皆さんこんにちは、シンです。
先日のブラックフライデー&超PayPay祭で購入したEcoFlow のDELTA2 、娘の3歳誕生日記念の旅行で実戦デビューしました。
サブバッテリーのサブ的役割のDELTA2
EcoFlow DELTA2は高寿命で安全性の高いリン酸鉄リチウムが使用されていて、容量が1024Whのポータブル電源です。
この容量ではキャンピングカーで使用する電気全てを賄うことはできません。
家庭用エアコンさえ使わなければ300Ahの鉛サブバッテリーで2日は問題なく過ごすことができますが、鉛バッテリーが苦手な高出力電化製品を使うのにはちょっと躊躇してしまいます。
そこで高出力を苦手としない定格出力1500Wのリチウム電池・DELTA2の出番です。
なくても何とかなりますがあると大きな安心が得られる、そんな存在です。
主に湯沸かしとトーストに使用
今回のDELTA2の使用は以下の通り。
- 400mL、300mL、800mLの湯沸かし3回
- トーストのためのオーブントースター4分使用
- スマホ・タブレット・モバイルWiFiの充電
に使用しました。
お湯が吹きこぼれたらどうなるんだろう?
危ないのでやめましょう。
今までは電子レンジを使い終わってから電気ケトル、と同時使用ができませんでしたが、これからは電源を分ければ同時使用が可能です。
できればP号に設置されている電子レンジもDELTA 2 で使用したいところですが、プラグが取り出せないのでこちらは断念、鉛サブバッテリーでの使用でした。
一晩経って鉛サブバッテリーの残量は300Ah→253Ahに。
20Ahほどは電子レンジとテレビ、残りを冷蔵庫で消費しました。
それでも普段より30Ahくらい残っている印象です。
そしてDELTA2の残量は100%→55%になっていました。
Ahに換算すると約25Ahくらいかな。
夕食時に炊飯器で自炊していたら、と仮定すると残量は35〜40%といったところでしょう。
余力はありますが充電せずに2泊は厳しい、1000Whはそんな容量です。
どれくらいの走行で充電できるのか
では走行充電して補充してみましょう。
フルパワーの1200W充電をすると鉛サブバッテリーが泣きますので、AC入力を500Wに絞って充電開始。
その状況だと鉛サブバッテリーから38Aの電気がDELTA2に流れていましたが、エンジンを始動すると500W充電した状態でも鉛サブバッテリーにも27Aの電気が流れ、双方充電できる状態になりました。
30分ほど走るとDELTA2は55%→82%、鉛サブバッテリーは253Ah→262Ahに回復しました。
道の駅で1時間ちょっと休憩してから再び走り、合計約1時間の走行でDELTA2は100%充電となり、鉛サブバッテリーは271Ahまで回復しました。
ここからは全て鉛サブバッテリーに発電電流を充てられるので1時間ほど走れば鉛の方も100%になるでしょう。
二手に分けた方が充電が早いのか遅いのかは調べられませんでした。
我が家にDELTA2は最適な選択だったと思う
先にも述べたようにポータブル電源がなければ困る、ということではありません。
しかしポータブル電源があると電化製品を安心して使うことができます。
鉛だけで消費電力の激しいオーブントースターなんて使えませんでしたから。
電力を有限にすることによって、朝のありふれた光景は安定した電力供給があってこそで、そしてそこで働いている人のおかげ、というのに気付かされます。
私がキャンピングカーを購入した2020年前後が鉛サブバッテリー300Ah全盛期、それから2年ほどでリチウム化が盛んになってきました。
サイズ的に鉛100Ah3つ入るスペースにリチウム100Ahが4つ収まるので、400Ahにする人が多いですかね。
鉛300Ahと比べて使用できる電気の量はおおよそ2倍です。(鉛は全部使えないからね)
魅力たっぷりのリチウム化ですが子どもが遊ぶことを考えると滞在型のクルマ旅となり、電源付きのキャンプ場やRVパークを利用するのでリチウム化しなくても問題なく過ごせます。
道の駅中心のクルマ旅をする時に少々心許ない分はこのDELTA2が補ってくれるかな?と思います。
我が家にとっては最適な選択だったのではないでしょうか?
とりあえず出先のパン屋さんで食パン買って、トーストに地元食材のジャム塗って食べる、という楽しみが増えました。
少し豊かな気持ちになったような気がします。
それでは皆さん、Have a nice day !