皆さんこんにちは、シンです。
1月12日に行った東海道ポタリング記事その2です。
前回の記事はこちら。
岡崎宿東海道二十七曲り
東海道は城下町近くではくねくねと曲がるのですが、岡崎城ではそのくねくねが一層多い27もの曲がり角がありました。
防衛的な理由と通行人を呼び止めお金を落とさせる経済効果を狙ってそのような作りになっていたそうです。
今でもその曲がり角を示す石碑があり、東海道をトレースするにはやはりこの27曲りを通った方がいいでしょう。
と言いながらも最初の方の地点(逆順なので正しいルートでの最後の方の地点)をすっ飛ばしていました。
ま、愛嬌ってことでお許しください。
で最初に紹介する場所は「松葉総門跡」です。
岡崎城は元々はこじんまりとした城郭でしたが、徳川家康の関東移封の後に入城した田中吉政の代で町全体を堀で囲む総構えにして巨大化しました。
その総構えの西の門がこの松葉総門です。
下の図の①の場所ですね。
②は後で紹介する東の門「篭田総門」です。
黒い線で囲んだのが現在の岡崎公園なので、総構え(緑線)がいかに広大かが分かります。
この図の左(西)から右(東)にかけてくねくねと描かれている線が「東海道二十七曲り」になります。
松葉総門跡からスタートして順調だと思ったのですが・・・
どうやら1つ見落としていて、変なルートになっているのに気付きました。
なのでもう一度ふり出しに戻って再チャレンジです。
間違えたのが初めの方でよかったです。
でもこの間違えがなければゴールまでApple Watchのバッテリーが持ったことを思うと、ちょっと悔いが残るミスでした。
とりあえず曲がり角を全て撮影しました。
右側の「岡崎城対面所前角」の向かいにはシビコという商業施設があります。
この岡崎公園北側のエリアはかつては岡崎市の中心市街地として大いに賑わっていて、松坂屋は大人が、そしてその東側にあるシビコには若者が集まっていました。
私も小学生の頃は買い物に行くとなればシビコで、ウキウキしてついていきました。
向かいにあったモスバーガーで食べるのが贅沢の極みでした。
中学生になった頃から中心地以外のところに大型施設ができ始め、中心市街地への人流も減り、今では閑散としています。
当時の賑わいを知っている立場からすると、本当に寂しい限りです。
篭田公園から郵便局へ、郵便局の北側の通りが東の門である篭田総門があった総門通りとなります。
その通り沿いには岡崎信用金庫資料館(旧岡崎銀行本店)があります。
はい、これでゴール。
何度も書きますが私は逆順で回っていますのであしからず。
矢作大橋(岡崎市街地側)から国道1号をまっすぐ走れば約3kmの距離ですが、二十七曲りの通り走ると4.6kmと1.5倍の距離になります。
ってGoogleMapで測定していたら、また間違い発覚・・・。
これはやり直さないといけないな。
ま、愛嬌ってことで許してください(2回目)。
岡崎宿から藤川宿まで
ここからはこんなにくねくねしなくて済む通常の東海道巡りとなります。
でもこのあたり、私が高校まで住んでいた実家のすぐ近くなので土地勘めちゃくちゃあります。
でも東海道=国道1号だと思っていたので、まさかあの細道が東海道だったなんて、と思うことの連続で、見慣れた道がとても新鮮に感じられました。
朝4時に起きてこの時点で8時45分、起きてから5時間近く経っていました。
起きた時からウキウキしていて忘れていましたが、ここまで朝食どころか何も飲んでもいませんでした。
私が食事を忘れるだなんてとんでもないことです。
これは大変、あっ、ちょうどいいところに吉野家がありました。
ということで遅い朝食を摂ります。
さてこれからのルートを確認、と思ったらまたまたルート間違い発見!
間違えた地点まで戻ってやり直します。
これもなければApple Watchのバッテリーは持ったであろうに・・・。
実はここの道間違いを放置するのは大問題だったんです。
というのも上の走行ログにもありますが東海道には一里(約4km)ごとに一里塚があって、この辺りにある「大平一里塚」を見過ごしてしまうところでした。
ということで戻って正しいルートを走って大平一里塚を確認。
ここの一里塚は立派に保存されていました。
多くは「一里塚跡」という石碑がちょこんとある程度なんですが、ここはちゃんと塚になっています。
東海道巡りは宿場町の他にこの一里塚も捕らえていくのが楽しみの一つです。
おおよそ4km毎というのも人が歩いて約1時間なので、休憩のタイミングとしてもいいと思います。
37番目・藤川宿
棒鼻とは「従是西藤川宿」と書かれた杭のことで、広重の絵に描かれています。
それを再現したのが上の写真の場所です。
宿場町に入る手前で大名行列を整頓するため先頭が止まったことから棒鼻と呼ばれるようになったんだとか。
藤川小学校より西側に一里塚、東側に本陣跡があります。
藤川宿から赤坂宿
藤川宿から赤坂宿の間は丘陵地帯となっていて、今回のルートで一番標高が高い110〜120m地点があります。
これより東でここ以上の標高は掛川の日坂、西では関の鈴鹿峠です。
この峠の西側が本宿で、ここまでが岡崎市です。
ここから峠を下っていくと次の赤坂宿があります。
東名高速道路の音羽蒲郡ICの近くです。
と言ったところで次回へ続きます。
それでは皆さん、Have a nice day !