【天文】iPhoneの待ち受け画面を見て惑星の1年、1日について調べてみた

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皆さんこんにちは、シンです。

私のiPhone14proの待ち受け画面はアストロノミーの太陽系にしています。
以前は地球にしていました。

アストロノミーの地球が面白いのは、今いる地点を正面にしてリアルタイムの地球の状態を表示してくれることです。
なので夕暮れが近づいてくると闇の部分が今いる場所に近づき飲み込んでいくのです。
朝はその逆で日が差してくるんです。

【朝と夕方の違い、ぜひ海外に行って立ち位置を確かめてみたい】

同じくアストロノミーの太陽系は、今現在の惑星の位置関係を表示してくれているのだと思います。
その証拠に太陽から一番近い水星の位置をご覧ください。

【太陽に一番近い水星に注目】

ね、動いているでしょ。
これ半年経ったら地球の位置が反対側になっているはずです。
365日スクリーンショットを撮りためれば面白いアニメ映像になりそう!と思ってトライしましたが、見事に3日目で失敗しました。

で、たかだかスマホの待ち受け画面ではありますが、ここから興味が湧いてしまいました。

まず地球の公転周期は1年ですが他の惑星の公転周期はどれくらいなんでしょう?
早速調べてみました。

  • 水星 :0.24年(88.0日)
  • 金星 :0.62年(224.7日)
  • 地球 :1年
  • 火星 :1.88年(687.0日)
  • 木星 :11.86年
  • 土星 :29.46年
  • 天王星:84.02年
  • 海王星:164.77年

太陽に近い星ほど公転周期は短いですね。
私のiPhoneの待ち受けで火星が1周するところまでは見届けられそうですが、木星からは無理ですね。
海王星なんて1年で2°程度しか進まないので動いたことに気付けないと思います。

 

さて毎日仕事を頑張っている人、またはさぼりまくって課題の提出期限が迫っている人は、

「1日24時間じゃ足りない!」

なんてよく言いますよね。
上の公転周期から考えると火星の1日は地球の1.88倍で45時間になるからいいじゃん!って思えてしまいますが、それは公転周期1年に対して約365回自転している地球でのお話。
火星の自転周期は24時間37分なので1日の長さは地球と大差ありません。

年の長さは公転周期で日の長さは自転周期ってことです。
では各惑星の自転周期はと言いますと、

  • 水星 :58日15時間30分
  • 金星 :-243日0時間26分
  • 地球 :0日23時間56分
  • 火星 :1日0時間37分
  • 木星 :0日9時間50分
  • 土星 :0日10時間14分
  • 天王星:-0日17時間14分
  • 海王星:0日16時間6分

となっています。

金星は自転軸が177°傾いている、つまり他の惑星と違って逆回転しているので太陽が西から昇って東に沈んでいます。
天王星は自転軸が98°傾いているので、横回転ではなく縦回転で自転しています。
北から太陽が昇って南に沈んでいきます。

金星の自転周期は(-)243日ですが、逆回転をしているので日の出から次の日の出までは約117日です。
なので金星では1年が2日しかありません、元旦と大晦日だけってことですね。
もしくは新年会の翌日が忘年会、それがエンドレス。
明日までに課題提出、と言っても117日あるので余裕でしょう。(それでもギリギリまでやらないと思います)

一方で海王星なんかは1公転する間に90211回も自転していることになります。
1年が90211日というのも大変です。
1年365日の地球の日めくりカレンダーの厚みが3cmだとすると、1年90211日の海王星の日めくりカレンダーの厚みは実に7.4mという厚みになります。

 

地球の公転周期と自転周期が絶妙で1周365日となったのは奇跡としか言いようがありません。
そして太陽からの距離もですが、地球から見て月と太陽が同じ大きさに見える位置関係とか、もう偶然では片付けられない何かを感じてしまいます。

そんな奇跡・偶然の組み合わせで古代バビロニア人が一円360°として365日24時間60分60秒と定めたことが今日にも受け継がれています。

どの惑星も同じように太陽を周っているように見えますが、周り方はそれぞれ異なるんだなぁと。
そんなことをiPhoneの待ち受け画面を見ながら考えてしまいました。

それでは皆さん、Have anice day !