皆さんこんにちは、シンです。
先日DE01のバッテリー容量がどれほどかハマイチ(浜名湖1周サイクリング)してみました。
でもハマイチは起伏が少ないルートなんですよね。
なので平均時速20km/hではそもそも電動アシストがそれほど作動しませんでした。
せいぜいストップ&ゴーの時ぐらいです。
そのような状況での使用であれば、私はDE01で100kmくらい走れると考えられます。
私より脚力弱い人であればもう少しバッテリー消費するでしょうが、それでもハマイチするだけの容量はあると思われます。
モーター出力を調査してみよう
ということでバッテリー容量については余程のロングライドをしない限り大丈夫であることが分かりました。
では電動アシストのもう一つのポイント、モーター出力はどうでしょうか?
平地ではギュインと加速を補助してくれるように働くモーターですが、登り坂でもしっかりと私をサポートしてくれるでしょうか。
そこで地元の山である三岳山の山頂下にある三岳神社までの登坂テストを行ってきました。
平均勾配6%のなかなかの登坂路となります。
それに加え、私の体重と荷物等で車載重量は85kg。
これは自転車協会「電動アシスト自転車の走行距離の測定方法に関する基準」が定めた「車載重量は65kg」を大幅にオーバーするので過酷なテストとなります。
果たしてこの条件でDE01は無事、坂を登り切ることができるでしょうか?
まずはエナジー補給
スタートはセブンイレブン引佐井伊谷店から。
ここまでバッテリー消費させないため電源OFFの自走オンリーで向かいました。
いくら電動アシストとは言っても、動力源はあくまで自分の脚力です。
なので潜在パワーを引き出し100%のシンで臨むべくエナジー補給。
調査開始
ではセブンイレブンから出発します。
ここでバッテリースイッチON、満タンであることを確認します。
目指す三岳神社は三岳山の少し下あたり、上の写真で右ハンドルの先端あたりの場所です。
そこまで登っていきます。
セブンイレブン前の国道257号線を北に向かい、井伊谷交差点で右折、東に向かいます。
ゴールの三岳神社まで一本道、ずっと登りになります。
この三岳山は戦国時代には「三岳城」という山城が築かれていました。
大河ドラマになった「おんな城主直虎」の居城・井伊谷城を守る砦のような城です。
こんな感じで写真を撮るために止めては走るを繰り返し登っていきました。
登り坂でもペダルを踏むとグンとアシストが効いてくれます。
疲れて足をつく、なんてことはなく順調に登って行き三岳神社の参道に到着。
歩きの登山であればここから山頂へ向かいますが、クルマや自転車であればもう少し進んで神社直下まで行ける道があります。
そちらへ回って無事ゴール。
セブンイレブンからここまでの距離は4.9km、標高差310m、所要時間は32分10秒でした(写真撮影での停止時間も含む)。
平均勾配6.3%の坂道を9〜10km/h程度で登ったことになります。
大した走行距離ではなかったのでバッテリーもあまり消費しませんでした。
電動アシストは楽なのか?
勾配6%程度の坂であれば、私は問題なく登ることができました。
ただ登り坂を平坦路のように走れるか、と言うとそんなことはありません。
今回はアシスト力が最大限発揮される10km/hを越えないくらいに加減して漕いでいました。
汗をかくほどではありませんでしたが、心拍数は140〜145bpmと平坦路を20km/hで走っている時より高い数値でした。
足への負担感は普通に階段を上がるくらいの感じ、と言えば良いでしょうか。
ここはやはり電動自転車ではなく、電動「アシスト付き」自転車なので、相応の漕ぐ力は必要となります。
その結果が心拍数140〜145bpm、運動強度では60〜70%くらいですので、決して楽な運動ではありません。
ただし、この坂を電動アシスト自転車ではないスポーツバイクで登るとなると、息も絶え絶えで、心拍数は180bpmくらいになるはずです。
それを思えば電動アシスト自転車の方が全然楽です。
結局のところ「楽」か「大変」かは主観によりますので、電動アシスト自転車の苦楽は一概に言えません。
自転車で長い登り坂を走った経験のない人がいきなり電動アシスト自転車で挑戦すれば、「大変だった」と思うでしょうが、経験がある人にとっては「やっぱり電動アシストは楽だわ」と思うでしょう。
ちなみに私は後者の感想でした。
結論
DE01は勾配6%の坂道でもしっかりとアシスト力を発揮してサポートしてくれる。
ただし、平坦路を漕ぐ時より脚への負担はかかるので、過剰な期待(平地同様に走れる)をしてはいけない。
おまけ
検証終了してそのまま帰っても良かったのですが、せっかくなので都田方面に下りてぐるっと周って帰りました。
三岳山から東に進むと風力発電の風車が並んでいます。
エヴァ(か鬼滅)のような呼び方をついしてしまいます汗。
イメージは使徒側ですけどね。
漆(7)号機の近くに滝沢展望台があり、浜松中心地から牧之原台地方面までよく見渡せます。
夜に来ると夜景がとてもキレイです。
この調子で残り2つ、と思ったのですが誇り高き玖号機と拾号機には近寄ることが許されません。
なので下った先から見上げて撮影。
さて、こちら方面に自転車で来たことがありません。
一体ここはどこ?
新東名を仰ぎ見るここは「滝沢キャンプ場」、浜松市営の無料キャンプ場です。
利用するには市役所で予約が必要となります。
昔はとんでもなく汚く、屎尿の臭いが立ちこめる場所だったのですが、いつの間にかトイレがキレイになっていました。
このキャンプ場、秋〜冬なら良いかもしれません。
夏は蚊がいっぱいいますので・・・
都田駅に立ち寄って、
そしてセブンイレブンに戻ってきました。
レッドブルのおかげですね。
それでは皆さん、Have a nice day !