【スキー】’23-‘24シーズン2回目のスキー in 木曽 Vol.2 〜絶景の御嶽スキー場〜

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皆さんこんにちは、シンです。

1月26日〜27日にスキーに行った記事の続きです。
前回の記事はコチラ

www.mountain-camp-cycling.com

 

2024年1月27日(土)

朝の御嶽スキー場

6時30分、娘に文字通り叩き起こされました。
娘に休日シフトなんて存在せず、いつも通りの時間に目が覚めるプログラミングがされているようです。
息子は確実に休日グータラが組み込まれていますが。

おかげでキレイな光景を見逃さずに済みました。

【木曽山脈と朝焼けの空】

しかしリフト券販売が8時でリフト運行開始が8時30分なので、ちょっと早いなぁ。

 

御嶽スキー場について

御嶽スキー場は今年になって行くようになったのですが、私が自分でクルマを運転してスキー場に行けるようになった頃は「おんたけスキー場」でした。

ちょっとこのスキー場の歴史を調べてみると1961年開業当時は「国設御嶽スキー場(おんたけスキー場)」の名称でした。
2005年から指定管理者制度を導入し、2007年に「おんたけ2240」へと名称変更しました。
そして計4回指定管理者が変更となっており、今は王滝村にある「シシ」という会社が2021年から2026年までの5年間、指定管理者として運営をしています。
前運営会社からの引き継ぎは色々とあったようですが。
そして2021年から「御嶽スキー場」に名称を戻しました。

昔は大変な賑わいだったスキー場だったそうですが、東海北陸道の開通で多くのお客があちら側のスキー場へと流れてしまいました。
高速道路空白地域の木曽周辺は時代の流れに取り残されてしまいました。

御嶽スキー場も例外ではなく、さらにスキー人口の減少、御嶽山の噴火、新型コロナと災難続きで、閑古鳥が鳴くスキー場となってしまいました。
それほどお客が来ないのに無駄に広すぎる駐車場は「過去の栄光」なのでしょう。

【こちらのゴンドラも現在運行していない】

でもその栄光を取り戻したい、昔のような賑わいで王滝村を元気にしたい。
そんな強い思いが込められた名称変更(原点回帰)なのでしょう。
それもそのはず、このスキー場の設営に尽力した村長は現支配人の祖父。
そして現支配人の父は長野県スキー連盟理事を務めたお方です。
その二人の背中を見て育った現支配人ですから、このスキー場に対する思いは誰よりも強いでしょう。
いつの日かあの広い駐車場が満車になる日が来るといいですね。

【がんばれ、御嶽スキー場】

と書いておきながら朝食も昼食も持参で、スキー場にお金を落としていかないのが非常に肩身狭いのですが、家族4人となると相当な金額になりますから・・・でもカミさんがおでんを購入したので、それでお許しを。

朝食は「スキーの朝はピザトースト、昼はカレー」と前回宣言した通り。
前回と違うのはピーマンを足したことです。

【簡単ピザトースト】

 

無事静岡割でリフト券購入

リフト券販売時間に列に並び、運転免許証を提示して無事「静岡割」でリフト1日券を¥2,500で購入。
子どもは割引なく¥1,500でしたが、それでも十分安いかな。
そして息子のスキーセットを¥3,000でレンタルしました。

そうこうしてるうちにリフト運行開始時間になりました。
思いの外行列ができていました。

【10分くらいの行列】

ほとんどの人が遊ぶのは高速クワッドリフトがあるこの上のエリア。
この低速ペアリフトは繋ぎでしかありません。
この後もこれ以上の行列になることはなく、基本リフトの待ち時間は1分以内、待っても5分以内でした。

多ければスキー場は儲かりますが、その分ゲレンデに人が溢れ危険です。
少なければ安心して滑られますがスキー場は儲かりません(むしろ赤字)。
難しい問題ですね。

【リフトに乗っている私と息子の影】

【息子です】

 

息子のウェア類を新調

今回より息子のウェア類が更新されました。
今まではmont-bellのレインウェアの下にしっかりと防寒着を着せていましたが、成長してレインウェアが少し小さめになったので複数枚でのレイヤリングが難しくなりました。

レインウェアでも事足りるのですが、これだけスキーに行くのであれば娘が着ることも考えればスキーウェアを買ってやってもいいかな、と。

で購入したのはmont-bellの「パウダーステップパーカKid's 140」と「ドライテッドインシュレーテッドパンツkid's 140」です。
これらは20cm調整ができるので身長125cmから145cmまでが着用可能となっています。
おそらく息子が着れなくなる頃に娘が適正身長になるはず。
6年間は使用できるでしょう。

【いい感じ】

子どものだからインシュレーテッド(保温材入り)にしましたが、私は保温材のないアウターが好みです。
登山をベースに考えるとインシュレーテッドのアウターだと体温調整が難しく適しません。
なので速乾でありながら発汗による発熱素材アンダーウェア(ヒートテックとか)にフリース、そして保温材なしのアウターといったレイヤリングが最も軽量快適です。
だから雪遊びはレインウェアでも十分です。

問題はレインウェアは首までは覆いますが、顔は覆いません。
首から上が寒いです。
なので息子にもバラクラバを追加装備。
こちらもmont-bellの商品で「トレールアクションバラクラバkid's」になります。

もはや誰だか分かりませんが、モザイクかける手間なくて楽チンです。

【父と子、ウェアはグリーン系カラーで統一】

 

御嶽スキー場の展望

この日は寒波も過ぎ去り、気温はマイナス1℃まで上昇、風もなくて快晴の絶好のスキー日和でした。

私にとってスキーの楽しみはもちろん滑ることではありますが、景色を楽しむことも重要なファクターとなっています。
この日は本当に山がよく見えました。

【大好き恵那山】

【木曽駒ヶ岳〜三沢岳〜空木岳】

【木曽山脈越しの甲斐駒ヶ岳と鋸岳】

【車山高原〜蓼科山〜北横岳】

【経ヶ岳越しの八ヶ岳】

【この絶景を眺めながらのワイドバーン】

アクセスが悪いということは、見方を変えるとここに来ているスキーヤー・ボーダーはそれを覚悟の上でココのメリットを求めて来ています。
そのメリットがこの最高のゲレンデコンディションでしょう。

御嶽から山梨にかけてのスキー場は日本海から離れているので、降雪量は少なくても晴天率が高いという特徴があります。
この突き抜ける青空のもとで滑るのが気分いいんですよ。

やっぱりこの地域のスキー場はなくしてはいけませんね。

【皆楽しそう】

 

昼食後はひとりでゲレンデへ

昼食は車内で炊飯器の炊き立てごはんにレトルトカレーをちょっとゴージャスに。
チーズとトンカツをトッピングしました。
いつもの紙のカレー皿を切らしたので小さい紙皿で2杯に分割しました。

【カツカレーチーズトッピング】

昼食後、息子は疲れたのか「もう滑らない。」と。
じゃあ、ということで一人で滑ってきました。

ゲレンデトップに行ってパノラマAコースへ。
ここは緩やかな傾斜の車道を利用したコースなので面白みはないですが、大迫力の御嶽山を間近で見られるのがポイントです。

夏には久しぶりに登りたいな、御嶽山。

そして数本滑って最後にもう一度ゲレンデトップに行って、三笠ウィングコース〜パラダイスコース〜ファミリーコースと滑り切りました。

AppleWatchで計測したところ全長2.04km、標高差は2206m-1698m=508mでした。
そこを4分55秒で滑ったので平均速度は24km/h、一番速い記録が37km/hでした。

【ワークアウトの結果】

アルペン滑降の選手は130km/h以上ですからとてつもなく速いですね。
ゲレンデを見ていても速い人は50〜60km/hは出ていると思います。
そんなスピードで転んだりぶつかったりしたら大惨事です。
だからヘルメット着用は大切です。

帰り道の様子は次回へ【続く】です。

それでは皆さん、Have a nice day !