【レビュー】レトロで可愛いOLIGHTのOlantern Classic Mini 、明るさは?バッテリーの持ちは?実際に使って試してみた

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皆さんこんにちは、シンです。

今回の記事はこのブログで初めての依頼案件です。
どうもありがとうございます。

ご依頼いただいた商品はOLIGHT社の「Olantern Classic Mini」、充電式のキャンプ用小型ランタンです。

www.youtube.com

www.olightstore.jp

 

 OLIGHTとは

OLIGHTは2007年中国深圳に設立した会社で、社名の通りフラッシュライト(懐中電灯)、ヘッドライト等の電灯製品をメインに製造しているブランドで、世界100ヶ国以上で販売されています。

私がこの企業を知ったのは数年前、Youtubeの自転車用ライトの比較動画で有名ブランドに混ざって紹介されていたときです。
コスパに優れた商品で明るさは申し分なしの評価がされていました。
(ただ当時はまだ知名度が低く購入には至りませんでした・・・)

 

Olantern Classic Mini が届いた

担当者とメールでやりとりして承諾した翌日に製品が届きました。
勢いのある企業はやはりスピードも早い!
そう思わざるを得ない早さでした。

こちらが外箱、とても質感の高い包装です。

箱の良し悪しで製品の性能が変わるわけではありませんが、手にした瞬間の心地良さはその商品に対する期待感を高め、所有欲を満たすものです。
購買行動につながるので箱の質感というのはとても重要だと私は思っています

Olantern Classic Mini はブラック、ヴィンテージコッパー、フォレストグリーンの3つのカラーが用意されていて、今回いただいたものはヴィンテージコッパーでした、って私がこの色がいい!ってお願いしたんですけどね(担当者さんありがとうございます)。

 

デザイン

早速中身を確認。
本体のほかマニュアルと充電用のUSB-Cケーブルが付属します。
デザインはドングリのような形状でレトロで可愛らしく、それでいてランプシェードは金属製なので高級感があります。

 

ヴィンテージコッパーのカラーリングはエイジング処理がされているのもいいですね。
このカラーは最近購入した白色のロッジ型テントときっと相性抜群なハズ!

 

明るさとバッテリーの持ち

外箱には最大光量300lm、最大連続利用60時間と書かれていますが、これはもちろんベストパフォーマンス時の値です。

Olantern Classic Mini は白色 High / Low モード、オレンジ色 High / Low モードがあり、実際には各色のHigh とLow の間は無段階調節ができるようになっています。
ランタントップのつまみを回すとまずはオレンジ色LEDが点灯し、そのまま回すと白色LEDに切り替わります。
その切り替えの際には振動で知らせてくれます。

では各モードの明るさとバッテリーの持ち具合はどれほどか?
こちらは文章で書くよりもマニュアルのイラストの方が分かりやすいのでそちらを載せます。

 

一応補足。
一番明るい300lmは白色Highモードの15〜18分間のみで、Highモードは実質186lm(62%)5時間プラス78lm(26%)4時間使用できるモードです。

白色Lowモードは130lmからスタートして9時間後に78lm(60%)、それから3時間使用できるモードです。

オレンジ色Highモードは100mからスタートして6時間後にに57lm(57%)、それから2時間使用できるモード、Lowモードは5lm(100%)のまま60時間使用できるモードです。

テストする前の印象として冬以外の1泊だけであればHighモード、冬の1泊または冬以外で2泊なら白色Lowモードかな?と思いました。

 

ではその明るさで果たしてキャンプは可能でしょうか?
自転車用ライトでは400〜500lmがスタンダード、800lmで明るいライトの印象です。
最近では1,000lmオーバーのライトも登場しています。
100〜200lmというとかなり暗く感じる部類です。

Olantern Classic Mini の実用的な明るさは上記スペックから100〜180lm程度と考えられるので少し不安を感じながらテストしてきました。

 

実際に使ってみた

使用したテントはLOGOSの「グランベーシック リバイバルコテージL-BB」、ルームテントは取り付けず全面シェルター状態で使用しました。

このロッジ型テントは前室部分の天井にランタンフックがありますが、1kg以上のものは使わないようにと説明書きがされています。
その点Olantern Classic Mini の重量は400gちょっとなので吊り下げても問題なし。
そうそう、Olantern Classic Mini はカラビナ風のフックが付いているので吊り下げ使用が可能です。

 

さらにランタン下部にはカメラの三脚とかを取り付けられるネジ穴があるので、足をつけた使用というのも可能です。
色々な使い方ができるというのもこのランタンの特徴です。

 

明るさの比較

白色Highモードは抜群の明るさ

テスト前の予想では暗いのではないか?と思っていました。

しかし実際に使ってみたところ十分な明るさが確保され、困ることは何もありませんでした。

まず白色Highモードの300lm、これなら間違いなく室内を明るく照らしてくれます。
でも15分しか持ちませんから、この明るさはあって無いようなものです。

 

そして使用開始して30分ほど経過した時の状態、おそらくHighモード2段階目の186lmの明るさです。

 

300lmから徐々に光量ダウンしているためか暗くなった自覚はないです。
この明るさでもなんら問題なく過ごせます。

 

白色Lowモードでも十分明るい

一旦白色Lowモードに切り替えてみます、この状態で明るさは130lm。
暗くなるのは分かりましたが思ったほどの出力ダウンは感じられませんでした。
これでも不自由なく過ごせる明るさが確保されています。

 

照明範囲が広い

注目すべきは天井の明るさです。
さすがに真上は暗いですがかなり広い範囲が照らされています。
ルーメン数も大事ですがどれくらいの範囲を照らせるのかも重要なポイントです。
しかしそれはなかなか数値では計り知れないところなので実際に使ってみないと分かりません。

Olantern Classic Mini の照射範囲はこの通りシェルター内を満遍なく照らしてくれるので合格です。
ただ、当然ですが低い位置で使えば暗いですから、できるだけ高い位置にセットしましょう。

 

オレンジ色モードはやや暗い

ちなみにオレンジ色Highモードにしました。
勝手に電球色の色合いをイメージしていましたがそれ以上に暖色で、トンネルの照明のような色でした。
ここまでオレンジ色の光だと肉が焼けたのかどうかといった判別ができないので、個人的にはあまり使用する機会がないかな?と。
電球色にしてくれたほうが私はいいと感じました。

明るさも活動するには不十分ですが、色合いからしてそういうシーンでの使用を想定していないでしょうね。
食事も終わって寛ぎモードの時のライト、ってところでしょう。

 

白色Highモード使用6時間後でもまだ明るい

さて白色Highモードに戻して3段階目の78lmになるのを待ちます。
使い始めて6時間経過したので78lmになったと思われますが、130lmの時とほとんど違いを感じられません。
この時点ではまだ78lmではなかったのかもしれませんね。

 

白色Highモード使用9時間後でもまだいける

白色Highモードで使い始めて9時間30分が経過。
ずっと点灯しっ放しでは周りに迷惑なので車内で点灯させたままにしておき、撮影の時だけテントにセットするようにしていました。

マニュアルに書かれた使用時間を超えてもまだ点灯しています。
この明るさが78lmでしょうか?
これはさすがに暗いですが、それでも行動できないことはありません。

 

実際のバッテリーの持ちは?

そして朝6時、白色Highモードで使い続けて12時間経過後も点灯していて、8時頃にようやく消えました。
結局13〜14時間ほど点灯していたことになります。

白色Lowモードで使い続けたら更に使えると思いますので、白色Lowモードならば2泊は余裕でしょう。

 

まとめ

Olantern Classic Mini を一晩使ってみた感想をまとめます。

 

明るさ

  • シェルター内の使用では白色のHighモード、Lowモードとも十分な明るさであった
  • オレンジ色ライトは電球色より暖色で、Highモードでもやや暗い
  • どちらの色でも照射範囲は広く、全体的に明るく照らしてくれる

 

バッテリーの持ち

  • 白色Highモードで6時間使用後も十分な明るさを保っていた、9時間経過後は明らかに暗くなったが活動できないほどではなかった
  • 白色Lowモードでも十分な明るさがあり、満充電で持っていけば2晩は使用できるだろう

 

このサイズのランタンとしては高価格帯ではありますが、納得できる材質、品質であり、またデザインも優れているので、「可愛いランタンが欲しい」、「可愛いだけでなくちゃんと使えるランタンが欲しい」という人にはどストライクな商品だと思います。

以上、OLIGHTのOlantern Classic Mini の使用レビューでした。

それでは皆さん、Have a nice day !