【家族】「お兄ちゃんの日」で息子をおもてなし

 当サイトにはプロモーション、広告が含まれます

お兄ちゃん。

突如宣告される絶望の言葉。
当たり前のように親の愛を一身に受けて過ごした日々がある日を境に一変する。

妹の誕生。

www.mountain-camp-cycling.com

 

この日から幼い男の子は「お兄ちゃん」として生きる運命になる。

お兄ちゃんになると色々我慢しなくてはならない。
自分は悪くないのに妹が泣けば大概お兄ちゃんが責められる。
お菓子の取り分も体が大きいにも関わらず、妹と同じ量(だから足りない)。
妹なら許される行為がお兄ちゃんは許されない。

お兄ちゃんは妹の策略に注意しなければならない。
妹はお兄ちゃんを常に監視し、何かあればすぐ親に通報する。
妹は絶対自分を悪く言わず、自分が被害者だと主張する。
妹は自分の手柄は大袈裟に主張していい子ちゃんアピールに余念がない。

お兄ちゃんには手本がない、だから失敗もよくする。
妹はお兄ちゃんの失敗を見て育つから要領がいい。

でもお兄ちゃんは妹のことがかわいくてたまらないから、あまり妹のことを悪く言わない。

つくづく思う、お兄ちゃんって損な役回りだよな。

 

お兄ちゃんの日

皆さんこんにちは、シンです。
柄にもなく、いきなりポエム調で書いてしまいました汗

でも書いたことは本心です、お兄ちゃんってつらいですよね。
私は兄と二人兄弟だったので、まさにこの妹を弟に書き換えた人生を歩んできました。
兄を見ていて「絶対弟の方がいいわ。」と思っていました。
唯一羨ましかったのは常に新しいものが手に入ることです、でもそれだけ。
本当はもっといいことがあるのかもしれませんが。

で、そんなかわいそうな?お兄ちゃんである息子、土曜日が参観会だったので月曜日が振替休日でした。
その振替休日は娘をこども園に登園させて、久しぶりの親独り占め&妹がいたら楽しめないことをする日、としました。
題して「お兄ちゃんの日」

これを考案したのは私。
カミさんは当初娘を休ませるつもりでいたので、私が娘を登園させようと言った時には「??」となっていました。
で理由を伝えたら「考えてもいなかった」と。
母は時として非情です。
でも嬉しそうに納得してくれました。

そしてカミさんの口から息子に伝えると、もう息子は有頂天でした。
たまにはこういう日を設けてストレス発散させないといけませんね。

 

初めての映画館

息子が希望したのは「ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)」が観たい、でした。
息子が3歳の時に娘が産まれているので、今まで映画館に行くことができませんでした。
そもそも映画館の存在を知らなかったと思いますが、TVCMとかも理解できるようになって、この映画のCM観て映画館に行きたいと思うようになったのでしょう。

娘の登園に息子も同乗し街へ。
私はもちろんSURLYです。

 

明け方まで降っていた雨がやんで良かったです。
家から浜松駅までは自転車でおおよそ1時間、クルマで行っても45分くらいはかかるのでほとんど変わりありません。

ABUSでしっかりロック


久しぶりに来たTOHOシネマ。
朝も早いし平日なので空いています。

浜松の街は変わっていないようで変わっていたり。たまに来ると新鮮に感じていい。


ドラえもんはスクリーン4で上映されていました。

 

息子がメガネかけ初めの頃はコナンくんみたいだなぁなんて思っていましたが、コナンくんほど頭脳明晰であろうはずがありません。

小学校に通い始めてどんどんのび太くんに似てきました。
だからのび太くんを見ると感情移入してしまうんですよねぇ。
ちなみに私はスネ夫タイプでした ←嫌な奴

 

浜松市楽器博物館

映画の内容が楽器・音楽だったので、近くにある浜松市楽器博物館に行きました。
これも息子が行きたい、と望んでいた場所です。

 

私は幼少期からサッカー、野球で遊んでいて、小4から大学までバレーボール一辺倒の体育会系でしたので、自分の子供も運動方面に向かうだろう、と思っていました。

息子も最近は野球に興味を持ち始め、サッカーボールで遊ぶのも好きです。
自転車なんて暴走族のように乗り回しています。
泳げないですけど水遊びは大好きです。

でももしかしたらこの子のやりたいことは運動じゃないのかもしれない、とも思えるんですね。
たくさんの可能性を秘めた子ども、やりたいことが見つけられるように刺激となるものにできるだけ多く触れさせた方がいいかな?と。

 

オーケストラなどで使用する楽器は西洋生まれの楽器がほとんどですが、楽器自体は世界中にあります。
ここではアジアの楽器の展示もあり、それぞれ楽器で演奏した音楽を聴くこともできます。

ヘッドフォンはaudio-technica でした。

 

こんな大きな楽器もあります。

 

別のフロアに行くと見慣れた西洋楽器の展示があります。

 

ピアノの音が鳴る仕組みもウィーン式とかイギリス式とか色々あるようで。
単純に押したらてこの原理で鳴ってるんじゃなくて精巧な動きが組み込まれているんですね。

 

昭和の終わり頃から音楽シーンの中心となったシンセサイザー。
YAMAHA、KAWAI、Rolandすべてが浜松に本社を置くという、浜松が音楽の街たる所以です。(ただしRolandの創業は大阪市です)

これは小室哲哉も愛用していた名機ですね(と知ったかぶり)。

 

どんどんデジタル化が進んでいった楽器ですが、この季節浜松で一番聴く楽器はこれです。
このラッパ、ビューグルって名前なんですね。

 

楽器を体験

ここでは実際に楽器を鳴らす体験ができます。
楽器は見るのではなく音を出してこそ楽しいものですからね。

 

オルガンって足で踏んで空気を送ることで音が鳴るんだとか。
そして語源はギリシャ語のオルガノン(道具、器官)で、体の器官と同じなんですね。

 

弾いてる曲は「ドレミの歌」。

そして一番気に入っていたのは電子ドラムかな?

 

他にも小さな子供でも楽しめる体験コーナーがあります。
こちらは今日連れてきていない娘向きかな。

 

あとはおやつを食べて帰ります。
家から街まで約18km、往復で36km漕ぎました。

 

「お兄ちゃんの日」は成功!

息子は充実した1日を過ごせたみたいで「楽しかった!」と言っていました。
このような機会はなかなか巡ってきませんが、また機会があればやってあげたいと思いました。

でも突如として「もう家に帰ろう。」と言い出しました。
どうしたのかな?と思ったら「自転車に乗りたい」と。
やっぱり体を動かす方が好きなのかな?
家に帰ってから少しだけ自転車に乗って遊んでいました。

 

一方で娘は娘で生まれた時から「お兄ちゃん」という存在がいて・・・。
公平に接するためには「妹の日」もやってあげないとなぁ。

 

もう少しでGW連休、その前に仕事でひと山ふた山越えて、っと。

それでは皆さん、Have a nice day !