皆さんこんにちは、シンです。
静岡県もようやく梅雨入りをして、途端に湿気がすごいです。
ということで今年もトウモロコシの季節がやって来ました。
昨年の記事↓
季節の風物詩になった森町の甘々娘
近場のスーパーに森町のお茶を販売しているコーナーがあって、そこにはその日の朝収穫したばかりの採りたてトウモロコシが並びます。
現地では早朝から行列ができているそうなので、ここで買えるのはありがたいです。
「甘々(かんかん)娘」の値段は据え置き、しかし「森のおおきみ」は値上がりして甘々娘と同額になりました。
5本で¥1,550なので1本¥310です。
普通の値段のトウモロコシと比較
スーパーではお隣の愛知県産トウモロコシが皮付きで1本¥150で売っていました。
果たして倍の値段を出すほど価値あるものなのでしょうか?
それならば食べ比べて調べてみましょう。
左が森町の甘々娘、右が愛知県産トウモロコシ(品種不明)です。
愛知県産の方が茎が太いかな?
レンチンしました。
左が森町の甘々娘、右が愛知県産トウモロコシ。
甘々娘の方が粒1つ1つがパンパンにみえます。
まず愛知県産のトウモロコシから。
うん、普通に美味しいです。
これだけ美味しければ満足、高いお金出して甘々娘を買う必要ないか?
やっぱり美味しい森の甘々娘
では甘々娘を食べてみましょう。
あれ?こっちの方が味濃い?
粒の大きさは見た目の通り大きく食べ応えがあります。
もう一度愛知県産のとうもろこしを食べてみましょう。
・・・味、薄い。
さっきは美味しいと思ったのに、甘々娘食べた後では満足できない味になってしまいました。
でも決して美味しくないわけではないんですよ、食べ比べたらそりゃ負ける、ってだけです。
そもそもトウモロコシは収穫した瞬間から味が落ちていく食べ物。
当日朝採れのものとそうでないものとを比較すること自体がフェアではない、ということでもありますからね。
焼きトウモロコシとか濃い味付けをするのであれば、高いトウモロコシだともったいないから安いのでもいいかな。
甘々娘は素で味わうのがいいでしょう。
梅雨時の静岡はトウモロコシ戦争に
森町の甘々娘が登場してだいぶ経ちました。
10数年前はこの辺りでもアンテナの高い人が「森に美味しいトウモロコシがあるぞ」と知ってるくらいでした。
それが今では全国レベルの知名度となり、県外からも買いに来る人がいます。
この森町の成功にならい、大井川流域では「Teaモロコシ」、富士周辺では「わくわくコーン」といった品種が登場して、梅雨時の静岡県はトウモロコシ激戦地となっています。
これらのトウモロコシも是非とも食べてみたいものです。
それでは皆さん、Have a nice day !