フェリーで輪行、お伊勢参り

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皆さんこんにちは、シンです。

実は私、11月11日(金)から15日(火)まで休みを取得していました。
それで昨日がその最終日。
カミさんは仕事、子供らは保育園なので一人自由時間を満喫しました。

そうだ、伊勢に行こう(自転車で)

せっかくだから子供らがいるとなかなかできないことをやろう!

思いついたのが「自転車でお伊勢参り」です。
浜松から伊勢まではとても遠いのですが、神々の通路かと思える渥美半島の先、伊良湖岬から鳥羽までフェリーで渡ることができます。

【航路上でスクショしたGoogleMap】

伊勢湾フェリーを使えば日帰り可能ですが、クルマも運ぶと軽自動車で往復¥12,160(運転手の運賃含む)かかります。

そこで自転車の出番です。
自転車も普通に乗せると往復¥2,470かかるのですが、輪行袋に収納すると荷物扱いになりお金がかかりません。

なので輪行袋に収納してフェリーに乗ると旅客運賃のみで大人往復¥3,420で済みます。

しかも今は割引キャンペーン中で20%OFF!
今回は¥2,880で伊良湖〜鳥羽を往復することができました。

フェリーに乗って鳥羽へ

ではその行動記録です。

って、いきなりフェリーの写真から汗

【行きは鳥羽丸】

寝坊しまして・・・
8時10分の始発にギリギリ間に合うぐらいの時間に家を出発。
途中、30km/hぐらいのトロトロ運転の軽トラに殺意を覚えつつ、焦る気持ちを抑えて冷静に伊良湖岬へ向かいました。
なんとか出航10分前に到着でき、急いでチケットを購入して乗船。
その前にせめて船の写真だけでも、と撮った写真がコレです。

【¥2,880と今はお得です】

デイトナDE01はこの袋の中に収まっています。
普通の自転車だと前後輪外して、エンドステーを取り付けて、そしてフレームをタイヤで挟むように縛り付けて一塊にして袋に収める、とやや面倒な作業となります。

でも折りたたみ自転車だとタイヤを外す必要なく、折り畳んだ状態を袋に収めるだけなので、随分と輪行時の手間が省けて楽ちんです。

【デイトナ純正の輪行袋】

【せっかくなんで壁に固定】

伊良湖から鳥羽までは約1時間です。
クルマで名古屋〜四日市と回っていくのと時間的にはさほど変わりませんが、疲労感が全然違います。

【鳥羽が見えてきた(元々見えてたけど)】

【鳥羽に着きました】

海を渡っただけで異国の地に来た気持ちになります。

フェリーターミナルの前で早速DE01を輪行袋から取り出し、走行モードに変身させます。

【袋から出します】

【袋はこんな感じでコンパクトに】

【さあ出発だ〜】

まずは外宮へ

鳥羽から伊勢までは峠越えでショートカットしました。
それほどの登坂ではないですが地味に堪えるヤツ。
電動アシストじゃなければ選択しなかったルートですね。

【伊勢市に入ります】

そのまま進んで五十鈴橋。
内宮はすぐそこですが、正しいお参りは先に外宮らしいのでそちらに向かいます。

【内宮の境内も流れている五十鈴川】

神宮に関する資料が展示されている神宮徴古館、そして皇大神宮別宮・倭姫宮を通り過ぎ進みます。

本当は寄りたかったのですが、所要時間が読めないので今回はパス。

鳥羽から50分くらいで外宮に到着。

【初外宮です】

【表参道近くに駐輪場あり】

自転車で行くメリットは駐車場を探す手間や渋滞にはまらないこと。
観光地で自転車は有効な移動手段であることを今回の旅で確認できました。

外宮の様子はまた改めて記します。

50分漕いできたので喉が渇きました、ってコレ喉を潤す飲み物じゃないし。

【10種類の乳酸菌を摂取できる】

でも美味しかったですよ。

外宮は初めて来ましたが内宮と比べると人が少なく、静かにお参りができます。
せっかくなので外宮の神様、豊受大御神の別宮・月夜見宮もお参りしました。
「月を見る夜」って素敵なネーミングです。

【月夜見宮】

こちらもちゃんと隣に式年遷宮ができるスペースがあります。
我が家も20年に一度建て直したいなぁ、って破産します汗

内宮へ

外宮のお参りを済ませたのでメインの内宮へ向かいます。
途中にある猿田彦神社は以前お参りしたことがあるので素通り。

【こちらは人が多くて賑やか】

クルマだと遠くに停めなければいけませんが(しかも有料で)、自転車であればこの大鳥居の真ん前に無料で停められます。
自転車万歳!

まだ紅葉には早かったようですが少しずつ色づいていました。

【五十鈴川のほとりのモミジ】

おかげ横丁で精進落とし

お伊勢参りの楽しみといえばこれじゃないでしょうか。
俗にまみれた人間ですもの笑

神々しい境内を抜け、俗世に戻るとなぜか安心します。

【俗世に戻ってきた】

伊勢名物と言えば赤福。
ここでは赤福のぜんざいをいただくことができます。
赤福はお土産で買って帰ればいいので、現地でしか食べられないぜんざいを注文。

【疲れた体には甘いもの】

最高に美味しいです。
隣では息子さんのために赤福の歌を歌うパパさん。
おかげでその後しばらくは赤福の歌がリフレインしていました、彼の声で。

さて伊勢名物といえば手こね寿司も有名です。

【今回はマグロの手こね寿司】

カツオだと生臭く感じる場合もありますが、マグロなら安心。
ご飯の中にもマグロが潜んでいて、見た目以上のボリュームでした。

さらにもう一つ忘れてはいけないのが伊勢うどん。
昔はあのブヨブヨの食感が苦手でしたが、今では美味しく感じられるようになりました。

落とすものはしっかりと落とさないといけませんからね。

【念には念を入れて】

おかげで脂肪が付きました笑

夫婦岩へ寄り道

お腹も満足したので帰ります。
来た道を戻るのでもよかったのですが、時間に余裕があったので少し寄り道して夫婦岩を見てきました。

【綱で結ばれた夫婦】

さてどちらが夫で妻でしょうか?

答えは左の大きい方が男岩で、右の小さい方が女岩。

でもその考えも改める日が来るのでしょうね。
なぜ大き方が男なのか?
なぜ夫=男、妻=女なのか?

ということで夫が小さい方、妻が大きい方、なんて見方の夫婦もいることでしょう。
ご結婚されている皆さんは大きい方がどちらでしょうね〜?

夫婦岩を見て満足、してはもったいないです。
少し角度を変えると大きな岩の後ろにもう一つの岩が見えてきます、カエル岩です。

【変えると海鳥が睨めっこ?】

本当にカエルに見えます。
この二見輿玉神社はカエルがたくさんいます。

【お手水もカエル】

天照大神が隠れたと言われる「天の岩屋」、各地にありますがここが神宮から一番近い岩屋かな?

【天の岩屋】

【こんなところに隠れられていたのか】

フェリーで伊良湖へ戻る

外宮、内宮、夫婦岩と巡ることができ満足したので帰ります。

【輪行袋に入れます】

【帰りは知多丸】

【寝られるので知多丸好きです】

結構波が高く揺れました。
でも寝ていたので気になりませんでした。

【ただいま、パジェミちゃん】

ここから2時間かけて家に戻りました。

浜松から日帰りでお伊勢参りができたことに感動しましたが、やはり伊勢での移動を自転車でできたのが楽しかったです。

今回は電車ではなくフェリーでの輪行でしたから、次回は電車でやりたいですね。

【ああ楽しかった】

今回の走行距離は41.5kmでした。
もう少し少ないかな、と見積もっていましたが意外と走りました。

【今回は8の字ルートになりました】

ちなみに夕食はマクドナルド。
自転車降りてからだいぶ時間が経過したからなのか、それともありがたみの薄いマックだからなのか。

ハンバーガー食べてもそれほどテンションは上がりませんでした。

【美味しかったけどね】

それでは皆さん、Have a nice day !