悩みますが、これは嬉しい悩みです。

そして来月になったらSUPもできそうなので、「何をしよう?」と悩みながら息子とのアクティビティで週末が埋まりそうです。

 

今回のルートはこんな感じでした。

 

400m以上登っていますから、東京タワー以上の高さを登ったことになります。
息子頑張りました。

それでは皆さん、Have a nice day !

 

玄関前が花畑になっていました